オタモイ山(209.5m)
=新道岬石仏群=

 ポイント
 平和地蔵堂と新道岬観音からの2コースある。山頂には、手造りのベンチがあり、座ってもオタモイの海が一望できる。

 アクセス
 国道5号線(長橋バイパス)の最高部付近に、ヨコハマタイヤの看板のある道を北に向かって進むと、突き当りが平和地蔵堂口になる。塩谷方向へ少し下ると、手押しの信号があり、小樽中央自動車学校や龍照寺の看板のある所を曲がると、新道岬観音口に辿り着ける。見逃したら、メッツトヨタを過ぎて、新道会館の道に入ると真っ直ぐ新道岬観音口に辿り着ける。
 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帳「2021.9.15」へ 周辺地図
 9月15日 <2021(R3)年 一周3.082km 1:24>
平和地蔵-山頂-新道岬観音-引き返し-山頂-分岐-平和地蔵-オタモイ峠-平和地蔵
 平和地蔵堂からオタモイ山に登って、新道岬観音口へ下って、引き返してオタモイ峠を往復しようと思いながら、コンクリートの道を登って行く。ひっそりと平和じぞう堂が佇んでいて、中に石仏が鎮座している。がけの方にも地蔵堂があり、閉鎖された道から竜宮郭跡が見下ろせる。
平和じぞう堂入口 平和地蔵堂 地蔵堂 龍宮閣跡
 オタモイ峠方向に延びている旧道は崖にしか見えない。足元にはヒメジョオンが咲いて、増毛の山々も薄っすら見える。道に戻り、白竜権現神社の階段を登って行く。
旧道の崖 ヒメジョオン 増毛の山々 階段
 途中に、恩賜恵観音が鎮座していたお堂は壊れたのか材木が積み重ねられていた。小雪さんの歌碑も掠れて来ていた。赤岩海岸を眺め、裏手の石段を登って行くと、白竜権現神社に辿り着く。今回は、向かって右にある山神の碑を見るのを忘れてしまう。
恩賜恵観音 歌碑 赤岩海岸 白竜権現
 白竜権現神社から更に登って行くと、龍宮閣跡が見え出す。アンテナが見え出すと、山頂間近になる。山頂には、ベンチがあり、海側のブッシュを刈って座っても景色が楽しめるようになっていた。眼下には竜宮郭跡が間近に見られた。
龍宮閣跡 アンテナ ベンチ 龍宮閣跡
 竜宮郭跡を立って見た方が海は良く見える。山頂には三角点があり、海側の立ち木には山頂標識がある。
龍宮閣跡 山頂 三角点 山頂標識
 山頂から新道岬方向の道に下って行くと、三十三番の石仏がある。良く整備された道端には昇順に石仏が鎮座していた。切り立った新道岬を眺めていると、青の洞門ツアーの喪^ターボートが通り過ぎていった。最後に、新道岬観音が鎮座していて、台座に「小樽新道岬観音/如意輪観音菩薩/昭和四十二年五月三十一日信者一同」と刻まれていた。
33番石仏 新道岬 モーターボート 新道岬観音
 新道岬への道は無いかと探すと、農道の角から行けそうだが、立入禁止になっていた。仕方がなく、次の181.3mのコブまで行って見ようとツルカケ岩方向へ行くが、畑の柵と藪に遮られて行けそうにない。塩谷丸山を見て引き返すと、半分崖のオタモイ山が見えていた。国道の新道会館から上がって来る道を横目で見ながら、広い原っぱを抜けて、新道岬観音口から登り返す。
ツルカケ岩方向 塩谷丸山 オタモイ山 新道岬の道
 オタモイ山から赤岩海岸や赤岩山を眺めて、平和じぞう堂の右側に延びる新道に入り、オタモイ峠を目指す。途中から道は旧道になり、分岐近くには上杉と刻まれて標石があり、ロープも張られていた。
赤岩海岸 赤岩山 上杉標石 旧道へ
 道端にエゾトリカブトが咲いていたが、足元には汚らしいゴミが散乱していて気分が悪い。道は柵にぶち当たり、潜り抜けるとオタモイ峠の公衆トイレのまえだった。道を挟んで、自然探索路や唐門の看板が立っていた。唐門に行かずに、引き返す。旧道の分岐から尾根を越えると、畑や住宅が迫って見えた。
エゾトリカブト オタモイ峠 自然探索路 畑や住宅が
 駐車場所で、帰る支度をしていたら、地元の人が軽装で登って行った。オタモイ山は、散歩道になっているようだ。

 =登山道考=
 平和地蔵堂からの登山道は、ジュンチンさんが整備されたようだ。新道岬観音からの道は、龍照寺が北海道36不動尊霊として整備していた道だったのではと思う。

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 二人の山行記録(遊びの時間を含む)
 2021(R3)年9月15日(水) 晴れ 一周3.082 1:24
 8:43平和地蔵堂口→8:44平和地蔵堂→8:52白竜権現→8:58山頂9:00→9:13新道岬観音口→9:21塩谷境界で引き返す→9:30新道岬観音口→9:40山頂→9:43白竜権現→9:45平和地蔵堂→新道→9:51上杉標石(新旧分岐)→旧道→9:56オタモイ峠(トイレ)→10:00新旧分岐→10:09平和地蔵堂口