鹿踊場katouba(三角点455.7m)
=写真をクリックすると大きなサイズになります=

 ポイント
 公共駐車場、林道、尾根に上がると尾根通しになり手軽なコースだと思う。尾根を辿れば、吹上や第二吹上のルートにも使えそうだ。
 鹿踊場のピーク手前の痩せ尾根からの展望が良い。鹿踊場は三角点名の中では綺麗な名前だと思う。
駐車場より鹿踊場
朝里川温泉コース

 アクセス
 国道5号線から朝里川温泉通(道道1号線:定山渓レークライン)に入り、朝里川温泉に向かって走ると、朝里川の架かる橋の袂の右側に駐車場がある。
 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帖「2010.1.27」へ 周辺地図
 1月27日<2010(H22)年 ラッセル20cm 往復スノーシュー5.599km 登り2:20 下り58>
 駐車場から朝里川に架かる橋を渡りながら、上流の崖を見上げると、犬の顔をした岩が見え、川には板かまぼこのように雪が積もっていた。道の反対側に渡り、林道を目指す。林道の入り口には開放されたゲートがあり、その傍に、「集いの森管理ヒュッテ 森の心どろ亀さん(発祥の地)」の大きな看板が立っている。ヒュッテには泥亀塾の看板が架かっていた。ヒュッテは除雪されていないところを見ると活動時期は積雪期では無いようだ。
犬の顔に 朝里川 開放されたゲート 泥亀塾
 林道の奥へ行くと、道の両脇に建設資材や重機、ダンプが置かれている。この道を奥に辿って行くと、除雪の最終地点になる。ブルで押された雪の山の前でスノーシューズを履き林道に上がる。林道は僅かにスノーモビルの跡が見られる。林道は九十九折になっているので、景色が刻々と変わる。行く手に鹿踊場が現れても来る。林道を辿っていると、青空も見え出し天気の回復かと期待するが一時だった。
建設資材・重機置場 林道を 行く手に鹿踊場が 一時の青空
 道端には禁煙の看板が架かっているところを見ると、夏には泥亀塾の人達が歩いているのだろうか。道は峠になり、ここから尾根へと登って行く。木の幹が裸になった鹿の食害が見られる。さすがに鹿踊場だと思う。尾根に近づくと急登になり、登り易い所を探してジグを切る。登っている最中に、鹿踊場の下に採石した跡が白く見える。鹿踊場に着いたら、採石跡が幾何学模様に綺麗に見えるのではと期待が高まる。
禁煙の看板 鹿の食害 鹿踊場が
 尾根に上がると鹿踊場が木立越しに見えていた。鹿踊場は地図ではただの痩せ尾根だが、目の前で見たら結構な山に見える。愛棒は見上げて急だと言うので、縦方向から見ているからだと説明する。一度、少し下り再び登りだすと、420mの痩せ尾根に上がる直前に急登になる。上がり切ると、雪庇がお出迎えしてくれる。雪庇の間から朝里天狗岳が見える。雪庇の上に上がると上二股峰山、毛無山、朝里のスキー場が見えて来る。
鹿踊場 急登 雪庇がお出迎え 上二股峰・毛無
 角度を変えると、小樽天狗山やオタモイが見えるが、赤岩山は木立に邪魔されて見えない。痩せ尾根には雪庇が付いているが雪庇の張り出した方は崖ではないので安心して辿る。途中で、天狗岳方向が開けおたるない湖、朝里ダム、朝里大橋がすっきり見える。
天狗山 オタモイ 雪庇の奥に おたるない湖
 雪庇を振り返ると、愛棒の姿がまだ見えない。途中で、娘から電話が来たので、長電話でもしているのだろう。木立に赤い王子の標識が見えるところを見ると、王子製紙の森なのだろう。目の前には三角点の目印と思われるピンクのテークが雪に埋まりかけていた。どうやら、夏にもここまで上がって着ているようだ。
 ピークに上がると丁度、昼食時間だったので、場所を設営する。終わりかけた時に、愛棒が上がって来た。早速、麦芽風味の炭酸飲料を雪に刺し、おにぎりを頬張る。目の前に、おたるない湖を見ながら昼食する昼食が終わりかけたら、吹雪いて来て、見る見る間におたるない湖が霞んで来る。早々に昼食を切り上げ、下山する。
雪庇を振り返る 王子の看板(大×) 三角点 吹雪に
 帰りがけに、下のダム建設時の採石場跡を覗くが見えない。
朝里ダムコース(未踏)

山行記録冬山1へ   次石切山へ   アソビホロケール山へ


 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2010(H22)年1月27日(水) 曇り ラッセル20cm 往復スノーシュー5.599km 登り2:20 下り58
 9:29駐車場→9:42林道入り口(SSを履く)→10:24峠(尾根へ)→10:55尾根→11:49頂上12:10→12:26尾根から下る→12:34峠(林道に出る)→12:57林道入り口→13:08駐車場