積丹町の名所旧跡 　弁天岩　忠霊塔　チニカ山荘跡　ニシン街道　鰊音頭の碑　松山千春ロマン碑

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弁天岩

10月15日　＜2009（H21）＞　国土地理院地図　周辺地図

弁天岩 弁天岩と積丹岬

日司港の防波堤に組み込まれたような弁天岩で、上には鳥居が見える。右側の防波堤からでも登れるのだろうか。通り過ぎて、弁天岩を振り向けば積丹岬が見えていた。

忠靈塔

11月7日　＜2017（H29）＞　国土地理院地図　周辺地図

忠霊塔	道端の取り付く道も無い藪の中に忘れられたように佇んでいる。台座には小さな部屋がある。扉は元々無かったのかは分からない。 　碑陰には「陸軍大将菱刈隆書」と刻まれている。

チニカ山荘跡

11月7日　＜2017（H29）＞　国土地理院地図　周辺地図

リフト跡	道道野塚婦美913号線沿いに中央バスのバス停「山荘前」がある。山荘の入口にはリフト跡があり、この上にはチニカ山荘跡があるようだ。スキー用か山荘への連絡用かは分からない。

にしん街道

11月7日　＜2017（H29）＞　　国土地理院地図　周辺地図

標柱 解説板

雷電国道229号線の積丹町役場横に標柱と解説板がある（設置は2006（H18）年11月）。

鰊場音頭の碑

11月7日　＜2017（H29）＞　　国土地理院地図　周辺地図

石碑 副碑

美国港と茶津港を結ぶ茶津トンネルを抜けると右側に鎮座している。バックには鴎島と宝島が見える。駐車場はない。

松山千春ロマンの碑

11月7日　＜2017（H29）＞　　　国土地理院地図　GPSトラック　周辺地図

黄金岬の遊歩道に建立されている。美国港側から茶津トンネルの横に延びる階段を登るのが一番近い。石碑には建立月日が刻まれていないので、後世の人泣かせになるだろう。

石碑群	左の碑	中の碑	右の碑

故砂山重太郎殿 　空を求め 　　海を求め 美国の里に 　　　　　眠りつく 愛を忘れな 　夢を忘れな 　　　松山千春作

主題に添えてある詩文を次に記します。 自分の空を探し求め、海を探し求め、 ついに、この美しき国、美国の地に、 眠りつくことになりました。 　二十八年という短い人生でしたが波乱万丈 とても、幸せな人生をおくることが出来ま した。 今、君に残します。 いかなる時にも愛を忘れてはいけません。 夢を忘れてはいけませんと、 それとは裏腹に、 愛なんて忘れてしまいなさい、 夢なんて忘れてしまいなさいという相反す る言葉を この世界ではいつもこの相反する言葉が つきまといます。 白と黒、善と悪、右と左、 それを選択するのは君です、それひとつで 幸せにも不幸せにもなりうるのです。 そうです、いつでも自分の人生の鍵は 自分で握っているのです。 君は、”忘れてはいけない”を選びますか。 それとも。”忘れなさい”を選びますか。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　松山千春 ”史実として当地に、砂山事件として 今でも語り伝えられていることを記す” 　弘前藩士を父として生を得た砂山重太郎は 維新による廃藩により幼くして父と共に石狩 の浜益に移住した。その後、両親の他界、幼 い一人娘を残した妻の急逝など幾多の紆余曲 折を経て、明治二十年代、美国町の建網と刺 網の争いに助成を懇願され、北辰一刀流の使 い手として来町、抗争の渦中に二十八才の若 き生を没す。

松山千春が曾祖父に捧げるロマン碑 この碑は、かって鰊の千石場所として繁栄した美国と、 そこに漂泊し、漁場の抗争の渦中に、若くして壮然に 散って逝った剣客（曾祖父、故砂山重太郎）の限りな い情熱とロマンを詩った松山千春氏の詩を 刻み建立したものである。

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二人の散歩路記録 　2017.11.7（火）　2009.10.15（木）