股下山(820.0m) |
ポイント 白井岳(国際スキー場)の近くで、つげ山が良く見える。 |
春香山登山口ルート |
アクセス 小樽内川に沿った定山渓レークライン(道道1号:小樽定山渓線)を札幌国際スキー場方向を目指すと、春香山登山口(夜間駐車禁止)がある。小樽の朝里(冬季夜間通行止:夜19時〜朝7時)からも行ける。 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帖「2008.3.29」へ 周辺地図 |
1月4日<2002(H14)年 往復スキー 登り2:30 下り59> 北の山游詩:雪の白樺林 |
春香山登山口に車を停めて、小樽内川に沿った定山渓レークラインをスキーを手に持って送電線2つ分位下る。まるで、動物園のサル状態で、道行く車からじろじろと見られまくる。 道路沿いの白樺林に、登れそうな小さな尾根状態のところを見つける。そこから、小さな沢を渡り地図の583m地点を西に辿る。まもなく、小さな尾根に取り付き、しばらく、650mの等高線に沿って股下山の裾を行くが、傾斜がきつくなったので、白井岳側の尾根に乗り換える。時折、スノーモビルの爆音と国際スキー場のアナウンスが聞こえる。 頂上が間近に見えてきたので、コルに行かず、直登を決意する。白井岳が林の隙間から見えたので、頂上からの景色を期待し力が入る。白井岳を背中に見て登るが、頂上直下は傾斜がきつくなり、ジグを切って登る。途中で雪鶴を見つけた。 |
山麓から頂上を望む | 頂上直下の雪鶴 | 頂上からつげ山を(大×) | 頂上 |
頂上は、結構人が登っているのか硬く閉まっていた。東につげ山、南に939m峰が近くに見えたが、西側にあるはずの白井岳は林が邪魔で見ることは出来なかった。 帰ろうと思ったら、スキーの金具が歌を歌い出していた。良く聞くと、私バカヨネーといっている。良く見ると、前側のビスがグラグラしてバカになっていた。 しかたなく、車の鍵で閉めつけるが、穴まで歌を歌っているアナダアナダアナダアーナダーと! |
頂上直下の斜面 | 隣の白井岳(長白稜) | 屏風岳方向 |
帰りは忘年会で、角田さん口移し?の秘伝を思い出し、1本足でテレマークの練習ができた。しかし、まったく上達はしなかった。帰りは初心者に丁度良い傾斜と林だった。 |
股下山を白井岳方向から真横に見ながら下る |
林道の様なスロープ | 木と雪のゲート(大×) | 白樺に丸い雪が |
3月29日<2008(H20)年 往復スノシュー5.004km 登り1:48 下り53> |
小樽内川に架かる「秩父橋」を渡り、橋の欄干から急な斜面に取り付く。一汗かいて登り切ると白樺主体の平坦な林になる。白樺にはチョコレート色のキノコが生えていた。 |
秩父橋を渡り | 急傾斜を登る | 平坦な林に出る | キノコ |
展望の無い白樺林を登って行くと、林の切れ間から「小舎上山」が覗いていた。尾根を登って行くと、展望が開けてくる。左側の斜面には木々が何も無いので、雪崩を疑って尾根を辿る。 |
白樺林を | 小舎上山を | つげ山を | 左側が何もない |
つげ山は相変わらず頭が見えない。尾根を辿っているとホウノキの大きな実がぶら下っていた。南側には「迷沢山」と思われる山影が見えて来た。最初のコブ(740m)を振り返り、更に登って行く。 |
つげ山を | ホウノキの実 | 迷沢山 | 740mのコブを振り返る |
尾根の大きな木を交わしながら、次の760mのコブに着く。尾根には雪庇が付いてはいるが転げ落ちるほどではないが、登りは尾根を外さないで、辿って行く。もう、赤い色の褪せたツリバナが、カサカサと風に吹かれていた。写真を撮したが、あまりに動いているのでピンボケになってしまった。 |
大木 | 760mのコブ | 雪庇の上を | ツリバナ |
倒木の多い尾根越しに頂上が見え出す。頂上直下から頂上を見上げるが、頂上は木立ですっきり見えない。振り返ると丁度、相棒が雪庇の尾根を登っていた。山頂に直登しないで、東側から主稜線に上がる。 |
頂上が見え出す | 頂上が間近に | 頂上直下 | 主稜線 |
山頂標識のある木の下に着き、山頂宣言をする。奥のコルに下りて「長白稜」の1020m峰を拝むはずだったが、「白井岳」は雲の中なので止める。時間もまだ早いのと、疲れていないので、休まず下ることにする。 下りは、風倒木が目立つ尾根筋から「長白稜」が僅かに見え、「つげ山」も相変わらず頭雲から頭を出さないが、樹木に付いた新雪が綺麗だった。 平らな林に戻ると、ツアーのご一行さんが登って来た。引率者とあいさつを交わすが、ご一行さんはまだ登り始めだと言うのに口数が少ない。道路の下りは、愛棒が急傾斜は転げ落ちそうだというので、石狩川開発建設部の雨量計から、遠回りをして林道を下る。道路に出て、下って来た林道を左手に見ながら駐車場まで戻る。 |
頂上(大×) | 長白稜を | つげ山を | 左の林道を見ながら |
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二人の山行記録 (遊びの時間含む) 2008(H20)年3月29日(土) 曇り・小雪 往復スノーシュー5.007km (登り1:48 下り53) 7:37春香山登山口→8:49P740→9:03P760→9:25頂上9:30→9:44P760→9:50P740→10:23春香山登山口 2002(H14)年1月4日(金) 曇り スキー (登り2:30 下り59) 8:50春香山登山口→11:20頂上?11:50→12:49春香山登山口 |