平磯岬 平磯公園 鰊御殿 |
平磯公園 |
アクセス 小樽市桜町「東小樽」の信号から桜町本通に左折し、直ぐ右折する。道は舗装はしているが急勾配なので慎重に運転する(冬はこの坂で何度も埋まって上がるのが大変だった)。登り切ると、今度は下り坂になり出す。小樽が見える頃、左側にUターンするような格好で上がって行くと駐車場がある。 国土地理院地図 周辺地図 |
駐車場の港側には「小樽市重要眺望地点」の看板がある。成るほど、小樽市街地や港が見えるが、電線が邪魔だった。 公園の中心部に行くと、岩があるが、この岩は自然の岩だと思う。公園の一角に串団子の様な碑があり、近づいて見ると「献眼顕彰碑」だった。国土地理院の電子基準点も設置されていた。 |
重要眺望地点 | 岩 | 献眼顕彰碑 | 献眼の碑文 |
献眼 これは人類愛に満ちた崇高な善意の奉仕 である 盲人に愛と光を・献眼運動のこの願いに 深いご理解を示され その意志をつぎ尊い献眼を なされた方々に 心から尊敬と感謝をささげるた め この碑を建立した 奉呈 小樽グリーンライオンズクラブ 認証25周年記念 1992年8月9日 |
小樽港が一望される |
銀鱗荘 |
アクセス 小樽市桜町「東小樽」の信号から桜町本通に左折し、直ぐ右折する。道は舗装はしているが急勾配なので慎重に運転する。登り切る手前に看板があり右折する。突き当たりに駐車場がある。 国土地理院地図 周辺地図 |
駐車場から宿泊客用の駐車場に歩いて行くと、奥に新館が、真ん中に望楼付きの本邸が、右にレストランと配置されていた。宿泊客でなければ中を見ることは出来ない。子供の頃は、炉辺がある所まで入れたような気がするのだがと思いながら、外から見回す。 |
奥の新館 | 本邸 | レストラン | 奥から本邸を |
あまりウロウロしていると退去命令がでそうなので、宿泊者用の駐車場の一角から小樽港を見て、駐車場に戻る。途中、小樽八名所の石碑を見つける。駐車場に戻ると、その一角に、銀鱗荘の由来と書かれた看板が立っていた。少し字が掠れかかっているのと、旧字体を使っているので、中々読み難い。間違いがあるかもしれないが、写し取ってみた。その中に「日暮ケ浜」「月見ケ浦」の記述があるが、東小樽海水浴場のどの辺りなのだろうかと思う。参考までにレストランのメニューも見るだけ見た。 |
小樽港を | 小樽八名所 | 銀鱗荘の由来 | メニュー |
銀 鱗 荘 の 由 来 明治六年余市町に此の邸宅が築造され、星霜一〇〇余年に及んでおります。 北路の波涛に挑み一攫千金の夢を實現させた漁場親方の雄渾な氣宇と 豪華な生活を偲ぶ貴重な営造物でその豪壮さは眞に世人を驚倒せしめた 望楼付き本邸であります。 本建築は技倆卓抜した越後の宮大工米山仙藏の設計施行になりま した。 定紋入りの若狭瓦茅葺太屋に重厚さと落着きを見せ、軒桁、格子、化粧見出 等の程よさは神社乃至は伽藍調を帯び御影石の総土台と敷石、加うる に正面腰羽目に使用した数枚の大形花崗岩は輸送機関幼稚な時代にお ける輸入品だけに千石漁場御殿の豪勢さを偲ばしめるに充分でござ います。 是等の建築物を昭和十三年七月小樽市の景勝地、平磯岬上に移設し、 昭和十四年に竣工致しました。 当荘東裾に展ける熊碓、朝里の麗浜は札樽国道に沿い、今尚濃かに 漁場模様を染出し、又荘下の「日暮ケ浜」「月見ケ浦」等の圭浜は夏季海水 浴場として都人士蝟集の地であり、付近の雅磯と小樽外港の長堤に織る が如き春帆秋船を配し小樽全景を一望に納めしめる景觀は將に千金の価 値と稱すべき所以でございます。 |
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二人の散歩路記録 2009.9.3(木) 晴れ |