落合岳(1166m) ![]() |
ポイント ガードレールで展望の利かない舗装道路と山頂直下で巻きながら登る様はまるで支笏湖湖畔の紋別岳のようだ。巻き方は紋別岳と反対回り(逆時計回り)だ。 |
幾寅峠コース |
アクセス 道道136号線(夕張新得線)の下トマムから幾寅峠を目指す。ゲートの脇の看板には、「この道路は、NTTの専用道路です。関係者以外の通行は、禁止しております。なお、通行の必要のある方は、下記へ御連絡下さい。 急カーブ多く 見通し悪い 長距離電話事業本部北海道ネットワーク支店総務部総務担当011-212-5588」と注意書がある。 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帳「2006.8.28」へ 周辺地図 |
8月28日 <2006(H17)年 登り1:26 下り55> |
幾寅峠にある落合無線中継所の保守道路前で、登山の準備をしていると、自衛隊の車両が来た。作業の邪魔になりそうなので聞いてみたら、邪魔にはならないと言って、ゲートを開けて入っていった。 ゲートの脇をすり抜けて中にはいると、始めは未舗装がったが、直ぐに舗装道路となる。展望は全く無い。途中で、高いガードレールの上から僅かに前峰(1130m)が見える程度だ。後は、石垣にワッフルの様な苔が生えているのを見て楽しみながら登る。正面に前峰が真正面に見えるところもある。道路にはやたらと小さなネズミの死骸が多い、自衛隊の車で潰れたての死骸にはハエが群れ、通りかかる度に、ハエが飛び交う。 |
ゲート | 前峰 | 石垣の苔 | 正面に前峰 |
980mと前峰のコルでは自衛隊の通信班が、アンテナを上げ作業をしていた。道がやや傾斜を増してくると頂上は近い。真正面にパラボラアンテナが見えてくると、道は螺旋を描いて時計と反対回りに上って行く。いつの間にか、佐幌岳が真正面に見え出す。右に見えていたトマム山はいつの間にか背後になり、代わりに日高山脈が右に見えてくる。 |
パラボラアンテナが | 佐幌岳 | トマム山が後ろに | 日高山脈 |
また、アンテナが真正面に見えてくる。側溝はキツリフネの黄色に埋め尽くされ、法面はヤマハハコの白に埋められている。上りきると山頂下のアンテナ群へ下がる道と、左へ上る道に分かれる。山頂へは少し荒れ気味の道を辿ると、アンテナの奥に岩場の山頂がある。 |
アンテナが正面に | 山頂下のアンテナ群 | 山頂のアンテナへ | 岩場の山頂へ |
山頂に到着するが山頂標識は無く、三角点が2つあるだけだった。昼食には早い時間だったが、トマムを見ながら昼食にした。携帯電話は流石にNTTのアンテナがあるだけあって、アンテナが3本立ち繋がった。景色は良く、雲はかかっているが十勝山系が見渡せた。 |
十勝山系 |
佐幌岳、狩勝山、オダッシュ山、狩振岳も連なっていた。 |
佐幌岳 狩勝山 オダッシュ山 狩振岳 |
アルファリゾートトマムとその背後にあるトマム山は建物の影になっていた。 |
アルファリゾートトマム トマム山 |
山頂で記念写真を撮し、山頂を後にして下って行くと、登って来たときには気が付かなかったカラフトマンテマが道端に咲いていた。自衛隊の通信作業はまだ継続中だった。 |
山頂(大×) | 山頂を後にする | カラフトマンテマ(大×) | 自衛隊の通信作業 |
二人の山行記録もくじへ 次トマム山へ アソビホロケール山へ |
二人の山行記録(遊びの時間を含む) 2005(H17)年8月28日 9:26幾寅峠ゲート→10:52頂上11:35→幾寅峠ゲート12:30 |