双珠別(1383m)1325m峰

 ポイント
 傾斜のなだらかなスキー向きの山で、晴れていれば絶景が広がるものと思われる。山岳会の双珠別岳とも呼ばれているようだ。標高が高いので寒さは半端ではないので十分な装備が必要だ。
無線中継所林道コース

 アクセス
 国道274号線を日高側から日勝峠へ向かい、7合目、沙流岳のへの林道入口を過ぎると、登坂車線が始まる左手前に林道の入口がある。駐車スペースは単独の場合は1台、グループの場合は2台程度だった。少し行過ぎると右に広い駐車帯がある。
 始め、林道入口を通り過ぎて駐車帯に停めるが、スキーを担いで国道をウロウロするのが嫌で、林道の入口へ戻る。ラッキにも駐車スペースがあり、無事車を停めることが出来た。粉雪が依然と降っているので、登るかどうかを話し合うが、折角来たので、行けるところまで行くということになった。
 国土地理院の地形図 GPSトラックは「2006.2.12」の地図帖へ 周辺地図
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
 2月12日 <2006(H18)年 登り3:36 下り1:13 スキー>
 林道入口には無線中継所の名前や無断進入禁止のNTTの看板もなかった。どうやら、国有林の林道をNTTが使用しているようだ。距離標識は他の無線中継所と同じものが立っている。HYMLの長谷川さんご夫婦が1週間前に通ったトレースも新雪で埋まってしまっていた。小雪は舞うが、風が付いていないのが救いで、僅かに太陽も顔をだしていた。
林道入口(大×) 雪の山を乗り越え 林道を 僅かに太陽が
 今日も、雪が深いためかペースが上がらず、見かねた愛棒がラッセルを買って出る。
 林道の2400m地点から林道を外れ、尾根を目指す。林の中も雪が深く、ペースが上がらない。直ぐに別の林道を横切る。
林道を 林道2400m地点 根を目指す 林の中
 林の中は樹氷が綺麗ではあるが、倒木があり迂回したり、思わぬ落とし穴に嵌る。時折、スノーモビルの音が聞こえるのみで、展望もなく粉雪の舞う中を登って行く。雪原に出ると、いよいよ雪が深くなり、雪崩も怖いので、風は強いが雪の少ない尾根を目指す。尾根に出ると予想通り地吹雪模様ではあるが、硬い雪となる。目の前には1325m峰が幽霊のように現れては消える。この地吹雪では撤退あるのみだったが、無理をして1325mの高みに立つことにする。スノーモビルも上がって来たがわれわれの方を一瞥して、直ぐに反対側に下って行った。高みに立ったまでは良かったが、地吹雪に直撃され、堪らず沢側の風下に逃げる。山頂から逃げる途中で、タツノオトシゴか犬のようにも見える樹氷があり、記念写真とした。
 この無理が、裏目にでて、愛棒には振るえが来て力が入らないと言い、私は右の太ももが痛くなってしまった。風下で昼食の準備をするが、猛吹雪となり、諦めて直ぐに下山することにする。相棒に特性ドリンクを飲まそうと、ペットボトルを取り出すが風に吹き飛ばされていしまう。別のペットボトルを取り出すと、口が凍らないように逆さにしておいたのだが凍って飲めない、仕方が無くストックの先で突いて飲ませる。
樹氷が綺麗な林を 雪原に出る 1325m峰 氷の造形
 シールを外して、山頂を後にするが、吹雪でギャップが分からないので慎重に下る。私は右足の太ももが痛くて、谷側の左足を支えに滑る。ようやく、樹林帯に下り、黒砂糖飴を頬張ると元気が沸いてきた。林道に復帰するころには不思議と愛棒の振るえも私の太ももの痛みも薄れていた。デジカメを取り出して写そうとするが、もう、バッテリは機能しなくなっていた。
 車に戻り、車中で昼食とするが、保冷袋に入れていたおにぎりの縁が凍ってカリカリしていた。おにぎりの保温材として温かいまま一緒に入れたゆで卵の効果が無かったのだった。
 こんなに写真の無い山行も、この頃、記憶に無かった。晴れていれば展望の良い山のはずなんだが。

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 二人の山行記録(遊びの時間を含む)
 2006(H18)年2月12日(日) 雪 新雪ラッセル30cm スキー
 8:41林道入口→10:21林道2400m(尾根取付)→12:17P1325m→12:55林道2400m→13:30林道入口