這松山(989.5m)
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 ポイント
 余市岳やカムイミンタラ(愛称:プリン、アポロ)が間近に見える。雪庇が発達した尾根筋の展望が素晴らしい。プリンは二段重ねになって見える。
国道から這松山
リクリエーションセンタールート

 アクセス
 小樽方向から赤井川村に向かってメープル街道393(国道393号線)を走る。キロロリゾートのT字路を左折し、リクリエーションセンターの駐車場に入る。
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リクリエーションセンター
 4月12日<2009(H21)年 往復スノーシュー6.048km 登り2:13 下り51>
 駐車場から奥に進み、目の前の尾根を登ると最短で登れるが、急な傾斜があるので、南側の尾根に向かう。急な尾根を登って行くと、明治常盤林道のカーブに出る。林道には明治常盤林道の終点から上がってくるスノーモビル、スノーシューズ、つぼ足などのトレースが見られた。林道からの景色は良くチューリップの様に尖った松倉岩が望まれる。
駐車場の奥に 尾根を登る 明治常盤林道に 松倉岩
 林道で振り返ると真っ白な余市岳が望まれた。山側が崖になっている林道の最北端を回り、切れ目から尾根に取り付く。一息吐いて振り返ると、真っ白な増毛の山々が蜃気楼の様に望まれ、松倉岩も良く見えていた。
余市岳 尾根に取り付く 増毛の山々 松倉岩
 尾根が細くなるとグーグルで見えた雪庇が現れだし、その雪庇が形を変えながら次から次へと現れる。真っ白な増毛の山々も青い海に浮いてくる。
雪庇が現れる 連続した雪庇 まだまだ雪庇が 真っ白な増毛の山々
 積丹の山々も真っ白な「積丹岳」「余別岳」を筆頭に見え出す。平らな「上二股峰山」をバックに雪庇の尾根を登る。850mを過ぎた辺りから、尾根越しに「余市岳」とカムイミンタラ(プリン、アポロ)が見えて来る。登る尾根が一段と狭く見えて来て雪庇も連続してくる。登って行くと、雪庇が動いて隙間が空いている所が出てくる。
積丹の山々 尾根を登る 余市岳とカムイミンタラ 連続した雪庇
 尾根越しには長峰、朝里岳、真っ白な余市岳、頂きの平らなプリン、尖ったアポロが一望される。
                     ←大
長峰           朝里岳      余市岳 プリン アポロ
 積丹の山々をバックに、余市岳やカムイミンタラを目の前に見ながら登って行く。登るに連れて、積丹の山々や増毛の山々が刻々と姿を変えて来る。
積丹の山々 余市岳とカムイミンタラ 積丹の山々 増毛の山々
 山頂直下からは隣りの尾根越しに阿女鱒岳、真っ白なニセコ連峰、少し離れて八内岳、手前に余市川カルデラの山々、その奥に、真っ白な余別岳と積丹岳が見えて来る。
                     ←大
阿女鱒 ニセコ連峰          八内 赤井川カルデラ 余別 積丹岳
 再び、余市岳とカムイミンタラを見ながら登って行くが、プリンの上にもプリンがあり、プリンが二段重ねだと知る。振り返れば、愛棒が920m地点にあるコブを登っていて、丁度、赤岩山をバックにしながら登って来ていた。山頂直下に近づくと木立が多く見られるようになる。西側の尾根越しにはワイスホルンを中心にしたニセコ連峰が、真っ白な姿を現して来る。
二段重ねのプリン 赤岩山をバックに 山頂直下 ニセコ連峰
 山頂直下から振り向けば、這松山西峰と登って来た尾根の間には、八内岳、真っ白な余別岳、積丹岳、赤井川カルデラの最高峰の大黒山、余市の大登山、青木沢、小樽の遠藤山や平らな上二股峰山が見えていた。
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這松山西峰   八内 余別 積丹 大黒   大登 青木沢   遠藤  上二股峰山
 目の前の間近には長峰、朝里岳、余市岳の稜線が見え、余市岳の前には下のプリン、上のプリン、その前にアポロが見えていた。1107m峰の右尾根には岩倉山の岩塔が覗いていた。
                               ←大
長峰            朝里岳     余市岳 プリン アポロ 上のプリン 岩倉山
 少し頂上方向に視線を転じ、岩倉山を中心としてみたら、ハイマツの立ち上がって来た山頂越しに「阿女鱒岳」が見えていた。山頂は、風が強いので、風下に少し下がってココアを飲む。
                               ←大
余市 プリン アポロ 上のプリン    岩倉山             阿女鱒岳
 山頂から下る前に、岩倉山、阿女鱒岳、ニセコ連峰、赤岩山を見渡し、余市岳をバックに記念写真を写し、下山を開始する。
岩倉山 阿女鱒岳とニセコ 赤岩山 山頂(×大)
 赤岩山に向かって下って行くが、シリパ岬(尻場山)やCDが半分埋まったような岩、盤ノ沢滝や黄金の滝の岩壁、波打った雪庇と登りでは見えなかったものが見えて来る。
尻場山 CDが半分埋まって 盤ノ沢滝・黄金滝 波を打った雪庇
 尾根を一直線に明治常盤林道の取り付き地点に下り、林道を横切り真っ直ぐ尾根を下ると松倉岩が見え出し、スノーモビルのコースが現れる。今度は、コースを横切らないようリクリエーションセンターに向かって真っ直ぐ下る。最後に少し急な所をずり落ちる。

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 二人の山行記録
 2009(H21)年4月12日(日)
 晴れ 硬雪 往復スノーシュー6.048km 登り2:13 下り51
 8:28駐車場→9:02明治常盤林道→9:20尾根取り付き→9:22P909m→10:41頂上11:11→11:23P909m→11:42明治常盤林道横断→12:02駐車場