モラップ山(506.4m)キムンモラップ山(478m) |
ポイント 支笏湖のカルデラ壁を形成している山。モラップ山は国設モラップ山スキー場のゲレンデ跡を登る。キムンモラップ山は野鳥の森で、途中の眺望は良いところがある。 |
モラップスキー場跡ルート |
アクセス 支笏湖畔から国道453号を千歳方向に向かうと、右側の短絡路の入口に国設モーラップスキー場の看板(現在は支笏洞爺国立公園)がある。青少年研修センターまで砂利道が伸びているが冬場は交通止め。仕方が無く、バリケードの前に駐車する。 国土地理院地図 GPSトラックは「2004.12.12」の地図帖へ 周辺地図 |
12月12日<2004年(H16) 往復ツボ足9.196km 4:43> |
砂利道を歩き出すと左手にモラップ山、右手にキムンモラップ山が見えてくる。およそ20分位歩くと突き当たりに青少年研修センターが現れる。 |
モーラップスキー場入口 | 左手にモラップ山 | 右手にキムンモラップ山 | 青少年研修センター |
青少年研修センターを通り過ぎて、湖畔沿いの探勝路を右折する。探勝路の分岐には案内板があり、頂上の位置を頭に入れる。途中に野鳥観察舎があり立ち寄る。木の壁に観察窓があるが、砦かトーチカの窓を連想してしまう。小鳥は姿を現さず、代わりにカラスが騒いでいた。観察舎の裏側に道が伸びているはずだが、雪に埋もれて分からないので、戻って湖畔沿いの道を東屋まで辿る。 |
野鳥観察舎 | 砦のような観察窓 | 探勝路の状況 | 東屋 |
東屋の後から尾根沿いの探勝路を登る。最高地点まで登って尾根に取り付く。雪が無いが結構急で笹が滑り、悪戦苦闘するが、その内に案内板に示されていた頂上に辿り付いた。山頂から湖側へ痩せ尾根を辿り、アンテナのあるコブに着く。このコブは国土地理院の地図では478mの最高点となっているところだ。コブからは紋別岳が木立に邪魔されず見えた。コブから来た道を戻るか、湖側の尾根を下るか迷ったが、景色につられて湖側に下る。 |
頂上 | 痩せ尾根 | アンテナのあるコブ | 紋別岳を望む |
湖側は樽前山、風不死岳や恵庭岳が見えるが木立越しなのですっきりしない。下って行くと直ぐに道があり、その道を下ると、探勝路にでた。探勝路を辿り青少年研修センターに帰るが、湖畔へ下るモーラップキャンプ場への道があり、木立に邪魔されない景色が見れることを期待して下って見る。すると、樽前山と風不死岳、恵庭岳が湖に浮いていた。湖畔の岩は柱状節理のようだった。 |
風不死岳 | 恵庭岳 | 樽前山と風不死岳 | 恵庭岳 |
左の頂上と右のコブのコルを目掛けてゲレンデ跡を登るが、およそゲレンデとは思えないほど木が茂っている。倒木を避けながら登り易いところを探して登る。始め雪は20cm程度だったが、傾斜がきつくなるに従い50cm位に深くなり難儀をする。余りに深くなったので、狸と思われる足跡を辿るが、小便跡は避けて登る。 キムンモラップ山の後に紋別岳が見えて来る。隣のキムンモラップ山と同じくらいの高さなので、どの位登ったかが分かる。ようやく、湖側のコブに上がる。 |
モラップ山へ | 傾斜がきつくなる | 紋別とキムンモラップ | 湖側のコブ |
湖側のコブからはモラップキャンプ場が良く見える。コブから頂上を見ると思ったよりも木が茂っていて尾根を辿るのが大変のようだった。頂上目掛けて、歩き出すとコルからは支笏湖と紋別岳が良く見渡せる所があった。倒木のある尾根道を辿り、ようやく平らな頂上に着くが、展望は今一だった。辛うじて勇払原野が木立に邪魔されずに見えた。 支笏湖は木が邪魔ですっきり見えないが、それでも、支笏湖側へ寄って、カップヌードルを食べる。 |
モラップキャンプ場 | コブから頂上を | コルから支笏と紋別 | 頂上から勇払原野 |
帰りの尾根からは遠くに太平洋が見え、樽前山や風不死岳が望めた。帰りは道路沿いの倒木の山を見ながら駐車場所へ向う。 |
太平洋 | 樽前山と風不死岳 | 樽前山 | 倒木の山 |
山行記録冬山3へ 次シリセツナイ山へ アソビホロケール山へ |
---|
山行記録 2004(H16)年12月12日(日) 晴れ後曇り 往復ツボ足9.196km 4:43 8:00駐車場所→8:21青少年研修センター→8:30野鳥観察舎→8:44東屋→8:51尾根へ→9:12コブ→9:18キムンモラップ山頂上9:23→9:40散策路へ→9:50東屋→10:01青少年研修センターから湖畔へ往復10:18→10:25モラップ山へ→11:27コブ→11:52モラップ山頂上12:09→12:49道路へ→13:05駐車場所 |