黒竹山(731m 三角点709.9m)

 ポイント
 貫気別山の展望台的な山だ。登っている最中に洞爺湖、本貫気別山、ニセコ連峰、羊蹄山、昆布岳が見える。山頂近くになると竹山が見える。貫気別山の866m峰には営農飲雑用水施設の川を渡る手前から取り付けそうだ。
黒田ルート

 アクセス
 中山峠から国道230号線(中山国道)を留寿都に向けて走る。留寿都市街に入り3つ目の信号を左折し、道道560号線(一般道道仲洞爺留寿都線)に入り、向丘、黒田と進む。黒田に入り左折し、廃校の前を通って除雪最終地点に「営農飲雑用水」の施設があり、その前に停める。
 国土地理院地図 GPSトラックは「2005.4.2」の地図帖へ 周辺地図
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 4月2日<2005(H17)年 往復スキー3.809km 登り1:09 下り31>
 スタート地点から山頂は僅かに見える程度で、貫気別川の支流を挟んで866m峰を見ながら登る。後を振り向けば平野の向うに昆布岳が独特の鉤鼻のような形で見えていた。左には羊蹄山が雲はかかってはいるが866m峰の尾根の向うに見えていた。
スタート地点から山頂を 866m峰を見ながら登る 昆布岳が 羊蹄山が
 密生したカラマツの植林地を避けて、尾根のやや左側気味に866m峰を見ながら登って行く。山頂直下には、一段と展望が開け少し霞んではいるがニセコ連峰が見えた。866m峰や竹山が一段と近づきだし、貫気別山の頭が覗き出すと山頂だった。
866m峰を見ながら登る ニセコ連峰が 866m峰が近づく 頂上に上がる
 頂上に上がると尾根に雪庇を付けた貫気別山が屏風のように展開していた。頂上で食事の準備をしていると866m峰に数人が上がってきた。声も聞こえてきたので、ヤッホーと叫んでみたが反応は無い。食事をしながら、貫気別山へ行くのかと思って見ていたが、行かずに帰ってしまったようだ。帰った後を良く見ると、雪庇が人の重みで崩れたのか小規模な雪崩が起きていた。
                     ←大
866m峰                      貫気別山           799m峰
 今度は竹山に登ろうと、竹山に別れを告げて下山する。また、本貫気別山の奥に洞爺湖が見えていた。展望の良い場所から一転して、雪庇の付いた痩せ尾根をへっぴり腰で蟹歩きで下る。それを過ぎるとなだらかなスロープになるが、木が意外と邪魔して思うように滑ることはできなかった。
竹山を 洞爺湖と本貫気別 雪庇の付いた痩せ尾根 なだらかなスロープを

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 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2005(H17)年4月2日 晴れ 往復スキー3.809km 登り1:09 下り31
 9:56水道施設→11:05頂上11:54→12:25水道施設