古平丸山(203m) |
ポイント 丸山は海を豊かにするために植林された山らしい。頂上には烽火跡がある。頂上直下に古平が見える展望台、下に海が見える展望台(現在藪に)がある。遊歩道は結構急な所もあるので、運動靴か登山靴が必要だ。 |
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ふるびら温泉コース |
アクセス 古平から積丹に向かうと、港町を過ぎた当たりに信号があり、左に曲がる。すぐに、山側に上がる道がある。左に琴平神社を見て、さらに上ると、旧古平高校だった「ふるびら温泉しおかぜ」に着く。温泉の裏側に遊歩道の入口がある。 国土地理院地図 周辺地図 |
5月6日<2002(H14)年 登り25> |
温泉の裏側に案内板があり、その近くにトイレもあるが、残念ながら閉鎖中だった。少し奥にある遊歩道入り口に向かって歩き出す。 |
ふるびら温泉 | 案内板 | 閉鎖中のトイレ | 遊歩道入り口 |
丸山は海を豊かにするために植林された山のようで、カラマツを401本植えた魚付き保安林となっていた。道端にはタチツボスミレ、クルマバソウ、キクサキイチゲの春の花が咲いていた。 |
魚付き保安林 | タチツボスミレ | クルマバソウ | キクサキイチゲ |
春の花はエゾイチゲ、ヒトリシズカ、エンレイソウと続いて咲いていた。海側は崖になっているので、厚苫岬は木々の間から結構見える。 |
エゾイチゲ | ヒトリシズカ | エンレイソウ | 海側は崖 |
途中で右に少し降りると、見晴台(広場)があり、透き通った綺麗な海の中に、四角い岩が見える。この四角い岩は、海中遺蹟の様に見え興味をそそる。海の向こうには厚苫岬や綺麗な海岸が見える。再び、遊歩道に戻ってジグザグを切りながら登って行く。 |
何かの構造物の跡? | 見晴台から厚苫岬を見る |
頂上近くには、古平側にベンチがあるが、古平は全く見えなかった。その上には看板の架かった烽火跡(狼煙)があった。烽火跡は石が積まれ、火を炊きやすくしたのか真ん中が凹んでいる(烽火跡の看板は古平の名所旧跡に載せている)。 柵を回した頂上からは展望が得られなかった。柵の無いところから、丸山岬にあるはずのホヤ岩を覗こうと思ったが、まったく、覗くことは出来ない。僅かに、厚苫岬の後に、海の上に突き出た宝島が見える。宝島は茶津にあり、黄金岬の沖にある標高96mの島だ。再び、ロープの張られた急な所を下って行く。 |
頂上(大×) | 丸山烽火所跡 | 頂上から宝島を | ロープの急所 |
11月7日<2017(H29)年 往復1.467km 登り21分 下り13分> |
旧古平高校だった「ふるびら温泉しおかぜ」も、すっかり改装されていた。駐車場奥の入口は荒れていて直ぐに探せなかった。入口には以前の案内板が健在だったが、トイレはもう何年も閉鎖されているようだった。枯草をかき分けて入って行くとすっきりした遊歩道になる。 |
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入口 | 案内板 | 保安林 | 遊歩道 |
すっかり藪に埋もれた展望台には下りることが出来なかったが、厚苫岬が遠望された。崖の傍に延びる柵に沿って遊歩道が付いているが、藪に消えている所もある。切れ落ちた崖を眺めて、ジグを切って林の中を登って行く。頂上直下には古平を眺められる展望台があり、ベンチも健在だった。 |
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展望台 | 崖の傍を | 切れ落ちた崖 | 山頂直下 |
山頂へは一登りで着くが、北海道の看板はあるが烽火跡の解説板は無くなっていた。山頂には、窪んだ所に石が点在する烽火跡がある。岬の方へ下って行くと、ようやく厚苫岬の奥に宝島(立ち木が邪魔して一部)が見える。 |
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山頂へ | 看板が無くなって | 烽火跡 | 厚苫岬 |
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二人の山行記録 2017(H29)年11月7日(火) 晴れ 往復1.467km 登り21分 下り13分 13:27駐車場→13:48山頂13:49→14:02駐車場 2002(H14)年5月6日(月) 晴れ 登り25分 |