キムンドの滝(標高210m)

 アクセス
 洞爺湖湖畔に延びる道道132号線の仲洞爺キャンプ場近くから舗装された道道560号線に入り終点まで行くと、水車の前に駐車場がある。
 国土地理院地図 周辺地図
=写真をクリックすると大きなサイズになります=
 4月21日 <2018(H30)年>   GPSトラックは「山の地図帳2018.4.21」へ
 回っていない水車はあるが、遊歩道は無くなっていた。滝へ行くには、沢スタイルで滑床に入って行くことになりそうだ。
車両進入禁止 注意書き 滑床の流れ
 危 険 注 意
 これより”キムンドの滝”までの
沿道の壁に露出している岩盤は、今
から約1000万年前に噴出した、
流紋岩質に近いマグマで形成されて
おります。堅い岩盤ではありますが
風化(酸化)が進み、落石の危険が
ありますので、充分注意してくださ
さい。特に水を含むと非常にもろく、
悪天候の時や、雨上がりの増水時の
通行は、ご遠慮願います。
 10月10日 <2008(H20)年>   GPSトラックは「山の地図帳2008.10.10」へ
 回る水車を見ながら、東屋を目指すと、道が「こんにちは小道」「語らいの小道」に別れるが、「こんにちは小道」を辿ることにする。
水車 東屋 道標
 途中に、「洞爺湖畔三十三観音」の「二十四番観音(仲洞爺観音)」が現われる。何時の間にか「なかよし小道」になり、大川の右岸沿いに入る。工事現場の様な雰囲気の木道を辿って行く。
三十三観音の24番 なかよし小道 右岸沿いを 工事現場風
 木道は右岸から左岸、左岸から右岸へと変わり、滑床を見ながら進んで行く。最後は清流を見ながら再び右岸沿いを辿る。紅葉した谷が迫って来ると、滝が見えて来る。
滑床を見ながら左岸を 再び右岸へ 清流を見ながら 紅葉が
 キムンドの滝は両側の岩壁に囲まれ、静かに流れ落ちていた。滝の前には由緒書きがある。内容は「キムンドの滝の由来  文治五年十月、本州より難を逃れて渡道し、更に満州に赴かんとした、源 義経が、満州地方の事情をきくため、アイヌ酋長「キムンド」に面会を求め、約一週間、この洞穴に滞在したが、遂に面会を謝絶され、ここを去って、日高の酋長「オキクルミカムイ」に会い、満州の事情をきいて、渡満したと伝えれれている。その時より、この滝をキムンドの滝と称し、多くの人に親しまれている」と書かれていた。
 帰りは、濡れた板の上に濡れた落ち葉があり、滑るので、スケートの様にして下る。
最後に滝が キムンドの滝 由緒書き 記念写真(大×)

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 二人の散歩路記録(遊びの時間含む)
 2018.4.21 2008.10.10