赤坂山・寺口山(140m)
TV中継局(157.5m)ネココブ(156m)P150

 ポイント
 札幌連山の北端に位置し、山頂の北側が寺口山、南側が赤坂山。市街地の低山なのに、石狩湾から札幌市街が一望できる。登山口の赤坂さんが登山道整備、地図、道標、ベンチ、テーブル、窓等を設置している。札幌市の登山者専用駐車場もある。大雪の後で無い限り利用できそう。三角山からの縦走路もあり、二山をセットで楽しむ人が増えてきたようだ。
三角山駐車場ルート

 アクセス
 北1条宮の沢通に「三角山散策路入口」の標識がある。「社会福祉法人札幌緑花会/緑ケ丘療育園/花園学園」等の看板のある小路に入って真っ直ぐ進むと、大きな看板の所に散策路入口がある。一番上の駐車場に停めた。今回は、赤坂山の駐車場は除雪されてた。
 国土地理院地図  GPSトラックは山の地図帳「2024.1.30」へ Google Map
 1月30日<2024(R6)年 一周ツボ足3.088km 1:47>
=写真をクリックすると大きなサイズになります=
 三角山の駐車場から。二人分のスノーシューを担ぎ、簡易アイゼンを持って出発する。人の通れる幅だけを除雪している道を下って行く。赤坂山の駐車場に来ると、除雪さ れていた。上の駐車場にはスコップもあり、少し除雪したら3,4台は停められそう。下の駐車場は少し汗をかいたら停められそうだった。引き続き、一般道をアンテナのあるコブに向かって登って行くが、途中で除雪が切れ ていた。しかし、踏み跡が確りしているのでツボ足で登る。TV中継局の入口には地図が設置されている。
赤坂山登山口へ 上の駐車場 TV中継局へ 入口
 最後に、階段のある急登を登りきるとアンテンアのあるTV中継局に上がる。Google Mapでは、ここを赤坂山としているが 間違いなので、気付いて訂正してもらいたいと思う。尾根に上がると、道標や地図があり、injya ohneに白樺休息処や鳥居のマークが新しく付け加えられていた。尾根は三角山と赤坂山を繋ぐ確りした踏み跡があり、引き続きツボ足で辿る。
階段を 登りきる 道標 地図
 アンテナを見上げて、赤坂山へとトレースを辿るとタヌキが糞をしている絵があり「たぬきのためフンです。」と書かれていた。クマの糞と間違って通報した人がいたのだろうか。この尾根は残念ながら木立が茂っているので、景色は今一。
アンテナ たぬきのためふん 市街地側 山側
 途中に猫の顔と矢印があり、ネココブへと誘っいる。木の幹のコブを凝視すると、不思議にパレイドリア現象なのか、赤いチョウネクタイをした猫の顔に見えて来る。次のP150には長屋の崖の方に向かって、除雪されたベンチがあり、座って記念写真を写す。
猫の矢印 裏も矢印 ネココブ ベンチ
 踏み固められたトレースを辿って、階段のある急傾斜を下って行く。木の幹にキツツキが空けた穴があり、何かに見えないでもないと思う。谷への分岐には、三角山への道標と地図がある。
トレース 階段の斜面 キツツキの穴 地図と道標
 谷へ下る道が二本あり、それを過ぎると円山が見えて来る。頂上近くにも案内板がある。
P150 旧道分岐 円山が 案内図
 山頂にも案内図やベンチ、可愛いアオバトのP140のレリーフがある。山頂で、記念写真を写す。南側の赤坂山の標識が大きく、北側の寺口山の標識は小さい。
案内図 山頂 赤坂山 寺口山
 切り株の鳥瞰図には、「ショカン、ピンネシリ1100、マチネヤマ1002、レーダー・アソイワ山418」と描かれている。寒暖計を見ると0℃だった。山頂を振り返り、シラカバ広場に下って行くと、切り株「1726芦別岳/1667夕張岳」が目に付く。
鳥瞰図 寺口山から 山頂を振り返る 芦別・夕張
 二本の白樺がある「ついーんしらかばひろば」には、鐘と鹿の角が浮いていた。広場には象のレリーフもある。風車が林立した石狩湾も眺められる。
ついーんしらかばひろば 下から 象のレリーフ
 札幌市街、円山、藻岩山、三角山とパノラマも広がっている。札幌市街地にある山の中で、一番景色が良い山だと思う。
                     ←大
札幌市街   円山 藻岩山 三角山
 帰りは、北に向かって下って行くと、キリンの絵が飾ってある。少し下ると、鳥のレリーフと鳥瞰図「円山225/パゴタ▲/モイワ山530/大ナマコ山92/三角山311」と描かれていた。休憩処には、尻滑りの板がぶら下がっていて、遊 んだ跡がある。サクラ広場の分岐からトレースが上がって来ていた。
キリン 鳥瞰図 休憩処 谷分岐
 分岐の近くにもタヌキのレリーフと案内がある。芝桜の丘に寄って、風車が林立した石狩湾を眺める。戻ってくると、小さな鳥が木の中で鳴いていた。広域地図を過ぎると、マドへの道が分岐する。
案内板 石狩湾 案内板 広域地図
 マドの入口には案内板もありる。窓へは踏み跡が無かったが、二人で行ってみる。ブドウの蔓を丸くした窓から顔を出し合い写真を写す。
案内板 窓分岐 市街地を
 東屋の入口にある寒暖計は3℃を示していた。登山口には詳細な地図と広域地図の二つがあった。階段を下りて、三角山の駐車場に引き返す。
寒暖計 詳細・広域地図 登山口 階段
 愛棒の冬山登山は、5年振りで部分復帰ということか?

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 山行記録
 2024(R6)年1月30日(火) 晴れ 一周ツボ足3.088km 1:47
 9:42三角山駐車場→10:09妙福寺門前から林道(右)→10:30P490m→10:53頂上11:0411:30奥盤渓山→12:04T4分岐(夏道)→12:20P435m→11:35三角山駐車場