三森山(842.1m)

 ポイント
 登山口は2つあり登山口に辿り着くまで、長い林道を車で走らなければならない。山頂からは函館山、横津岳、津軽海峡と下北半島を望むことが出来る。北側の登山道は岩が多く道が判然としていないので、ピンクテープを頼りに辿る。
紅葉山線コース

 アクセス
 道道83号線を川汲(かっくみ)温泉から函館方向に辿ると、矢別ダムがあり、矢別トンネル右手前に林道入口がある。林道は「紅葉山線」4000mの看板と入林ポストがある。
 国土地理院の地形図  山の地図帖「2006.11.26」へ 周辺地図
 11月26日 <2006(H18)年 一周2:11>
 林道→40車→分岐→21→南尾根登山口→32→山頂→38→北東壁登山口→38→分岐→40車→林道入口
=写真をクリックすると大きなサイズになります=
 林道入口の入林ポストに記入して、車で奥に入って行く。林道は道南にしては良い方だと安心するが、河床を通過しなければならないところが2か所ある。慎重に車を入れるが、思いのほか確りした河床で安心する。水溜りは深さが分からないので出来るだけ入らず交しながら進む。1か所落石の多い所を通過するが、雨裂は思ったよりも無くてほっとする。平らな道が続く所は轍が凍っていてバリバリいわせながら進む。相棒は、誰かが氷を割りながら歩いた跡を発見する。今日はわれわれが最初なので、誰も居ないはずなのだがと良く見ると、どうも熊の足跡のようだ。足跡の付いた氷をバリバリいわせながら進んで行く。林道は要所要所に標識があり迷う心配はないが、標識が無いと目印が無いので苦労するところだ。
 ようやく、「三森山登山口1100m」の標識があり、真っ直ぐ行くと北東壁の登山口になる分岐に駐車する。最初に南尾根コースから登り、北東壁コースで帰ってくることで、出発する。南尾根登山口までの林道は車で登ってきた林道よりも道幅が狭く、潅木が道に食み出している所(進入木の繁茂)や雨裂があり車では無理なようだ。道は真っ直ぐ山へ延びていたので、二コブに見える山頂を見ながら進む。
林道入口 1100m分岐 南尾根登山口へ 山頂を眺めながら
 三森山登山口800mの所で、振り返ると津軽海峡と下北半島が雲の下に奇跡的に見えていた。少し下ったところに南尾根の登山口があった。看板には「三森山登山道入口」「山頂まで1000m」「函館サンモリッツくらぶ」の文字が見える。看板の脇には鐘が付いていたので、相棒は引っ張って鳴らし出発する。笹を刈ってから、年数が経っていないのか登山道はまだ荒削りだ。笹の切り株に引っかかったり、落ち葉に足を取られたりしながら登って行く。大きく一度ジグを切ると平らになり山頂手前のコブに上がる。
津軽海峡と下北半島 南尾根の登山口 荒削りの登山道 平らになる
 手前のコブから山頂は目の前に見える。主稜線は所々展望が開けていて、水平線が円く見えるところもある。山頂直下はまた直登する感じで、一息入れながら振り返ると、海向山と白煙を上げている恵山が見ていた。
手前のコブから山頂 水平線が円く 山頂直下 海向山と恵山
 山頂には山頂標識と大き目の鐘があり、相棒が鳴らしていた。山頂からは、今日、初めて函館山と函館市街が見えていた。振り返ると海向山と恵山が見えるが、津軽海峡と下北半島は雲に隠れてしまっていた。袴腰岳や横津岳は隣にあるのだが、小立ち越しですっきりしない。辛うじて、横津岳の白いパラボラアンテナが見えるので横津岳だと分かるが、隣にあるはずの、蝦夷松山は何処にあるのか見当もつかなかった。
山頂 函館山と市街 海向山と恵山 袴腰岳と横津岳
 山頂は座ると笹薮の中に居るのと変わらないのと、林道の熊の足跡で相棒は落ち着かないので、直ぐに下ることにする。北側の登山道は直ぐに踏み跡状態になりピンクテープを頼りに下る。幸いにも、登って下った人の足跡が雪の上に残っていたので、参考になる。最初ズルズルと滑りながら下るが、それもナキウサギの居そうな岩場になり、グラグラする岩を避けて下る。北側から南側に向きを変えて東壁の下へと道は延びている。オーバーハング状態の岩の上を通過したりしながらトラバース気味に壁の下に出る。
北側の登山道 岩だらけの登山道 オーバーハングの岩 青い海と白い林道
 東壁を見上げて写そうとするが、どうも角度が悪いので、岩壁の基部を写して見る。そして、振り返って通過してきた岩場を写す。岩壁の下から少し行くと登山道らしくなる。山頂を振り返ると岩場が良く見えていた。
東壁の基部 通過してきた岩場 登山道らしくなる 山頂を振り返る
 北東壁の登山口に着くと、ここにも南尾根と同じ立派な看板が設置されていた。ただ、南尾根コースよりも下山のためか短く感じるのだが、山頂まで1400mとある。看板の前には地図上の湿地が広がっているが、残念ながら笹原になっていた。看板に近くには駐車スペースなのか道が膨らんでいる所もある。林道を辿ると分岐になり、道標に導かれて進む。三角点「蓬揃(553.4m)」の山頂部分は刈り払われているように割れて見え、その奥に三角形の気になる山が見えていた。何度か分岐に停めた車が見えるのだが、道はジグを切って下るので、中々辿り着かない。この山では珍しい流れがあり、小さいながらも苔生した岩の流れだった。大きな雨裂が2か所あり、埋めないと乗用車では無理なところを通過し、もとの分岐に帰って来た。ようやく、車の中で昼食をする。
北東壁の登山口 地図上の湿地 三角点蓬揃と三角の山 1100m分岐に着く
 =道中記=
泣面山へ行って見ようと、大船上の湯へ行く道を辿るが、林道は11月24日で閉鎖していた。仕方が無く、目の前にあった「健康の森」を散策していみる。

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 二人の山行記録(遊びの時間を含む)
 2006(H18).11.26(日) 紅葉山線コース 晴れ
 9:14林道入口→車→10:02分岐1100m→10:23南尾根登山口→10:55頂上10:57→11:35北東壁登山口→12:13分岐1100m(昼食)→車→12:44分岐4700m→13:03林道入口