三頭山(1009.2m)  

 ポイント
 登り口は誠和と雨煙別にあり、丸山(590.2m)で合流する。雨煙別からは林道の荒れ方しだいだが、丸山まで車で行ける。
政和コース
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=

 アクセス
 国道275号線を幌加内町から政和に向かって走ると、道の駅「森と湖の里ほろかない」とせいわ温泉ルオントの手前にある林道入り口に「三頭山登山口」と「三頭山政和口」と書かれた標柱が立っている。林道に入ると、左に「三頭山登山口」の標柱があり、左折すると登山口が見えてくる。駐車は3台がやっとだが、最後の車が頭から突っ込むと4台が限界だ。
 国土地理院の地形図 GPSトラックは「2007.7.1」の地図帖へ  周辺地図
林道入口の標柱
 7月1日 <2007(H19) 登り3:35 下り2:41>
 登山口に着くと、既に2台が駐車していたが、どうにか方向転換をして停めることができた。登山口には親切に書かれた案内板(頂上まで6.6km、登り3時間10分、下り2時間)と登山届ポストがある。登山届には1組だけが2時間前に記帳していた。
 登山道の入口付近は少々荒れ気味で、いきなり急登となる。展望の無い登山道を辿るが、道端には若い笹が勢い良く伸びていたので、へし折りながら進む。イチヤクソと思われる花の蕾を見付け写すが、中々蕾にピントが合わない。一合目の標識は何事も無かったかのように通過してしまうが、また、急登が始まる。どうやら、見返り坂と言うらしいが標識は無い。
登山届ポスト(大×) 登山道入口 イチヤクソウの蕾(大×) 一合目
 ニ合目には大きな「丸山オンコ」が鎮座していた。他の木が寄り添っているので、オンコを単独では見ることが出来ないが、とにかく大きい。タケノコも無い道端にはツルシキミの赤い実が目を楽しませてくれる。三合目(水場)の標識があり、沢へ下る道が付いている。昔は、山の水を飲んだが、今はエキノコックスも怖く、全く必要のない所なので素通りする。時折急登に息を弾ませて登って行く。四合目を過ぎると平になりだす。
二合目(丸山オンコ) ツルシキミの赤い実(大×) 三合目(水場) 四合目
 いきなり、何か場違いな丸山分岐の駐車場に飛び出だす。今日は、一台も停まって居なかった。丸山分岐は五合目で、まだ半分だ。丸山分岐から少し下りだし、登りきると六合目の馬の背だった。馬の背からは北側にある小平蘂岳と思われる山影が見えるようになる。
丸山の駐車場 丸山分岐(五合目)(大×) 六合目(馬の背) 小平蘂岳?
 次の見晴台までまたアップダウウンを繰り返して進むが、道の真ん中に大木があり、相棒は触って樹から力を貰うと言う。チョウセンゴミンやカマズミの白い木の花を見ながら進むと、見晴台に到着する。
大木から力を貰う チョウセンゴミン(大×) カマズミ(大×) 見晴台(大×)
 見晴台から北側には丸山越しに新富と政和の平野が望まれ、南側には幌加内の平野が広がっている。尾根筋にはエゾマルバナシモツケと思われる柔らかそうな真っ白い花が咲いていた。
見晴台から丸山越しに新富と政和を望む(北側) 幌加内を望む(南側) エゾノシロバナシモツケ(大×)
 深山オンコは突然目の前に現れ、標識には七合目と書かれている。深山オンコも大きく、全容を写すには近すぎ、ただただ一回りして見入るだけだ。尾根が細いので、北側の展望が開け添牛内方向も見えるようになる。目の前を見上げると、イタドリに覆われた急な登山道が現れる。どうして高度が上がったのにイタドリなのか不思議だが、イタドリが繁茂しすぎているので、へし折るとスッポンスポンと音を立て折れる。南側には幌加内の平野も見える。
深山オンコ(七合目) 添牛内も見える イタドリの急登 幌加内も見える
 急登には花が多く、オドリコソウ、ハクサンチドリ、チシマフウロ、エゾノハナシノブが咲いていた。特に、エゾノハナシノブは群生していて綺麗だった。
オドリコソウ(大×) ハクサンチドリ(大×) チシマフウロ(大×) エゾノハナシノブ(大×)
 エゾシモツケと思われる白い花には不恰好な甲虫が花の蜜を吸っていた。エゾシオガマ、ノビネチドリの枯れかかった様にもも見えるハクセンナズナ、フギレオオバキスミレを見ながら登って行く。上から先行者が下りてきて、あいさつを交す。
エゾシモツケ(大×) エゾシオガマ(大×) ハクセンナズナ(大×) フギレオオバキスミレ(大×)
 登り切ると一頭山九合目の標識が出てくる。次に二頭山へと辿って行く。二頭山にも山頂標識がある。次に三頭山を目指すが、ウラジロナナカマドの白い花も顔をだす。笹薮には、雪が消えて間もないのか、タケノコも顔をだしていた。相棒は喜んで採り、少し奥まった所は私が頭を突っ込んで採り満足するが、良いところは先行者が採ったようだった。
一頭山(九合目) 二頭山へ 二頭山 ウラジロナナカマド(大×)
 いよいよ、奥に三頭山が顔を出し、最後の登りになる。見慣れた山頂はだが、今日は誰も居ないので、空かさず山頂標識に攀じ登り、記念写真を写してもらう。小平蘂山の奥には左から台天狗、575m峰、奥三毛別山が岩肌を剥き出しにした主稜線を見せていた。北側には朱鞠内湖が薄っぺらくみえていた。
小高い山頂へ 山頂標識(大×) 大天狗  奥三毛別 朱鞠内湖
 南側には犬牛別山、坊主山、雨煙ダムが見え、幌加内の平野の奥には冬路山、右には長流内岳が望まれた。残念ながら、天塩岳、大雪山は見ることが出来なかった。
                               ←大
犬牛別 坊主 雨煙ダム   冬路山      長流内岳         
 二頭山からは政和の平野と雨竜川が良く見えた。目の前に犬牛別山や坊主山を見ながら一頭山へと下る。一頭山過ぎて下る急斜面から南を見るとポロシリ山と思われるピラミダルな山容が印象的だった。政和の平野と雨竜川も相変わらず良く見える。
政和と雨竜川 一頭山へ ポロシリ山 政和と雨竜川
 反射板に向って急傾斜を下る途中、珍しくバッタが居た。丸山は双頭に見え、全く独立した山に見えてしまう。珍しい蜂がいたので写そうとするが、中々素早く動くので写すのが大変だった。
バッタ(大×) 反射板に向って下る 丸山に向って下る (大×)

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 二人の山行記録(遊びの時間を含む)
 2007(H19)年7月1日 晴れ 政和コース 登り3:35 下り2:41
 8:12駐車場→8:26一合目→8:40二合目(丸山オンコ)→8:55三合目(水場)→9:13四合目→9:25五合目(駐車場・丸山分岐)→9:43六合目(馬の背)→9:53見晴台→10:19七合目(深山オンコ)→10:51反射板→11:31九合目(一頭山)→11:40二頭山→11:47三頭山12:11→12:19二頭山→12:28九合目(一頭山)→13:20七合目(深山オンコ)→13:40見晴台→13:47六合目(馬の背)→14:01五合目(駐車場・丸山分岐)→14:11四合目→14:20三合目(水場)→14:30二合目(丸山オンコ)→14:40一合目→14:52駐車場