昆布岳(1045.1m) |
ポイント 頂上からの展望は最高に良く、登山道の状態も申し分がないが、山頂はちょっと狭め。 |
アクセス 札幌から国道230号線で来ると、留寿都を過ぎて、貫気別(ぬきべつ)橋の手前三ノ原を右(230号線)に曲がり、直ぐ左(777号線)に曲がる。「大和」に来たら、右に曲がり、「実和」に行く(97号線から914号線)。実和に着いたらT字路を左に曲がる。次に右側の見えないところ(豊浦方面からは見やすい)に昆布岳の道標がある。そこのT字路を右に曲がる(新富方向914号線)。しばらく、行くとカーブの所に民家があり、見えない左側に駐車場がある。土日祝日はすぐ満杯になる。 昆布からも全線舗装の道道32号線を通り新富経由で辿り着ける。 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帳「2005.9.19」へ 周辺地図 |
5月27日<2000(H12)年 登り2:24 下り2:10> |
駐車場の反対側にある民家の横に登山口がある。登山道はカラマツ林の中に延びていた。途中で広い林道が横切るが、真っ直ぐ登って行く。 |
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登山道は広い道なので伸び伸びとして登って行く。振り返ると洞爺湖や海がみえていた。1時間位登ったところに、めがね岩と呼ばれる孔の開いた岩があった。岩の周囲は、綺麗に整備されていた。 一度下がって、コブを登ると、また、ちょっと下がる。後は登るだけです。頂上近くになると景色が良くなって来る。 |
頂上へ着くとさらに景色が良くなり、360°ぐるっと見え、山座同定には絶好の場所だった真っ白なニセコの山々が空中に浮かんでいるように見えた。左から、雷電山、目国内岳、シャクナゲ岳、チセヌプリ、イワオヌプリ、アンヌプリなどを見渡す。 |
雷電 目国内 チセ イワオ アンヌプリ |
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噴火湾に浮かぶ、駒ヶ岳が楽しみだったが、手前の幌扶欺山と丸山が見えるだけだった。 山頂の奥に長万部岳と思われる山影が見えていた。人気のある山なので、狭い山頂で譲り合って座っていたので、われわれは山頂の奥に陣取る。 |
9月19日<2005(H17)年 登り2:30 下り2:10> |
土日や祝祭日は混み合うので、早めに来たつもりだったが、駐車場に到着すると既に1台停まっていた。綺麗なトイレを借り、準備を終え出発する時には、もう5台が到着していた。隣の車の中では、まだご夫婦が食事中だったので、一番乗りとなる。駐車場から舗装道路を横切って農家の庭先にある看板から奥に入る。登山口には登山届ポストがあり、その中に立派なパンフレットがあったので1部頂く。カラマツ林ではキノコ採りをしている人がいた。カラマツ林を過ぎ、少し辿ると一合目になる。 |
駐車場 | 農家の庭先から | 登山口 | 一合目 |
一合目の標識には山頂まで5.2kmと表示されている。二合目、三合目と展望の無い林の中を登って行く。合目間の距離は600mのようだ。 |
一合目標識 | 二合目 | 二合目標識 | 三合目 |
三合目と四合目の間で広い林道が横切るが、登山道は真っ直ぐ進む。登山道は広い道なので大手を振って歩くことができるが、朝露に濡れた粘土質の道は滑りやすく気を使う。「以前来たときには、後ろに洞爺湖や海が見えた」のだが今日は曇って見えない。 |
三合目標識 | 林道が交差 | 四合目 | 四合目標識 |
四合目を過ぎるとまた林道が交差しだすが、標識がしっかり付いているので安心だ。697mのコブあたりにある五合目を過ぎると、メガネ岩と呼ばれる孔の開いた岩がある。ここも良く整備されこの山のチャームポイントでもあるので足を止めざるを得ない。 |
昆布岳→ | 五合目 | 五合目標識 | めがね岩 |
メガネ岩の孔には小路が付いているので、中に入って見た。岩からはポタポタと水滴が絶えず垂れていた。めがね岩からは少し下りになり、六合目が現れる。 |
めがね岩 | めがね岩の中に | 六合目 | 六合目標識 |
七合目を過ぎると、812mのコブもありアップダウンを繰り返しながら辿ると八合目になる。 |
七合目 | 七合目標識 | コブから下る | 八合目 |
時折、えぼし944m(西昆布岳804.1mの北)が顔を出す以外は展望もなく、背の高い笹が両側を覆う道を進む。ようやく山頂を望めるようになると九合目は近い。九合目から見る山頂は、結構遠くに見え、本当に九合目かと疑いたくなる。 |
えぼし944mを望む | 山頂を望む | 九合目 | 九合目標識 |
九合目からまた下りだすので、山頂が見えなくなる。再び上りになり、小さな岩尾根を乗越し、反対側へ登山道が変わる。頂上が間近に見えだし、最後の登りになる。ロープが張られているところもある。ようやく山頂に着くと山頂の上だけが青空だった。前に来たときには頂上の奥で昼食をしたので、その場所へ行くと、ティシュに覆われたウンチが一盛ありがっかりする。仕方が無く、山頂標識の傍に陣取ることにした。 |
九合目から下る | 岩尾根を乗越す | 山頂が間近かに | 山頂標識の真似? |
以前着たときには山頂からはニセコ連峰や羊蹄山が望むことが出来たが、今日は西昆布岳がようやく見える程度たった。目を凝らしてみると、羊蹄山の裾野、洞爺湖の湖面が見え隠れしていた。 二組のご夫婦が上がってくるのを見ながら天候の回復を待ったが、依然として雲が無くなる気配はない。二組のご夫婦が到着したので、山頂を明け渡すべく下山を開始する。早速、ロープを伝って下る。 |
西昆布岳とえぼし | 山頂を後に | ロープを頼りに |
途中でえぼしが朝よりも良く見えた。広い登山道を下って行き、晴れている山頂を振り返る。後で分かったことだが、下山の途中にHYML仲間の2パーティーに会い、お互いにあいさつを交した。象の様なメガネ岩に寄り、また、中へ入ってみる。 |
えぼし944mを望む | 広い登山道を | 山頂を | めがね岩を後に |
二、三合目の滑り易い粘土質の道も、下山時には乾いてはいたが、依然滑り易いところが残っていた。カラマツ林の所では、キノコがあるかもしれないと、林に入りキノコ採りの跡を探すが全然無かった。 |
9月19日<1996(H8)年 登り2:10 下り1:55> |
登山口の農家の庭先をかすめて登って行くと、カラマツ林になり真っ直ぐ登って行く。時折、振り返ると海や洞爺湖が見えていた。5合目の標識まで1時間位かかった。 |
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その奥に、不思議な形のめがね岩が現れる。周囲は手入れがされていた。 アップダウンを繰り返しながら登って行くと、7合目、9合目の標識がある。 山頂にたどり着くと、変わった形の山頂標識があり、早速記念写真を撮す。羊蹄山も見えていたので、羊蹄山とも記念写真を撮す。 |
山頂からは大パノラマが広がっていて、ニセコの山々、羊蹄山、尻別岳、貫気別山、噴火湾が一望出来た。 |
ニセコの山々 | 羊蹄山 | 尻別岳・貫気別山 | 噴火湾 |
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二人の山行記録(遊びの時間含む) 2005(H17)年9月19日(月) 曇り 往復11.618km 登り2:29 下り2:08 7:32登山口5.7km→7:44一合目5.2km→7:58二合目4.6km→8:10三合目4.0km→8:29四合目3.4km→8:44五合目2.8km→8:58六合目2.2km→9:09七合目1.6km→9:23八合目1.0km→9:40九合目0.5km→10:01頂上10:34→10:50九合目→11:03八合目→11:15七合目→11:24六合目→11:38五合目→11:48四合目→12:02三合目→12:27一合目→12:42登山口 2000(H12)年5月27日(土) 花曇り 登り2:24 下り2:10 8:50登山口5.7km→9:01一合目5.2km→9:13二合目4.6km→三合目4.0km→9:39四合目3.4km→9:54五合目2.8km→10:06六合目2.2km→10:31八合目1.0km→10:50九合目0.5km→11:14頂上12:10→登山口14:20 1996(H8)年9月26日(日) 晴れ 登り2:10 下り1:55 |