旧芝離宮

 ポイン
 浜松町は羽田空港の中継点の一つに過ぎなかったが、旧芝離宮は都会の中の貴重なオアシスだ。

 アクセス
 JR浜松町の東側にある。 周辺地図
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 正門の前には案内板「国指定名勝旧芝離宮恩賜庭園」と、「舊芝離宮跡阯」の石柱が立っている。正門から中に入ると入園料150円だった。園内に入ると昼食をしているサラリーマンも多いが、タバコのマナーも悪い。園内には案内板と由緒書があるが、さっぱり頭に入らないので、セルフガイドシートを手に入れるが、字が小さく、眼鏡を忘れたので見るのに四苦八苦する。
案内板 正門 案内板 由来書
 なんとなく明るそうな開けた方向へと半時計回りに辿っていた。洋館跡には石造りの一部が展示されていた。次に、雪見灯篭を見ながら歩くと、景色の良いところがあり記念写真を撮す。
洋館跡(大×) 洋館の一部 雪見灯篭 記念写真(大×)
 ここからは、浮島や中島がまだ島とは認識できないが、橋らしいものが見える。バックには高層ビルも見え、都会の真中である認識を押し付けられるようだ。
           ←大
中島方向
 ようやく、浮島が対岸から離れて池の中に見えてくる。大山の麓には「園内を一望できる景勝地」の看板が立っていたので、登って見る。なるほど、山頂からは園内が一望できた。次に、裏山へ登って見るが、展望は無い。奥の芝公園では子供達が遊んでいた。
浮島 大山 大山の展望 裏山
 池を回り門で南側に行くと、岩のゴツゴツした根府川山(ねぶがわやま)が見えて来たので、山頂に登って見る。次に、一寸引き返す格好だが、砲台跡を探しに行くが、それらしいものが無いので、境界石が寝転んでいる所を砲台跡だろうとした。引き返し、道を辿って行くと唐津山と九尺台が見えてくる。
根府川山 砲台跡 唐津山と九尺台
 九尺台(九盈台:きゅうえいだい)の看板には明治天皇が明治八年に御幸されたときに上がり、漁を見たと書かれている。次に、大島に渡って見る。引き返して、今度は中島に渡る。中島の看板には蓬莱山を模した石組みだと書かれている。渡りきると、大山の前にあった4本の石柱に到着する。
九尺台 大島 中島 石柱
 大山の山腹に枯滝の看板があり岩の間を通って見る。目の前には砂浜が広がっていた。引き返して西湖堤を改めて渡る。九尺台の奥には手水鉢(ちょうずばち)を発見する。
枯滝石組 砂浜 西湖堤 手水鉢
 水辺にはカキツバタが咲いていた。海水取入口跡を見て、大灯篭を横目で見ながら、小池に到着して一周してしまう。
カキツバタ 海水取入口跡 大灯篭 小池
 最後に、池を一望して帰る。
                     ←大

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 二人の散歩路記録
 2010.5.18