満願展望台490台地(490.2m)

 ポイント
 2000年に八雲高校が八雲ワンダーフォーゲル協力を得て開通した、雄鉾岳の展望台的存在(現在、登山道は少し荒れているようだ)
八雲高校山岳部コース
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=

 :アクセス
 八雲町から熊石町に抜ける国道277号線を走り、雲石峠手前の八雲温泉を目指すと「おぼこ荘小牧荘」の看板が見えてきた。標識に導かれ左に曲がる。小牧荘(休館中)を過ぎて、橋を渡り、おぼこ荘を左に見て、林道に入る。雄鉾岳の登山口手前に登山口がある。
 国土地理院地図 Google Map
国道277号線にある看板
 5月25日<2002(H14)年 登り 下り>
 雄鉾岳を途中撤退して、意気消沈し帰ろうと思ったが、登山口に満願展望台の看板を見付ける。1時間位で登れると書いてあったので、昼食場所を求めて登って見ることにする。
 登山道はいきなり階段の急登だったが、一汗かくと汗拭き平の標識が立っていた。ツルシキミの花を見ながら奥へと登って行く。
登山口の看板 いきなり急登 汗拭き平 ツルシキミ
 水呑平の次につるはし平が現れる。つるはし平は、良く見ると少し掘ったような妙なところだった。刈り分け道もあるが、テープで通せん坊をしていた。頂上近くなると、ようやく平になる。ギンランやシラネアオイを見ながら登って行くと、木立越しに雄鉾岳が望まれるようになる。
水呑平 ギンラン シラネアオイ 雄鉾岳を望む
 雄鉾岳を木立越しに見ながら、頂上らしき所に辿り着くが、残念ながら山頂標識はなかった。それもそのはず、490台地だった(後で分かったこと)。1時間弱で490m台地に着くと、まだ白い残雪を残している雄鉾岳が真正面に見えた。この奥にも、刈り分け道が2本下りていた。下りて行く元気がないのと、何所へ繋がっているのか不明だったので、409m台地で止めた。山美湖にでも繋がっていたら、一周できるのだがと思う。坂口さんは、山頂へは真っ直ぐ、山美湖へは左の転げ落ちるような道を下るとHPに記している。
 ようやく昼食にありつき。食べ終わるとまた、雨が強くなったので、慌てて下りる。
雄鉾岳を 奥へ延びる踏み跡 雄鉾岳を 490m台地
オオサクラソウ(大×) エンレイソウ(大×)
 帰りは、オオサクラソウやエンレイソウを見ながら下って行く。登山口の無事下りてほっとする。
 おぼこ山の家
奥に 吊り橋 おぼこ山の家
 登山口の奥の方を見ると、吊り橋の架かった「おぼこ山の家」が見えるので、吊り橋を渡って行ってみる。
 おぼこ山の家の玄関先に、昔風のポストがあり山荘と言うよりは学校風だった。奥には祠もある。

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 二人の山行記録 (遊びの時間を含む)
 2002(H14)年5月25日(土) 小雨 八雲WVコース 登り47 下り38
 12:24満願台登山口→12:34汗拭き平→12:44水呑平→12:45つるはし平→13:11満願台490台地13:42→14:02つるはし平→14:09汗拭き平→14:20登山口