ネオパラ山(838m)
=手稲山北東尾根=

 ポイント
 山頂の海側からは小樽湾や小樽の山々が木立越しに見える。このルートはスキー場の閉場日に限る。
ロープウェイ山麓駅ルート

 アクセス
 手稲山山麓線を走り、ロープウェイの山麓駅前の駐車場に停める。
 国土地理院地図 周辺地図
 4月19日<2022(R4)年 往復スキー5.806km 登り1:11 下り39>
 手稲山を見上げ、オリンピックハウスを横目で見て、ロープウェイの下に延びナチュラルコースを登って行く。日の当たっている所は雪面が柔くなっていて、ウロコ板が良く食らいついてくれた。日陰を避けながら登って行く。後続者はこのコースは登って来ないようだ。女子大回転コースの所で、後続者だった2人の男性が見えた。
手稲山 オリンピックハウス ロープウェイ下を 女子大回転を
 女子大回転コースを横切って、ナチュラルコースを登って行く。男女回転コースを間近に見る曲がり角から石狩湾を望むと、下に見スキーセンターや聖火台、海に銭函天狗山、間近に女子スタートの手稲山第1リフトの中間駅が見える。
           ←大
スキーセンター 銭函天狗山    聖火台     石狩湾 女子スタート
 男女回転コースの横にあるリュージュコースのような鉄製の構築物を横目で見て、男女回転コースのスタート地点を結ぶ連絡路を登って行く。連絡路には吹き溜まりの所もある。山頂駅の男子スタート地点からは、小樽や手稲山が良く見えた。
滑り台? 連絡路 小樽が 手稲山を
 山頂駅から直登しようと思ったら、既に、ササが立ち上がっている所があるので、避けながら登って行く。山頂に到着して手稲山や石狩湾を眺め、少し東側に行くと、今朝降った新雪が松の木立に見られた。
山頂 山頂から 石狩を 新雪
 第2山頂スナックへと下って行って、支笏の山々を望むが、霞んでいた。近くの百松沢山と烏帽子岳は良く見えた。最後に、手稲山を見上げて、作業道を下りだす。途中で、790.8mのコブを横切ろうと思ったら、コブの東側は、結構急なので、少し引き返す。
 ナチュラルコース出てからは、順調に滑る。ロープウェイ山麓駅には札幌オリンピックのマークの付いたゴンドラが停まっていた。
第2山頂スナック 百松沢と烏帽子 手稲山を ゴンドラ
 
 5月5日<2015(H27)年 往復つぼ足5.215km 登り1:06 下り28>
 今年は雪が少なく、毎年5月6日までの営業が3日でクローズしてしまったので、最後の滑りをと思って出かける。ロープウェイの山麓駅前に着くと、ゲレンデの雪が繋がっていなそうだった。ゲレンデも雪上車で除雪されてしまった所もある。ゲレンデを見上げながら暫し考えたが、スキーを諦め長靴でネオパラ山まで行くことにした。
 テレビ山道はすっかり雪が消えてしまっていた。途中で、ゲレンデを覗くが雪が繋がっていないように見えた。ロープウェイの下に差し掛かると、上からスキーで滑り降りてくる。テレビ山道には雪があることはあるが砂利が出ている。そこを、ジャリジャリいわせて滑り降りていった。
 石狩湾は、今日も黄砂で煙っていた。山道がゲレンデを横切る所からは、ゲレンデの雪が繋がっているように見える。ゲレンデの奥には銭函天狗山と石狩湾が見えていた。
テレビ山道から ゲレンデ 石狩湾を ゲレンデ
 ネオパラ山の男女回転コースに最も近づくU字カーブからは、銭函天狗山、テイネオリンピア、その後ろに金山、石狩湾と見えていた。
                     ←大
銭函天狗山     金山 オリンピア 石狩湾   第1リフト中間駅
 時折、雪の剥げた手稲山が見え、山道がコルに差し掛かると、ネオパラ山の分岐になる。左手に小さなコブがあるが、上がって見たが展望は無かった。再び、ネオパラ山を目指すと、ネコヤナギが咲いていた。ネコヤナギはもう銀色の花芽ではなく、黄色い雄花になっていた。やはり、山にも春は確実に近づいていると実感する。
手稲山を ネオパラ山へ コブ 黄色い雄花
 ネオパラ山の今は使われていいないリフトの山頂駅からは手稲山、奥手稲山、春香山、和宇尻山が見える。
           ←大
手稲山                      奥手稲山    春香 和宇尻山
 海側に寄ると、赤岩山、銭函天狗山、石狩湾と見渡せる。
           ←大
奥手稲山   スキーセンター 赤岩  銭函天狗            石狩湾
 山頂に向かうと、第2山頂スナックが見えて来る。裏側に回ると百松沢山と烏帽子岳が見えていた。建物を見ると、窓のガラスが割れ荒れ放題nようだ。
 山頂は、既に笹が立ち上がってきていたが、隙間から山頂へ辿って見る。山頂からは小樽が僅かに覗くが、黄砂の影響で煙っていた。
第2山頂スナック 百松沢と烏帽子 ネオパラの山頂 小樽
 手稲山は木立越しだが何とか見えていた。下りは、ゲレンデを下りることにする。最初は、ゲレンデに延びる雪道を下って行く。ゲレンデの下は雪がなかったが、ブッシュも低かったので下って行く。結構急な斜面を下って行くと、小さなエゾイチゲが咲いていた。
手稲山 ゲレンデの道 ゲレンデから エゾイチゲ
 エゾエンゴサクも咲いていた。ゲレンデを下って行くと、駐車場に通じる道が現れる。雪の無いゲレンデを横切りながら手稲山を見上げる。最後は、随分草臥れてしまったオリンピックハウスとネオパラ山を振り返る。
エゾエンゴサク ゲレンデ ゲレンデから ネオパラ山を

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 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2022(R4)年4月19日(火) PM2.5霞みの晴れ 往復スキー5.806km 登り1:11 下り:39
 8:47駐車場→9:12女子大回転を横切る→9:28男女連絡路へ→9:47リフト山頂駅→9:58山頂9:59→10:17P79.8m→10:21ナチュラルコース→10:31女子大回転を横切る→10:38駐車場

 2015(H27)年5月5日(火) 黄砂曇り 往復つぼ足5.215km 登り1:06 下り:28
 9:14駐車場→9:32ゲレンデを横切る→9:56ネオパラ分岐→10:04P790.8m→10:12リフト山頂駅→10:20山頂10:42→10:46ゲレンデへ→11:03作業道へ→11:10駐車場