恵山岬 
 水無海岸温泉 恵山岬灯台 古部の大滝 聖夜の大滝 函館市日鉄桟橋跡 旧戸井線コンクリートアーチ橋とトンネル

 アクセス
 恵山国道(278号線)、道道231号線、635号線を繋いで南下して行く。 
=写真をクリックすると大きなサイズになります=
 水無海岸温泉<2018(H30)年9月28日> 周辺地図
由緒書き 海岸温泉
 風雨の中だったので、近づいてカメラに納めることが出来ず遠景だけ。
 恵山岬灯台公園<2006(H18)5月25日> 周辺地図
恵山岬の水平線
 恵山から下山後、車に乗せてもらい、おにぎりをほおばりながら、恵山岬灯台を見に行く。
 車から降り、誰も居ない海岸線沿いの遊歩道を潮風に吹かれながら二人で歩いた。
 遠くには日高山脈が煙っていて、波だけが心地よく時間を刻んでいた。時折吹く風も時間を運んで来たが、時の止まったようなひと時を過ごす。
 道立自然公園方向を見ると、恵山の山頂に雲がかかってきていた。
恵山岬灯台へ(大×) 海岸線 透き通った海 恵山を
 権現堂<2018(H30)年9月28日> 周辺地図
権現堂
 恵山の山頂に祀られている。
 賽の河原<2018(H30)年9月28日> 周辺地図
 恵山の下山の帰りにガンコウランの中に延びる踏み跡を辿り石仏巡りをする。海上安全の台座に載った石仏は高田屋嘉兵衛十一面観音像のようだ。海上安全の石仏の傍には行政区界標もあり、「公共境界点NO.R、尻岸内町と椴法華村」の文字が刻まれている。
石仏 海上安全 行政区界標
 海上安全の碑が建立され、碑文には「高田屋嘉兵衛、擇捉及幌泉ヘ航海ノ途次恵山水無/ニ於テ避難難破シ後函館ニ歸リ文化六年(1809)一月碑ヲ/此ノ地ニ建立シテ海上ノ安全ヲ祈願セリ/昭和十一年三月二十三日大暴風ノ爲佛躰顛倒シテ/二ツニ損傷セルヲ以テ茲ニ仏体及基礎ヲ修復セリ/昭和十二年日七月/尻岸内村恵山保勝會/椴法華村恵山保勝會」と刻まれている。32番・31番の石仏も鎮座している。
海上安全の碑 32番石仏 31番石仏 石仏
 次に33番・30番の石仏に出会う。番号の無い石仏もあるが、順番に回れそうにない配置になっているようだ。29番目は見落としか28番石仏が現れる。
33番石仏 30番石仏 石仏 28番石仏
 27番石仏から賽の河原の看板がある所に出て遊歩道を下る。
27番石仏 賽の河原の看板 石仏
 石仏群の次に、26・25番石仏が鎮座している。
石仏群 26番石仏 25番石仏
 次に南無阿弥陀仏の碑があり明治11年4月吉日建立となっている。道端から少し入ったところに24番石仏が鎮座していた。ここから、遊歩道を真っすぐ下らないで、恵山展望台へ寄り道をして薬師堂から遊歩道に戻ったので、23・22・21・20番の石仏は通過してしまったようだ。火口駐車場から下る舗装道路脇にも石仏が鎮座していたが通過してしまう。
南無阿弥陀仏の碑 24番石仏 19番 18番石仏
 
 薬師堂<2018(H30)年9月28日> 周辺地図
入口 薬師堂
 恵山の遊歩道から小道が延びている。
 海峡展望台<2018(H30)年9月28日> 周辺地図
展望台 鳥瞰図 恵山
 展望台には駐車場がある。あいにくの天気で下北半島が良く見えなかった。
                     ←大
津軽海峡
 古部の大滝<2018(H30)年9月28日> 周辺地図
トンネルの切れ目 大滝
 滝の沢トンネルの中に切れ目があり、そこから写す。滝の沢川が絶壁から海岸に直接落ちて滝になっている。
 聖夜の大滝<2018(H30)年9月28日> 周辺地図 通過してしまう。
 函館市日鉄桟橋跡<2018(H30)年9月28日> 周辺地図
陸上の台座 海上の台座
 恵山から女那川(めながわ)町に入ると、女那川漁港奥に海岸砂鉄を積み込んだ日鉄桟橋跡がある。台座は海上や陸上に見られる。
 旧戸井線コンクリートアーチ橋とトンネル<2018(H30)年9月28日> 周辺地図
 函館から恵山に向かって恵山国道278号線を走ると、夕汐岬の前後の山側に橋梁やトンネルが見られる。
橋梁
 これは道ではなく戦時中に計画されて、函館本線五稜郭駅から戸井駅を結ぶ戸井線の廃線跡だ。戸井線は一度もSLが走ることが無く廃線となった。
 汐首灯台近くに残る橋脚が有名だが、汐首岬にトンネルもある。トンネルには階段が設置されているが、津波避難用なのだろうか。汐首灯台の取り付き道路はこの廃線を横切っているので鉄路の跡が見られるのではと思う。
トンネル 橋梁
 道南金剛<未踏>
 日ノ浜遺跡<未踏>

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 二人の散歩路記録
 2018(H30).9.28(金)風雨 2006(H18).5.25(日)曇り時々晴れ