加瀬山(32.53m) |
ポイント 古墳の上に公園、動物園、神社仏閣がある市民の憩いの場になっている。 |
アクセス 近くのスーパーサミットに車を置いて南加瀬の商店街を歩き、夢見ケ崎公園の南口を目指す。 国土地理院地図 GPSトラックは「山の地図帳2008.5.22」へ 周辺地図 |
南口〜北口コース(H20.5.22 縦走48分) |
貝塚を探して、動物園の方に上がったり、下がったりしたが見付からず、居合わせた地元の人に聞いたら、知らないと言われる。どうやら、貝塚は駐車場になってしまったのだろうと思い直し、駐車場の一角にある階段を駆け上って行く。上には慰霊碑があり、慰霊碑に嵌め込まれたプレートを見ると、明治以来の戦没者の鎮魂と平和を願う内容だった。傍に、古墳群の解説板も建っていた。確認された古墳の数は11基に上っていて、一番大きいのは「白山古墳」のようだ。最後に、夢見ケ崎の地名の起こり(太田道灌が夢を見て築城を諦めた)の面白い話も載っていた。 |
貝塚跡の駐車場 | 駐車場の一角に | 慰霊碑 | 古墳群の解説 |
古墳群の位置図もあったので見ると、「白山古墳」はすでに無くなっていた。古墳に番号もついているが、道標は無く、2号古墳の位置は慰霊碑のある位置のようだ。9号古墳には階段があり登って行くと、「三角点:夢見ケ崎」があり、祠も鎮座しているところを見ると、ここが山頂のようだ。 |
古墳群の位置図 | 太田道灌碑:9号古墳 | 三角点:夢見ケ崎 | 祠 |
公園には「タカラモノマップ」や「白山古墳と加瀬台7号古墳」の案内板がある。案内板に見入っていると、時間の流れが遅くなるようで、古墳時代に引き込まれそうになる。公園では園児が遊び喚声を上げている。その公園の一角を円を描くように古墳のいろは道標が立っている。この道標は前方後円墳の輪郭をなぞっているようだ。 |
タカラモノマップ | 白山・加瀬台7号古墳 | 公園 | 古墳の道標 |
公園の中央にある展望台に上がって見るが、園内を見通せるが園外はビルの一部が見えるだけだった。 |
展望台からカイズカイブキのトンネルと広場 |
了源寺の前には赤穂浪士に縁のある五兵衛の墓が立っている。了源寺は4号古墳があった場所のようだ。少し戻って見ると、見慣れない花が咲いていて、カイズカイブキのトンネルがあったので、入って見る。 |
五兵衛の墓 | 了源寺 | ?花 | カイズカイブキのトンネル |
今度は動物園の中を通って行く。動物は結構飼育されていて、南米の「間コール」「フラミンゴ」「ペンギン」「陸亀」と見て回ると、「熊野神社」が現れる。 |
マコール | フラミンゴ | ペンギン | 熊野神社 |
シマウマを見ると「天照皇大神」の裏に着く。裏から入って行くと祠があり、「稲荷社」「三峯神社」「石神社」「弁財天社」の祠が並んでいる。ちょっと離れた最後の祠は浅間社の祠だった。全部、神道関係だったと改めて思う。階段を下りて行くと「天照皇大神」の正門に出る。 |
シマウマ | 祠 | 浅間社の祠 | 天照皇大神 |
改めて、西口の階段を上り直し「天照皇大神」が建っている7号古墳を実感する。戻って、「富士見デッキ」に着くが、生憎の天気で遠望が利かない。晴れていれば、国鉄官舎の廃屋越しに、「富士山」「大山」「蛭ケ岳」、「雲取山」「三宝山」が望めるという。帰りは、国鉄の官舎だった廃屋を見ながら北口に下る。北口は「白山古墳」や「第六天古墳」跡のようだが面影は全く無い。 |
階段を上り直す | 富士山方向 | 雲取山方向 | 北口 |
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二人の山行記録(遊びの時間含む) 2008(H20)年5月22日(木) 晴れ 11:30南口→11:43慰霊碑→11:45三角点→11:51展望台→11:54了源寺→12:03熊野神社→12:06天照皇大神→12:12富士見デッキ→12:18北口 |