豊栄山houeizan(562m)
時期 8/9 10/30 11/12 11/20

 ポイント
 登山ルートが一般開放され、駐車場も広いので、安心して登ることができる。低山なのにゲレンデやリフトの山頂駅からの展望は最高だ。コアハウスで登山届を出す。山頂のバイオトイレは使用禁止になっていた。
藤野野外スポーツ交流施設コース

 アクセス
 石山通(国道230号線)沿いに「札幌市藤野野外スポーツ交流施設」「Fu's」「藤野リュージュ競技場」の看板がある。
 国土地理院地図  周辺地図
=写真をクリックすると大きなサイズになります=
 8月9日<2020(R2)年 往復3.298km 単独 登り53分 下り21分>
 愛棒に、コアハウスで登山届を出してもらい、駐車場からリュージュコースを辿る。競技場の入口には小屋と看板があった。傍にはリュージュが置かれていて、競技場の雰囲気を醸し出していた。
駐車場 リュージュ施設へ 競技場入口 リュージュ
 道は、いきなり藪になるり無くなるが、リュージュコース内に入れた。しばらくコースの中を辿って行くと、コース内も藪になる。仕方がなく、道路に出てスタート地点に向かうと、建物があらわれるが、道は藪に消えてしまう。
リュージュコース 道路へ スタート付近
 パラボラアンテナまで引き返して、再び、リュージュコースの壁を眺めて、スタート地点へ行くと思われる道を登って行く。振り返ればゲレンデ越しに八剣山が見えていた。パラボラアンテナが見えだすと、この道も藪に消えてしまう。遂に、スタート地点までは到達出来なかった。
パラボラアンテナ リュージュ施設 八剣山 パラボラアンテナ
 戻って、ダイナミックコースを登って行き、作業道のに出る。振り返ると、砥石山、青山、藻岩山、硬石山が見えていた。ゲレンデには、花の終わったイチヤクソウやネジリバナが咲いていた。
                     ←大
砥石山    青山       藻岩山          硬石山
 作業道から再び、ダイナミックコースを直登する。最後の平らな所から振り返ると、神威岳、烏帽子岳、砥石山、青山、藻岩山と見えていた。この山一番のビューポイントと思う。
                     ←大
 神威・烏帽子 砥石山       青山        藻岩山
 ゲレンデの最上部に上がると、バイオトイレと豊平山が見えて来る。バイオトイレの横にあるコース案内板を眺め、山頂へとパイプの階段を登って行く。TV施設の横を通って山頂に向かう。
豊平山 コース案内板 山頂へ TV施設
 山頂は、木立が邪魔で展望は無いが、奥は崖地形になっている。愛棒に電話を入れて、マイルドコースの作業道を下って行く。途中で八剣山を眺める。芝生広場を下って行くとコアハウスが見えてくる。よく見ると大きな目が二つある顔に見えて来る。リュージュ施設を横目で見て、駐車場に到着する。ゲレンデの下の部分は、マウンテンバイクのコースにもなっているようで、大勢の若者が自転車に乗っていた。コアハウスで登山届を出すと、A5のゲレンデ案内を貰えた。
山頂 八剣山 コアハウス リュージュ施設
 
 10月30日<2014(H26)年 作業道往復3.266km 単独 登り56分 下り36分> 
 コアハウス横の駐車場に車を停めて準備をしていたら、翼にJ13625と書かれた小型機が中山峠方向に飛んでいった。飛行機を見送り、ゲレンデを登って行くと、リュージュ施設が現れる。
コアハウス 小型機が ゲレンデ リュージュ施設
 目の前に作業道が現れるが、ゲレンデを登って行くことにする。良く刈り込まれたゲレンデを登って行くと、八剣山が現れ、登るに連れて定山渓天狗岳や余市岳も見え出す。第一ロマンスリフト山頂駅が見えて来て、一度は、作業道を登ろうかと思ったが、もう少しゲレンデを登ることにする。
八剣山が 定山渓天狗岳が 余市・定天・八剣 第一ロマンスリフト山頂
 ゲレンデをジグを切って登って行き、振り返ると藻岩山、砥山発電所が見えていた。木立の中に使われていないリフトもある。方向が変わると無意根山も見える。山頂の方を見上げると、うっすらと雪が積もっているので、ゲレンデを諦め、作業道に逃げる。作業道を登りながら振り返ると藻岩山が良く見え出していた。
藻岩山 砥山発電所 無意根山 藻岩山
 作業道を登って行くと、一気に展望が開け、定山渓天狗岳、余市岳、八剣山、神威岳、烏帽子岳、百松沢山の南峰、百松沢山、砥石山、青山と連なって見える。
                     ←大
定天 余市 八剣山 神威・烏帽子 百松沢山        砥石山 青山 
 白く雪化粧のした余市岳や無意根山を振り返りながら作業道を登って行く。無意根山を最後に振り返り登って行くと第2ロマンスリフトの山頂駅に辿り着く。
余市岳 無意根山 山頂直下 無意根山
 山頂駅付近からは、ゲレンデで見た時と少し角度が変って見える。無意根山、定山渓天狗岳、余市岳、八剣山、神威岳、烏帽子岳、百松沢山の南峰、百松沢山は良く見えるが、砥石山と青山は少し隠れてしまう。
                     ←大
無意根山         定天・余市  八剣 神威・烏帽子 百松沢山
 バイオトイレの横に見える階段を登って行くと、山頂が見えて来る。山頂の奥には藤野富士とスズランGCが見えていた。山頂で、記念写真を撮し直ぐに下山を開始する。山頂に、以前あったベンチが無くなっていた。
バイオトイレと階段 山頂直下 藤野富士とスズランGC 山頂(大×)
 階段からは札幌岳方向が良く見え、豊平山(焼山)、空沼岳、盤ノ沢山、札幌岳、無意根山と連なって見える。
                     ←大
豊平山(焼山)   空沼岳    盤ノ沢山・札幌岳         無意根山
 使われていないリフトの山頂駅方向に行くと、砥石山、青山、藻岩山、硬石山が良く見えていた。ゲレンデの端には、先程下って行った男性が、再び登って来ていた。
                     ←大
砥石山 青山        藻岩山        硬石山
 作業道を下って行くと、曲がりカーブの所から、定山渓天狗岳、余市岳、八剣山、神威岳、烏帽子岳、百松沢山の南峰、百松沢山、砥石山、青山、藻岩山と一望できた。下りは、作業道(マイルドコース)をひたすら下って行く。
                     ←大
定天・余市 八剣 神威・烏帽子 百松沢 砥石 青山         藻岩山
 下り終えようとすると、先程の男性が、再び登って行くところだった。何回登るのだろうかと興味が湧く。
 11月12日<2000(H12)年 登り44分 下り29分> 
北の山游詩:新雪遊び
 センターハウスから、雪が数センチ積もっているゴルフ場の芝生の上を歩く。スキー場も兼ねているので、ブッシュがなく歩き易い。始めから展望があり、藻岩山、八剣山、神威岳、定山渓天狗岳、小天狗岳を見ながらの登って行く。
 スキーのゲレンデなので、どこからでも登れそうだが、みなさんは右端から登っているようだ。途中で、地元の戸村さんに追いつかれ、色々話しを聞かせていただく。どうやら、毎日登っている3人がいるようだった。山座同定しながら、頂上まで一緒させてもらう。ゲレンデの最後で、鉄板の階段を上るが、凍っていて結構滑る。頂上からは、隣りの豊平山(焼山)、藤野富士、豊見山(とよみやま:牧場の山)が間近に見える。二こぶラクダのような盤の沢山 (893.6m)ではないかと思われる山が豊平山(焼山)の右に見える。山頂はベンチも、山頂標識もあり、藻岩山より30m高いと記されていた。頂上で戸村さんと記念写真をと言ったが、あっさり断られていまい、下山して行かれた。
藻岩山を 八剣山を 藤野富士 豊平山(焼山)
 寒かったので、コーヒを数杯飲む。山頂の焼山側は断崖絶壁であるが、眺望を得るために木を切った人がいる。普通の人はめまいがする場所だが、良く切れたと思う。
 鉄板の階段を下っていると、かけ声がして1人の老人が体操をしていた。この老人が3人の内のもう1人だった。焼山のことを聞いてみると、あそこはマム シがいるので、冬しか行かないとのこと、ルートは採石している左端のジグザグに見える道だと言っていた。先ほどの戸村さんは右から強引に登ると言ってい た。帰りは、新雪を蹴散らし、遊びながら下りる。定山渓天狗岳、八剣山、青山、藻岩山、硬石山が綺麗だった。
山頂(大×) 八剣山を 青山 藻岩山と硬石山
 11月20日<2005(H17)年 直登往復2.321km 単独 登り44分 下り15分>
 愛棒に見送られ、センターハウスから雪が10cm位積もったパークゴルフ場のコースを少し歩き、リフト沿いに登って行く。ゴルフ場からスキーのゲレンデへと変わるとともに、傾斜がきつくなりだす。一息入れながら振り返りと、八剣山、神威岳、烏帽子岳、百松沢山(南峰)、砥石山、青山に日が射して白銀の峰となり浮かび上がっていた。
 普通はゲレンデの右端から登っているようだが、今日は一人なので、真正面の急なゲレンデを登ってみる。
青山 リフト沿いに 神威・烏帽子 砥石山
 コース傍に設置された網フェンスが邪魔にならなくなると、 定山渓天狗岳、八剣山、神威岳、烏帽子岳、百松沢山、砥石山、青山が見渡せた。暫し、雲間に見える景色に見入る。豊栄山の常連さんは3人とのことだったが、今日は1人分の足跡がある。
                     ←大
定天 八剣 神威 烏帽子 百松沢山      砥石山 青山 
 ゲレンデが終わりに近づく頃、八剣山、神威岳、烏帽子岳に日が日が射して良く見えて来た。頭の上も明るくなってきたので、見上げると、丸い雲間に輪の様な虹(彩雲)が出ていた。頂上で見ようと急ぐが、リフトの山頂駅に着く頃には無くなってしまっていた。子供の頃に、虹を追いかけて途中で無くなってしまった空しさが蘇る。リフトの山頂駅から隣の焼山が良く見えるが、立派な小屋も建っていた。近づいて見ると最新式のバイオトイレだった。中も清潔で綺麗だった。頂上へは最後に鉄板の階段を上るが、凍っていて結構滑る。
八剣 神威 烏帽子 彩雲 バイオトイレと焼山 鉄製の階段
 先行者は頂上に上がらず、リフトの山頂駅で景色を見て既に下山したようだった。
 頂上からは、定山渓天狗岳、定山渓小天狗岳、隣りの豊見山(とよみやま:牧場の山)、藤野富士、豊平山(ほうへいざん:焼山)が間近に見え、二こぶラクダのような盤の沢山(893.6m)が焼山の右に見える。豊見山と豊平山(焼山)の間には砂防ダムの様な砕石場が見える。山頂は民地石を使ったベンチがあるが、山頂標識(藻岩山より30m高いと記)は無くなっていた。
頂上 定天 豊平山(焼山) ダムと藤野富士
 帰りは、緩やかなスロープの方から新雪を蹴散らし下りる。藻岩山も硬石山も晴れて良く見えるようになっていた。
                     ←大
砥石山           青山     藻岩山           硬石山

 =藤野三豊山=
 藤野三豊山とは、豊見山(とよみやま:牧場の山)、豊平山(ほうへいざん:焼山)、豊栄山(ほうえいざん:フッズスキー場の山)の3山の総称と南区開拓夜話に掲載されている。

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 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2020(R2)年8月9日(日) 晴れ 往復3.298km 単独 登り53分 下り21分
 8:38駐車場→9:31頂上9:33→9:54駐車場
 2014(H26)年10月30日(木) 晴れ 作業道往復3.266km 単独 登り56分 下り36分
 10:15駐車場→11:11頂上11:13→11:49駐車場
 2005(H17)年11月20日(日) 曇り 直登往復2.321km 単独 登り42分 下り15分
 11:56駐車場→12:38頂上12:42→12:57駐車場
 2000(H12)年11月12日(日) 曇り 登り44分 下り29分
 10:27駐車場→11:11頂上11:38→12:07駐車場