雷電展望台(143m)第2展望台(122m)

 ポイント
 昭和42(1967)年に設置された展望台を2021(R3)年9月29日に雷電温泉跡側を整備し直し、スッキリと弁慶の刀掛岩を見られるようになった(岩内観光ポータルサイト)。三浦温泉側にももう一つの展望台があり、縦走もできるが未整備だった。

 アクセス
 カスペトンネルと刀掛トンネルの間に、トイレ付きの駐車場があり、展望台への案内板も設置されている。雷電温泉は既に無く、更地になっている。
 国土地理院地図  Google Map
=写真をクリックすると大きなサイズになります=
 10月26日<2022(R4)年 縦走1.523km 28分>GPSトラックは地図帖へ
 駐車場の地図を見て、朝日温泉(廃業)への道を上って行くと、展望台の看板があった。駐車場脇で準備をしていたら、急にザワザワと草がなびく音がする。音の方向を見ても動物はいない。排水溝を良く見ると、湯気が立っていて、ボコボコと音を出して来た。雷電温泉で使われなくなった源泉が溢れだしているのだろうか。愛棒に、三浦温泉側の国道沿いで待ってもらうことで出発する。まだ、所々に紅葉が残っていた。遊歩道も整備され、快適だったと思ったら、いきなり急になりだす。
雷電側入口 温泉が 紅葉 遊歩道
 急登が終わると、展望台の横が見えてくる。どうやら、二階建てのようだ。展望台の上に上がると、弁慶の刀掛岩が良く見えるが、日の当たり方が悪い時間帯のようで暗く見えてしまう。展望台を一周して、三浦温泉へと向かうと、看板が立っていた。字は掠れて良く見えないが「第2展望台入口」と書かれていたようだ。
展望台が 展望台の上 刀掛岩 未整備の展望台
 展望台には柵が回っていた。海側は断崖になっていて木立が無ければ絶景だったと思う。三浦温泉への下りは、道床は確りしていはいるが、少し荒れ気味だった。三浦温泉に近づくと、藪が目立ってくる。温泉に抜けて、入口を確認するが、目印になる物はなにも無かった。三浦温泉からは、岩山の熊野山が見えていた。
スッキリしない 少し藪の 三浦温泉 熊野山
 三浦温泉から下って行くと、道標「国道229号」や「雷電展望台入口」「三浦温泉旅館」の看板がある。国道へ下って行くと、熊野山の山腹に弁慶の薪積岩が見えて来る。頭の上の岩山の熊野山に圧倒されながら下って行くと、入口に「雷電湯本/朝日温泉/CLOSED/これより3km」と「三浦温泉旅館」の看板がある。国道沿いから見る弁慶の薪積岩は圧巻だった。
道標 薪積岩 国道脇の看板 薪積岩

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 二人の山行記録
 2022(R4)年10月26日(水) 晴れ 縦走1.523km 28分

 13:12入口→13:17展望台→13:25第二展望台→13:34三浦温泉→13:42国道