盤渓山(604m)三菱山(482m)北市山(428.4m)

 ポイント
 盤渓市民の森入口駐車場から三菱山、盤渓山を一周出来るように登山道が延びている。その途中に北市山がある。

 アクセス
 西野真駒内清田(道道82号)線にある盤渓北ノ沢トンネルの北側から、小林峠に向かう旧道に入ると、「盤渓山妙福寺」の看板と「盤渓市民の森」の標柱に導かれて右折する。盤渓市民の森の駐車場に駐車する。
  国土地理院地図 周辺地図
左回りコース
=写真をクリックすると大きなサイズになります=
 8月6日<2021(R3)年 一周7.231km 2:50>
P⇒53⇒三菱山⇒18⇒北市山⇒1:04⇒盤渓山⇒35⇒P
 今日は、反時計外回りで登って行くことにする。市民の森入口から案内板を眺めながら@B番と登って行く。
市民の森入口 案内板 @番 A番
 BCDEと辿って、F番の手前から少々藪を漕いで送電線下に出る。
B番 サラシナショウマ C番 送電線下へ
 ゲレンデから三角山越しに煙った石狩湾を眺め、東側の直登コースを登って行く。道は結構整備されている。作業道に出ると、目の前に錆びついた山頂駅が現れる。
石狩湾 直登コースへ 直登 山頂駅跡
 リフトの台座から山頂へ直接登って行くと、辛うじて藻岩山が見えた。二つの境界石の後ろに山頂標識がある。三菱山の山頂から南側の直登コースで下ろうと、石段を下りて行く。
リフトの台座 藻岩山 山頂 石段
 作業道を横断しても、石段が続いていた。自然の石段にしては、石段過ぎると思いながら下って行くと、自然の斜面になる。南口を振り返り、G番へと向かう。
石段 振り返る 盤渓山へ G番
 H番から、行き止まり方向へ行くと、酪農学園大学の熊の生息調査をやっていた。監視カメラもあり、注意書きも木立に括りつけられていた。そんなに荒れた道では無かったので、すんなり山頂に到着した。山頂には何も無いと思っていたが、「北市●●」と刻まれた標柱(標石)があり、その脇に錆びついたパイプに「測22」と書かれた看板がついていた。
H番 熊の生息調査 北市山 標石
 再び、遊歩道に戻り、ミズナラの大木を見上げながら、I番んに辿り着く。I番からK番へと、標識の無い道を遠回りしてK番方向へ辿る。途中の398.8mのコブへも道はあるが、素通りする。道端に、木の根を掘り返したパワフルな跡があったので、足跡を探すが無かった。道標のないピンクテープの垂れただけの北尾根コースの登山口がある。
ミズナラ I番 掘り返し 北尾根コース
 北尾根に上がったコブに、境界石がある。北尾根は、殆どアップダウンが無いが、細尾根の所があり、冬にはどうかなと思う所もあった。山頂に躍り出て、電波の強い所を探しながら奥の院の台座だったケルンの所まで来るが、繋がりそうで繋がらなかった。仕方がなく、山頂へ向かい一息入れる。
境界石 山頂 台座ケルン 山頂
 雲が多く霞んでいたが何とか、手稲山、石狩湾、三角山、大倉山、奥三角山、藻岩山が望めた。
                               ←大
手稲山    石狩湾  三角山 大倉山 奥三角山 藻岩山
 愛棒に電話が繋がらないまま下って行く。途中、真ん中に穴の開いた火の用心と刻まれた石柱や境界石を見ながら下って行く。コブを3つ位越えて下って行くと小沢に下りる。小沢から参道に出て、盤渓山の登山口を振り返る。ここで、ようやく電話が繋がった。
火の用心 境界石 渡渉 入口
 

 =山名と標高考=
 北市山は、北のカモシカさんは、ポン三菱山と呼んでいますが、測22の看板と「北市●●」と刻まれた曰くのありげな石柱(標石)があることから、北市山としました。この標石の由来が分かる方がいらっしゃいましたら、教えて頂きたいです。標高は国土地理院の地図に埋め込まれている数値としました。

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 山行記録
 2021(R3)年9月6日(月) 一周7.231km 3:00
 7:31駐車場→7:36@→7:47A→7:49B→7:55C→7:56D→8:00E→8:09遊歩道から送電線下→東尾根直登→8:24三菱山8:26→8:34G→8:37H→8:44北市山8:45→8:50H→8:52ミズナラ→8:54I→9:08北尾根登山口→915境界石→9:49盤渓山9:56→10:28登山口→参道→10:31駐車場