青獅子山(445.5m)

 ポイント
 ダムの付根が「青獅子山」の南尾根になる。頂上からの展望は桃内の毛無山、冬木立越しに羊蹄山が見える。スキーよりスノーシューズの方が良さそうだ。
落合ダムルート

 アクセス
 小樽方向から赤井川村に向かって赤井川国道(国道393号線)を走る。キロロを過ぎて、落合に入ると、T字路があり、右折して舗装道路を走る。突き当たりにダムがありその付け根に立派な事務所がある。その前に駐車させていただく。
 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帖「2007.12.23」へ  周辺地図
=写真をクリックすると大きなサイズになります=
 12月23日<2007(H19) 往復スノーシュ-4.489km 登り1:22 下り45 迷った時間を除く>
 落合ダムの事務所前に着くき、ダム湖沿いの作業道を見ると、除雪されているように見えたので、スノーシューズを担ぎ出発する。林道に一歩踏み入れると、ずぶずぶと埋まる。誰も歩いていなかったので、平に見えただけだった。慌てて、スノーシューズを履き直し、改めて出発する。ダム湖は真っ白で、遠くに毛無山や松倉岩が見えそうだが、残念ながら手前の山々の陰に隠れているようだ。
 作業道から小さな沢に入り、登って行くと地図と地形が全く符合しないことに不安を覚える。それでも北上沢川だと思って登って行くが、確信が持てなくなり、「あおじしばし」の位置を確認するために、一度、林道に下りようと思い一直線に下る。作業道は切り通しのように削られ崖になっていて下りられない。しかたがなく、トラバースしながら「あおじしばし」を目指すと、目の前に見覚えのある橋が現れた。これで、この山は「青獅子山」だと確信して、再び、登って行く。
スノーシューズを担ぎ スノーシューズを履き 真っ白なダム湖 あおじしばし
 急な斜面を登って行き、平になりかけると、隣りの丸山が冬木立越しに望める。林が途切れて広場に着くと、目の前に440m峰(前峰)が見えてきた。振り返って一息入れていると、愛棒も上がって来た。小高いところに到着すると、そこは、440m峰(前峰)だった羊蹄山も冬木立越しに見えていた。
隣りの丸山 440m峰(前峰)が目の前 愛棒が上がって 冬木立越しの羊蹄山
 440m峰(前峰)からは隣りの丸山が林に遮られ良く見えない。440m峰からはやせ尾根を辿ると、開けた山頂に着く。羊蹄山は全く藪の中だが、北側は開け、大登山の東側にある580m峰が良く見える。580m峰は二コブで、山腹に林道が走っているのが良く見える。
林に遮られた丸山 山頂 林に遮られた羊蹄山 580m峰
 三角点もあるはずだが、ピンクテープが一本も無いところを見ると、誰も来ない山のようだ。一番高そうなところに座って、少し遅い昼食をする。目の前には、ヤマブドウがぶら下がっていたので、食事が終ってから二人でいただく。桃内毛無山が辛うじて頭を出していたので写して山頂を後にする。440m峰からは、また、羊蹄山が見えるようになる。隣りの560m峰も結構山らしく見える。
山頂を後に(大×) 桃内毛無山 羊蹄山 560m峰
 440m峰からは尾根を一直線に下って見る。目の前に、ダムが見えるようになるが、崖があり下る所が無い。仕方が無く、作業道沿いに取り付いた小沢まで戻る。改めて、ダム沿いの作業道の崖を見上げるがやはり下るには急過ぎる。相棒がようやく小沢に到着したのを確認して、先に進む。駐車場所に到着して、相棒の到着を待つ。
眼下にダム ダム沿いの崖 取り付きの小沢 林道を振り返る
 =勘違い=
 ダムの事務所を後にして、車をのろのろと走らせていると、「北上橋」が現れる。ダムから上に「北上川沢」があると思っていたが、取り付こうとしていた沢はダムの下にあった。帰って、以前に登った丸山のGPSトラックログを調べてみたら、最初のログが意味不明で地図の241付近がダムになっていた。今回、青獅子山の南尾根の延長線にダムがあることを認識する。

山行記録冬山1へ   次北上沢へ   アソビホロケール山へ


 二人の山行記録
 2007(H19)年12月23日(日) 晴れ後曇り 往復スノーシュー4.489km 登り1:22 下り45
 10:16落合ダム→10:24小沢→11:32あおじしはしを見て再び登る→12:13P440m→12:46頂上13:22→13:33P440m→14:01ダム上→14:12小沢→14:18落合ダム