石倉山(500.8m)・善八沢(三角点:260.3m)周遊

 ポイント
 張碓川支流の沢を一周する。
張碓ルート

 アクセス
 国道五号線の張碓にあるU字カーブ付け根を山の方へ進み、真っ直ぐ旧国道に入って行く。更に、旧国道のU字カーブ付け根から山の方(旧軍事道路)へ進み、張碓川に架かる橋の袂に駐車スペースを見つける。
  国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帖「2009.4.9」へ 周辺地図
 4月9日<2009(H21)年 往復ツボ足+スノーシュー7.262km 登り1:33 善八沢経由下り1:31>
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 今日は、善八沢から登ろうと張碓川左岸に延びる旧軍事道路を辿って行くが、入口らしきところには錆び付いた「立入禁止」の看板が立っている。仕方が無く、戻って、右股川沿いの旧軍事道路に入る。右股川沿いの道の曲がり角に林道が延びていたので、この林道を辿ってみることにする。新道は白樺の中に延びていて、辿って行くと林道にぶつかる。右は尾根へ、左は沢沿いに行きそうなので、左に進路を取る。辿る角度が変わったら、行く手に隣りの吹上が見えて来た。
張碓川左岸沿い 右股川沿い 白樺の中を 吹上が
 やがて、林道は雪解けで川の様になり、スノーシューズを脱ぐのが面倒なので、沢を上がることにしたが、沢沿いも岩場なので、雪が途切れる。仕方が無く、一旦、スノーシューズを脱ぎ川の様な林道を渡る。再び、川沿いの林道を辿るが、取り付こうとした尾根は岩場だったので、回り込みなんとか尾根に上がる。急登をなんとかクリアすると平らなカラマツ林になり、東から上がってくる林道に出る。暫く、歩き易い林道を辿り、最後に林道から離れて山頂を目指す。
林道が川の様に 岩場になる 尾根に上がる 山頂直下
 山頂は南方向が開け「手稲山」「和宇尻山」「春香山」が間近に、その後に、真っ白な「白井岳」、「吹上」の肩越しに「朝里岳」が見え隠れしている。
                     ←大
手稲山    和宇尻山 春香山     白井岳        朝里岳 吹上
 朝里岳、手稲山、白井岳を見回し、送電線下のコルへ下る。コルへは石狩湾が見えるかと少し東側に寄りながら辿るが、コルに下るまで石狩湾はすっきり望めなかった。
朝里岳 手稲山 白井岳 石狩湾
 西側に寄ると小樽港が一切れ望める。コルから「吹上」の急斜面をトラバース気味に地図にある破線の道を探しながら辿る。地図の林道は破線よりも上にあった。一息入れながら「石倉山」を見ると、青い海の向こうには真っ白な増毛の山々が見えていた。
小樽港(↑大) 藪の中の石狩湾 急斜面 石倉山
 石倉山の山腹からは「恵比須島」「石倉山」や真っ白な増毛の山々が望まれる。ネコヤナギの芽も真っ青な空に映えていた。再び、送電線下に辿り着くと、送電線が邪魔だが、登った時に苦労した岩場の全容が見えていた。林道を奥まで行かないでよかったと思った。
恵比須島を 石倉山と増毛 ネコヤナギ 沢沿いの岩場
 送電線下からは石倉山越しに真っ白な増毛の山々や樺戸の山塊が水平線に浮いて見えた。青い石狩湾が見えその手前に「張碓大橋」が見えていた。
                     ←大
石倉山  増毛の山々       樺戸山塊     石狩湾 張碓大橋
 送電線の延長線上には「善八沢」が小山のように見えていた。再び、下って「善八沢」に登って行くと、三角点が雪の上に頭を出していた。三角点の周囲は自然石で確りガードされていた。「善八沢」は石山で岩がごろごろしているので、雪を繋いでスノーシューズを傷付けないように下って行く。
善八沢 善八沢の山頂 三角点 善八沢を後に
 「善八沢」からは送電線下の作業道を下って行くが、雪が腐ってきていて下り難い。ようやく、林道に辿り着き、砂利道を下って行く。

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 山行記録
 2009(H21)年4月9日(木)
 張碓コース 晴れ 往復ツボ足+スノーシュー7.262km 登り1:33 下り1:31
 7:39駐車場所7:42善八沢の入口を探す7:49→7:53分岐(直進)→8:10SS履く→8:12林道分岐(左)→8:33尾根に上がる→8:53林道に合流→9:12頂上9:16→9:24送電線下→9:40林道に出る→9:52P494→10:15送電線下→10:26善八沢→10:38林道に出る→10:47駐車場所