窟太郎山(534.0m) |
ポイント 標高の割には林道が長く、入り組んでいるが直進すると、外輪山直下1km程の位置に延びているメップ越林道に突き当たる。山頂直下は伐採線で、急な斜面で、頂上は木が大きくて展望は悪い。 |
敷生サケマス孵化場ルート |
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アクセス 室蘭国道(36号線)を南下し、白老の敷生川に架かる竹浦橋を渡り、JOMOから右に曲がる。次も右に曲がり、メップ川沿いの道を走る。窟太郎山が正面に見えるようになると、サケマス孵化場の看板が左に見える。この右側に砂利道の竹浦孵化場線がある。この道を高速道路の下をくぐり、サケマス孵化場へ行く。孵化場の手前にあるメップ川支流に架かる橋の袂、左手前の林道が登山口となる。 |
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国土地理院地図 周辺地図 |
3月15日<2003(H15)年 往復スキー 登り2:52 下り1:32> 北の山游詩:丸い春 |
孵化場の手前に橋があり、メップ川支流沿いの林道を進む。林道を進むと、砂防ダム1が現れる。このダムを越えるかブッシュのある林道を真っ直ぐ行くか迷うが、ダムの上を横断しながら進む。その後は、林道が何度か分岐するが、何時も直進する。 |
メップ川支流沿いの林道 | 砂防ダム1(横断) | 分岐(直進) | 山が見え隠れ |
林道が大きく右にカーブするところも、直進すると砂防ダム2が現れる。気温が高くなるに従い、シールに雪が付き、スキーが重く歩き難い。何度も止まってはシールに付いた雪を落とすが、また、直ぐ付着する。更に、登って行くと、背後にホロホロ山が見えてくる。その林道も「メップ越林道」に突き当たる。このT分岐を左に辿ると、道の真ん中に木が刺さっていた。ここからも登れそうなのだが、神原さんにe-mailで送って頂いた地図の取り付きと違う。目当ての尾根だと思うが、地図どおりに下ると砂防ダム3現れる。 |
直進(右にカーブ) | 砂防ダム2 | メップ越林道T分岐(左) | 砂防ダム3(右) |
このダムの右に更に林道が伸びていて、それを辿り尾根に戻ると尾根に伐採線が伸びていた。入口の木には手拭がくくり付けられている。急登に加え、シールに雪が付くので何度も休んでは登る。木にはテープが巻かれたり、ぶら下っているので安心だが登って行くと、地図にも載っている大崩や岩が現れる。この登りは結構な藪だった。 どうにか登りきると、真っ白な倶多楽湖が現れた。時折、日が差し真っ白で丸い湖面の上が日光の模様が浮かんでいた。 |
伐採線で尾根へ | 大崩 | 岩が現れる | 真っ白な倶多楽湖 |
倶多楽湖の湖面をぼんやり見ながら昼食をする。湖の対岸には鷲別岳、来馬岳、オロフレ山が白くぼんやり見える。外輪山の延長線にはオロフレ山、海側には幌別ダムが見えるが、海が近い割には霞んでいた。 |
木立越しの倶多楽湖 |
ノンアルコールのビールを雪に刺し、家で留守番をしながら心配している愛棒に電話する。昼食を終えて、カムイヌプリ、来馬岳を見て山頂を後にする。 下りで悪戦苦闘していると、ご婦人が登ってきた。格好はどうも「私の歩いた日高山脈」の神原さんそっくりだった。近づいてあいさつをすると、紛れも無く神原さんだった。地図のお礼を言い、山の立ち話をする。神原さんは立派な山スキーだった。 分かれてからも下るが、まともに滑ることができず、横になりながら下りた。たまに滑ると、笹に負けて転んだり山との格闘だった。林道に着いてから、シールを外してからは、快調に滑り下りる。 |
山頂(大×) | カムイヌプリ | 来馬岳 | 神原さんが登って来た |
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山行記録 2003(H15)年3月15日(土) 曇り晴れ 往復スキー 登り2:52 下り1:32 8:05孵化場手前→8:22砂防ダム1→8:56砂防ダム2→9:26メップ越林道(T分岐)→9:53砂防ダム3→9:59伐採線入口→10:57頂上11:25→12:45砂防ダム2→12:57孵化場手前 |