小舎上山(koyakamiyama:787.9m)
    朝里峠沢川 772m峰 756m峰 751m峰 590m峰
  

 ポイント
 朝里峠は路駐になるが、歩くスキー状態で到達できる。
 590m峰は尾根が細く、倒木が多いので登り難いが、ヘルベチアヒュッテを見下ろせる。
旧国道コース

 アクセス
 小樽の朝里(冬季夜間通行止:夜19時〜朝7時)から「定山渓レークライン(道道1号:小樽定山渓線)」を走り、「朝里峠トンネル」を抜けて旧国道の入り口にある除雪車の旋回場に着く。旋回場には駐車厳禁の看板が立っているが、除雪したばかりで、これからも雪が積もることも無いと思い、勝手に片隅に停めさせていただく。
 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帖「2010.2.5」へ  周辺地図
 2月24日 <2010(H22)年 硬雪 スキー>                      北の山遊詩:泊り雪
 路駐⇒1:05⇒772m峰⇒31⇒756m峰⇒23⇒1:56⇒山頂⇒1:21⇒路駐 一周3:20
 除雪車の旋回場にある旧道入り口はロータリ除雪車で除雪され壁になっていた。壁の上に上がりスキーを履き出発する。旧道には雪渓虫が朝里峠沢川の上流を目指して動き回っていた。暖かな陽射しを受けて動きが活発に見える。青空には秋に良く見る巻積雲(蜂の巣状雲)が流れていた。旧道が朝里峠トンネルの上を通り、真っ直ぐ林道に入って行く。
旧道入り口 雪渓虫 巻積雲 旧道から林道へ
 林道の斜面からは雪まくりが落ちて来て、雪俵になっていた。雪俵を下の斜面に落として、もっと大きくしようと思ったら、帰って小さくなってしまった。林道から送電線下に出ると広い雪原になり、目の前に二本目の送電線が見えて来る。二本目の送電線を潜り、送電線沿いの道に大きく進路を変える。目の前には高積雲(レンズ雲)が浮いていた。
雪俵 送電線下 送電線沿いを 高積雲(レンズ雲)
 沢側が開けて来て、長白稜、白井岳、朝里岳が一望される。
           ←大
           長白稜        白井岳                      朝里岳
 831m峰の山裾を越えると、目の前にアンテナ群の建つ手稲山が見えてくる。この頃になると、青空も小樽方向から押し寄せてくる雲に覆われてくる。今度は、送電線を離れて少し下り、小高い772m峰に向かう。ピークからは長白稜と白井岳が現れる。次に、758m峰を目指し下り気味に辿って行くと、木立越しに小舎上山が見えてくる。
手稲山が 772m峰 長白稜と白井岳 小舎上山が
 木立が透けて、小舎上山越しに白井岳が見えてくる。758m峰は送電線沿いにあり、目の前に春香山、来た方向を振り返ると831m峰が見えていた。今日は、ここまでにしようかと思ったが、意外と小舎上山が近くに見えるので足を伸ばすことにする。
白井岳 758m峰 831m峰 小舎上山が
 小舎上山に下って行き、コルに下がったら小舎上山の姿が見えて来る。主稜線から登って行くと、山腹越しに手稲山が望めた。主稜線からは北側の春香山、南岳が望める。
小舎上山 手稲山が 春香山 南岳
 頂上に上がると、定山渓天狗山、股下山、ヒクタ峰、長白稜、白井岳、朝里岳が一望され、国際スキー場が眼下にあり、場内アナウンスが流れていた。
                     ←大
             定天 股下 ヒクタ峰  長白稜       白井岳       朝里岳
 昼食には早すぎるので、AL0.00%の麦芽風味炭酸飲料やココアを飲んで暫し休む。風が強くなって来たので、スキー板に湿り雪用のワックスを塗り下山を開始する。主稜線から春香山を見て下って行く。途中、水が滴って落ちている雪のキノコがあった。
山頂 春香山 山頂から滑る 雪のキノコ
 831m峰の山腹を辿っているときに沢頭の岩塔が見えて来る。送電線沿いの道はなだらかなので滑り降りると言うほどではない。旧道に出ると烏帽子岳が見えて来る。旧道の入り口が近づくと、また、青空が覗いて来た。
沢頭の岩塔 送電線沿いを 烏帽子岳 旧道を
 =除雪車旋回場考=
 除雪車旋回場の片隅に停めさせていただいたが、帰って来ると五か国語の警告書がワイパーに挟まっていた。管理する側から言えば当然なことでしょうが、道路を利用する側から言えば安全に停められる駐車場も必要だと思います。朝里峠も稲穂峠のように駐車場を併設して、一般開放していただきたいと切望いたします。路駐するのは走る側も停める側も危険が多いのではと思います。
春香山登山口コース

 アクセス
 小樽内川に沿った定山渓レークライン(道道1号:小樽定山渓線)を札幌国際スキー場方向を目指すと、春香山登山口(夜間駐車禁止)がある。小樽の朝里(冬季夜間通行止:夜19時〜朝7時)からも行ける。
  GPSトラックは山の地図帖「2008.1.7」へ
 1月7日 <2008(H20)年 尾根通し 新雪50cm スノーシューイング>
 駐車場⇒1:04⇒590m峰⇒1:56⇒山頂⇒27⇒751m峰⇒1:06⇒駐車場 一周4:23
 朝里はまだ雪が少なかったので、春香山の登山口まで来る。また、天気予報は外れるだろうと、予想して、股下山か小舎上山か迷うが、上り易そうな小舎上山にする。
 駐車場に停めてある車を見ると、道警のテープが回っている。良く見ると、窓ガラスが割られていた。持ち主は、奥手稲の山小屋で楽しんでいるのだろうが、下山して来たら、悲しむだろうなと思いながら春香小屋を出発する。 私も、昨年、大別刈でガラスを割られ、大きな出費をしてしまったことを思い出す。それにしても、悪い族がいるもんだ。
 沢沿いは雪が降っていて、見通しが利かないので、尾根通しとする。何時降ったのか50cmくらいの新雪があり、難儀しそ うだと思う。雪の塊が行き倒れのように見えるが、目は確り睨んでいる。
 最初に590m峰が立ちはだかる。これが、小さいけれど結構厳しい。尾根は細く、倒木だらけだ。しかし、倒木越えも、100円ショップで買ったフック付きのゴムバンドでダラーンとならなくしたので快調だ。
春香小屋 雪の行き倒れ 590m峰が 倒木だらけの尾根
 急登で汗をかきながら登って行くと、大きな倒木の縁に人がすっぽり入る穴があり、中を覗きながら一人の時に落ちたら大変だと思う。590m峰の山頂地ッ架で「ヘルベチ アヒュッテ」を見下ろし、思いを遂げる。白井岳の長白稜もチラリと見える。山頂からは少し下って行く。
急登で汗をかく 人がすっぽり入る穴 ヘルベチアヒュッテ 590m峰(大×)
 751m峰に向かう尾根には大きな朽木や大きな木がある。その度に、近づいて行ってアメリカインディアンに習って「knock on wood」の御呪いをする。急登が過ぎると平らな尾根の登りとなり、何処が高みかが見当付け難くなる。やがて、広い雪原になり、751m峰とのコルに着く。ここから、751m峰に行こうと思ったが、雪が降っていて、何も 見えないのと、時間が無くなってきたので、真っ直ぐ山頂へ行くことにした。
大きな朽木 大きな木 平らな尾根になる コルから右へ
 頂上かと思ったら手前のコブで、頂上は雪原の奥にあった。3時間もかかって、ようやく山頂に着く。おにぎりを食べていると寒冷前線が音を立てて通り過ぎて行く。一瞬、青空になるが、そ の後は、また、吹雪いてきた。国際スキー場は見えず、アナウンスが 聞こえるだけだった。小鳥もチーツと鳴くだけで、姿を見せてくれない。
 早々に下り出しコルに着くと、天気が良くなり、751m峰に寄って帰ることにする。隣りのツゲ山なのか僅かに山影も見えていた。
頂上直下 頂上(大×) 束の間の青空 僅かに山影が
 751m峰に着く頃にはまた、吹雪いて真っ白だった。着いて直ぐに踵を返す。コルの雪原は吹雪き模様になっていた。雪が深いので、元来た道を忠実に帰る。590mの登り返しで、相棒は中々上がって来ない。久しぶりの山で疲れたようだった。
751m峰 751m峰から帰る コルの雪原 590m峰(大×)
 =ヘルベチアヒュッテと小舎上山考=
ヘルベチアヒュッテ
 三角点:小舎上はすっかり小舎上山(こやかみやま)に定着 したようだ。小舎は「ヘルベチアヒュッテ」のことで、その北にある(地図上では上)山と言うことでしょうか。それなら、いっそう「ヘルベチア山」の方が良いな・・と思う。
 因みに、「ヘルベチア: Helvetiaとはスイス国の古名で、その名前を冠したヒュッテは昭和二年に北大の山崎春雄教授、スイス人建築家マ ックス・ヒンダー氏,アーノルド・グブラー講師らによって建てられた」とのことです。

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 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2010(H22)年2月25日(木) 晴れ後曇り 硬雪 スキー 登り1:59 下り1:21
 8:26駐車場→8:41林道へ→9:00送電線下→9:31P772m→10:02P758m→10:25山頂10:53→11:52送電線下→12:04旧道へ→12:14駐車場
 2008(H20)年1月7日(月) 雪 積雪50cm スノーシューズ 登り2:50 下り1:33
 9:30駐車場→10:34P590m→10:49コル→12:20山頂12:47→12:59コル→13:14P751→13:19コル→13:55P590→14:20駐車場