マクンベツ湿原(2m)

 ポイント
 石狩河口橋南側の石狩川左岸堤防内に約40haの湿原が広がり、約1.5kmの遊歩道が延びている。
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 アクセス
 国道231号線の矢臼場の信号から石狩川の上流を目指す。駐車場は4か所あるが、木道に一番近いのは北から二つ目の第2駐車場。トイレは第1駐車場にある。
 国土地理院地図  Google Map
第2駐車場(木道に最短)
第2駐車場コース
 4月14日<2008(H20)年 一周4.133km 1:06> GPSトラックは地図帳「2008.4.14」へ
 北から2番目の駐車場に車を停め、木道を目指す。木道は散策に人々で溢れていた。木道の傍には可憐にミズバショウが咲いている。林を抜けると、途端にミズバショウが姿を消す。ハンノキの高木層はミズバショウを乾燥から守っていると言う。高木層の無い所にはミズバショウが無い。
木道入口 木道 ミズバショウ 林が途切れる
 再び、林が現れるとミズバショウも現れる。木道は石狩川に突き当たり終わる。突き当たりからは阿蘇岩山や石狩河口橋が望める。帰りがけ、真っ白なミズバショウの中にザゼンソウを見つける。
再び林に 石狩川に 石狩河口橋を ザゼンソウ
 ミズバショウは林の中にしかない。木道をミズバショウを見ながら引返す。木道から出て、遊歩道を南下する。
ミズバショウ ミズバショウ 木道 遊歩道を南下
 遊歩道沿いのミズバショウはやはり、林の中にある。遊歩道の終わりから、北から3つ目の駐車場のある堤防上の道を辿る。再び、北上して林の中のミズバショウを見ながら遊歩道を辿る。
林の中に 遊歩道 堤防上の道を 林の中に
 遊歩道の縁にはネコヤナギが白金色芽吹き春を告げている。遊歩道あ途切れる頃、湿原の縁には2色の石畳になっていることに気付く。その石畳も尽きるので、堤防沿いの道に上がる。堤防沿いからは手稲山が遠望される。一番北のトイレのある第1駐車場に着く。
ネコヤナギ 湿原を振り返る 手稲山を望む 第1駐車場
 一番北の駐車場から、今度は釣り場に下がって見る。石狩川には何かの石柱が傾いて川の中に立っていた。川の辺にはゴミの中にミズバショウが咲いていた。石狩河口橋を見ながら釣り場を後にする。
釣り場へ下る 何かの石柱 ミズバショウ 釣り場
 
第4駐車場コース
 4月15日<2024(R5)年 一周6.132km 1:41> GPSトラックは地図帳「2024.4.15」へ 
 今日は、久しぶりに天気が良くて暖かなので、一番南端の駐車場を目指すことに。途中の道路際に車にはねられたと思われるウサギの死骸が横たわっていた。第四駐車場に車を入れて、湿原の案内板を眺める。土手を上がると、サイクリングロードになり、「0/8開発局」の看板が目に留まった。サイクリングロードを北に向かうと、放牧地の柵の手入れをしている男性がいて挨拶挨拶を交わす。
 途中に、飛び跳ねて道路を横切るウサギがいた。飛び出して来たところには、もう一匹ウサギがいて、このウサギは目を合わせずじっとしていた。近づいて行くと堪らず逃げて行ってしまう。茶色の毛に生え変わる途中で、まだ白い毛の方が多かった。ウサギに出会って何か心がウキウキとした。今度は「5/7開発局」の看板が現れる。
第4Pの看板 エゾウサギ サイクリングロードを
 第3駐車場の前には札幌ベイGCの正面玄関がある。ここから舗装された遊歩道を湿原へと下って行く。遊歩道は、緩やかな傾斜で、車椅子でも下れるのではと思う。湿原沿いの遊歩道に下ると、ハンノキ林の中にミズバショウが咲いていた。ミズバショウ群落を眺めながら辿って行く。
第3駐車場 湿原へ下る ミズバショウ ミズバショウ群落
 ヨシ原には河川水辺の国勢調査の看板が立っていた。引き続き遊歩道沿いのミズバショウ群落を眺めながら辿って行くと、遊歩道にヤナギが覆いかぶさって来る。仕方が無いので草原を歩く。マクンベツ湿原の看板に到着して、記念写真を撮す。真っ直ぐな木道を石狩川に向かて辿って行く。
国勢調査 ミズバショウ群落 木道入口 真っ直ぐな木道
 ミズバショウ群落の中を辿って行くと、幼稚園児のご一行さんがいた。道を譲ってくれたので、こんにちわと言いながら先に進む。石狩川の水辺には、二人の女性が憩っていた。
ミズバショウ ミズバショウ群落 木道終点
 湖の様な石狩川を眺めて、引き返す。
                    ←大
石狩川
 木道から第1駐車場に向かって登って行くと、看板「生振築堤完成概要図」と、その下にハンノキの解説板もあった。概要図は掠れてなにが描かれているのか分からないが、数組のカップルが遊んでいる様子が見えた。サイクリングロードと遊歩道が合流する所にはゲートがあり、第1駐車場も見え出す。看板「どろ亀先生を囲み記念植樹祭」の看板もあるが植樹した木々が見当たらない。第1駐車場の隅から茨戸川と石狩川を結ぶ運河の合流地点に下って行く。
ハンノキ解説 第1駐車場が どろ亀先生 運河の合流地点に
 運河の水門を眺めながら合流地点の水辺に向かう。釣り人を横目で見て、石狩河口橋と記念写真を撮す。水辺はゴミの溜まり場だった。
運河水門 水辺に 石狩河口橋 ゴミの溜まり場
 石狩河口橋を眺めて引き返す。
                    ←大
石狩河口橋
 藪の中に石段があるので登って見たら、東屋があった。振り返ると、ここからでも石狩河口橋が見える。帰りは、ひたすらサイクリングロードを辿って行く。サイクリングロードには「石狩灯台/Isikari/Toudai/7/100m先/右折/Turn Right/After 100m」とペインティングされていた。看板「6/6開発局」も現れる。第4駐車場を通り過ぎて、真勲別川の端にあるゲートまで行って引き返す。路面には「↑/2」「石狩灯台/Isikari/Toudai/↑/7/直進/Straight」とペインティングされていた。手稲山は霞んではいるが見えていた。最後に、電牧で囲まれた羊の放牧地を眺めて駐車場に戻る。
東屋 石狩河口橋 ゲート 羊の放牧地
 

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 二人の記録
 2024(R6)年年4月14日(月) 晴れ 一周6.132km 1:46
 9:31第4駐車場→サイクリングロード→9:43第3P上から遊歩道へ→10:00木道入口→10:10石狩川→10:17入口→10:26第1P→10:33運河合流口→10:38東屋→10:41第1P→サイクリングロード→10:47第2p上→10:56第3P上→11:05第4P上→11:11マクンベツ川ゲート→11:17第4駐車場
 2008(H20)年4月14日(月) 晴れ 一周4.133km 1:06
 13:41第2駐車場→13:43木道入口→13:50石狩川→13:59入口→遊歩道南下→14:10サイクリングロードへ→14:12第3P上→14:21木道入口通過→14:29第1P→14:34運河合流口→14:40第1P→サイクリングロードへ→14:47第4駐車場