日高町の名所旧跡 
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日高地区
 奉安殿<2019(R1).7.12> 周辺地図
 浄教寺の境内隅(アンアンの看板裏)にGHQの取り壊し指令から逃れ、余生を送っている。標柱の文字は消えかかっているが、「旧日高國民學校奉安殿(1927昭和2年築)/戦前の国家主義教育方針明示の教育勅語を保管/尋常科六年高等科二年399名の教育文化歴史遺産/戦後1946年排除解体指令により浄教寺に移設/仏教と和の心を奨励した聖徳太子堂1995年まで活用」となんとか読める。坊主憎けりゃ袈裟まで憎しと言うことわざはあるが、建物には罪はないはず。
奉安殿 標柱 解説板
 火成岩<2013.11.17> 
火成岩
 樹海ロード日高の北外れにある日高総合支所の庭にゴツゴツした大きな岩が鎮座している。岩の前には「ハイアロクラスタイト/ピローフレッチャー/(火成岩)」の看板が立っている。
富岡地区
 沙流川温泉の源泉<2011.10.27>   国土地理院地図 周辺地図
入口 源泉
 日高青少年自然の家の裏側に第2駐車場があり、そこに車を停める。地図を見ると、ホロナイ林道脇の奥に、気になる温泉マークが付いている。その奥に水力発電所もあるようなので野次馬根性を喚起して、奥に入って見る。
 途中、観光農園跡や誰も居ないパークゴルフ場もある。道端には、砂岩泥岩交互層の岩なのか大きな岩があるが、さんご渓谷を見た後なので、感動が薄い。
 温泉マークの所には、柵で囲われた施設が建っていた。中を覗くと源泉の文字が書かれた小さな看板があった。
 右左府(うさっぷ)発電所放水口<2011.10.27>   国土地理院地図 周辺地図
対岸に 上流から
 源泉から更に奥に舗装道路が延びているので辿って行くと、沙流川の対岸に要塞址のような構築物が目に飛び込んで来る。
 良く見ると少し劣化した発電所施設のようで、真ん中に穴が開いている。地図を見ると、双珠別ダムからの山を越えて国道274号線沿いの右左府発電所に導水管が引かれている。発電所で使われた水の放水口の施設のようだ。
 日高水力発電所<2011.10.27>   国土地理院地図 周辺地図
 目の前に小さなダムが現れるが、近づくに従い見えなくなり、正門の前に到着する。正門から中を覗くとダムが見える。向かって左端に魚道と思われる階段状の流れ、その上に水門と思われる扉が見える。正門の脇に展望台の道標があるので、奥に向かうと陥没して傾いた展望台があった。
ダムが 正門 ダム 展望台
 展望台には発電所の開設板がある。立坑や取水堤、対岸に白い筋の様に流れている右左府からの流れが見える。発電に使われた水は三岩橋の近くに放水されているようだ。
解説板 立坑 取水堤 沙流川上流
 展望台から発電所の施設を一望して、展望台を後にする。
                     ←大
立坑  放水口      取水堤 取水口  沙流川上流
千栄地区
 チロロの巨石<2013.11.17> 周辺地図
国道274号線の角 道標
 日高町市街から国道274号線を日勝峠に向かって走ると、ゆずりあいゾーンになる手前から右に曲がる。曲がり角には「鍾乳洞の沢→」「チロロ峡→」「1967m峰/北トッタベツ岳→」「ホロシリ岳→」があるが、「チョロロの巨石」の道標は無い。
 チロロ川沿いの舗装道路を辿って行くと、橋があり左岸に渡る。何時砂利道になってもおかしくないような道を奥へと進むこと6km程度で橋が見えその傍に、チロロの巨岩が鎮座していた。巨岩の前には駐車スペースもあり、ありがたく車を停める。
 岩をひと回りして見ると、大きさが実感できた。裏側には梯子も架かっていた。
巨石(東から) 巨石(南から) 巨石(西から) 巨石(北から)
 説明板は4つもあり、右から見て行く。最後の看板は青春の秀五郎ルートだったが、伊藤秀五郎氏は凄いと感心する。この看板群の中で、アルピニスト達は正解だが、ヒスイの沢の看板は、ヒスイを見付けて幸せだったのか、私達は幸になっている。
巨岩 ヒスイの沢 三島集落史 秀五郎ルート
 
コータローの道 岩の上で
 ペンケユクトラシナイ沢沿いに延びるコータローの道を眺めたり、龍神達がいない昼間に、岩に上がって鳥になる。
 
 開拓公園<2011.10.27>  周辺地図
開拓百年記念碑 日高町発祥の地碑
 開拓公園内には、平成17年10月11日に建立された開拓百年記念碑と昭和41年10月建立に建立された日高町発祥の地碑が鎮座している。
 公園はニオーダイをバックに造られている。

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 二人の散歩路記録
 2019(R)年7月12日(金) 2013(H25)年11月17日 2011(H23)年10月27日