黒岳ロープウェイ(1300m) ペアリフト(1520m)

 アクセス
 層雲峡黒岳・ロープウェイを目指す。駅舎の裏側に未舗装だが、無料の駐車場がある。
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 往復1850円の乗車券を買い、標高670mの層雲峡駅からロープウェイに乗り、標高1300mの黒岳駅を目指す。窓からは水量が多く砂防ダムが連続している黒岳沢やその奥に黒岳が見える。昨日、崩落したという天辺が白く剥げ落ちた部分のある映月峰も見えて来る。あっという間の7分間で黒岳駅へ着いてしまう。
 黒岳駅に着くとカムイミンタラの看板がある。看板には散策路がありペアリフトに乗り前に、高松台に向う。
層雲峡駅前(大×) 黒岳沢と黒岳 映月峰 カムイミンタラ
 振返ると、黒岳駅の屋上に人影があり、展望台になっていることを知る。高松台からは黒岳、桂月岳、凌雲岳が並んで見えていた。
 散策路からペアリフトの五合目駅を目指す。往復600円の乗車券を買い、リフトに乗り込むと正面に黒岳が見えて来る。足元には、高山植物が植えられているが、今時期咲いている花はリンドウの白い花と青い花だけだった。
黒岳駅 高松台から黒岳を リフトの五号目駅へ リフトから黒岳
 ゆっくりした速度で15分かけて七合目駅に着くと、ロッジがありお土産品などが売られている。ロッジの横から黒岳に登る登山道も延びている。リフトの横には展望台があり、晴れていれば阿寒の山々も見えるようだが、正面に丸山、その右に屏風岳、武利岳、武華山(看板には武華岳)が見える留まっていた。シマリスも素早い動きで現れ、観光客の歓声が上がる。異口同音に可愛いと連発していた。展望台の山側に上がって行くと、ベンチがあり、休みながら展望が楽しめるようになっていた。
リフトの七合目駅 ロッジ 展望台の看板 展望台から
 七合目から登山道を下ることも出来るが、往復キップを買ったので、素直に楽してペアリフトに乗る。黒岳駅に着いて、早速、屋上の展望台に上がる。屋上の展望台は結構高度感がある。目の前には、雪崩斜面が白く見えている朝陽山、その奥には少し霞んだ平らなニセイカウシュッペ山、右側に尖った丸山、広い裾野を見せている屏風岳、その奥に武利岳、武華山が小さく見える。
                     ←大
ニセイカウシュッペ 朝陽山      丸山     屏風岳
 振返えると、逆光で真っ黒な黒岳、その右に平らな桂月岳、左側に端正な形の烏帽子岳、その左に尾根にしか見えない赤岳、駒草平が連なって見える。
           ←大
駒草平      赤岳   烏帽子岳        黒岳 高松台 桂月岳

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 二人の散歩路記録 (遊びの時間含む)
 2010年9月2日