金山(446m、三角点444.0m)

 ポイント
 色々なコースを組み合わせて登ることが出来る。金山の山頂は道が無く藪漕ぎになる(積雪期が狙い目)。延長線上は手稲山の北尾根コースになっている。
=写真をクリックすると大きなサイズになります=
手稲山北尾根(稲穂口)コース

 アクセス
 国道5号線沿いの「ブリジストンのタイヤ館」から3丁目通りに入り、札樽道のアンダーパスを越えて左折しながら上って行くと登山口に着く。徒歩の場合は、アンダーパスの東側に人道橋もある。
 国土地理院地図   周辺地図
 12月2日 <2010(H22) 登り1:37 下り1:07 長靴+ストック>
 薄っすらと雪が積もっている稲穂川沿いの階段を登って行く。暫し、稲穂川に架かる丸木橋を右岸から左岸、左岸から右岸と川を縫うようにして辿って行く。最後に、沢の中に大きな木を見て、沢沿いから尾根へと登って行く。尾根を辿って行くと、背後に市街地が見え出す。
稲穂口 稲積川 大きな木から尾根へ 木立越しに市街地
 尾根道は、薄っすらと雪が積もっていて、先行者の足跡もある。どうやら、先行者は長靴だが、ストックを使っていないようだ。急登をクリアすると平らになり、銭函天狗山も見えて来る。
尾根道 山頂が 尾根道 銭函天狗山
 尾根道を辿って行くと展望の開けた所もあり、新川の河口が見えていた。オタナイの沼を探すが残念ながら見当たらなかった。もう直ぐ展望台かと思いながら登って行くと、棒杭が見え出し、見晴台に辿り着く。見晴台からは海は見えるが、木立が邪魔して市街地は見えない。
 帰りに、ここでランチタイムにしようと、ベンチの雪を下ろすが、凍っていて板までは出なかった。
新川河口 尾根道 見晴台 見晴台から
 一旦、429mのコブから下って行くき、平らな道を辿ると使われていないリフトの山頂駅に辿り着く。ここから、道の無い本峰へ行くことにするが、倒木が凄いので、辿り易そうな所を目掛け入って行く。何とか、倒木をクリアすると、林道跡のような雰囲気のする尾根沿いを辿って行く。所々に倒木が現れるが入口ほどでも無い。突然、溝があり通過し易い所を見つけて溝に入ると、尾根の反対側からこちらにかけて空堀のように延びていた。どうも、人為的な雰囲気があり、もしかしたら、金山はアイヌのチャシだったのだろうかと思いを巡らす。
平らに リフトの山頂駅 倒木が 空堀
 空堀を越えると、三角点の目印になっている紅白のポールが見えて来る。ポールの近くに三角点を探すが中々見つからない。諦めかけたが範囲を広げようと細い倒木を除けると、倒木の下になっていた三角点が顔を出す。早速、雪で化粧して写真を撮す。三角点を探せたことで気持ちに余裕ができ、登って来た尾根を眺め、藪の山頂を踏む。この先にある岩塔を見ようかと思ったが、藪漕ぎなので諦める。
三角点のポール 三角点 登って来た尾根 山頂
 遊歩道に戻って、取り付きを振返り、ネオパラ山を眺めて展望台へと急ぐ。展望台に着きベンチを見ると、まだ凍っていたが、腰掛けて持って来た食パン2切れを食べながら霞んだ青い海を見る。質素なランチも美味しい空気を胸一杯吸い込み、青い海を眺めると、魔法のランチになる。
 帰りは、雪の積もっている所はタチグリで滑り降りる。雪の無いところで気を抜くと、落ち葉で滑って危うく転びかける。
取り付きを ネオパラ山を 展望台から 星置を
 帰りは、自転車なので、凍った舗装道路は慎重に下る。
 滝の沢コース<金山口2006(H18)年11月11日>

 アクセス
 国道5号線の金山(星置)の交差点から星置の滝方向へ南進し、高速道路の陸橋を越え、星置の滝を通り越して真っ直ぐ進むと、右手に菱光砕石場の看板と宮町浄水場ゲートがある。ゲート前に案内板と駐車スペースがある。
 乙女の滝から、帝国ホテル前を通過し、滝の沢の階段経由で 9の字と思って遊歩道を進む。金山の砕石場を遊歩道で交わし 、鉱山跡を見て、小屋の前を通過しようと思ったら、止められる。12月中は工事のため日曜日だけ通行許可とのことで、すごすごと退散する。心を鬼にした警備員は、名古屋からの観光 客も追い返したと言う。本町口に急ぐ。
金山口 砂防ダム 鉱山跡 唯一咲いていた(大×)

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 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2010(H22)年12月2日(木) 長靴単独 北尾根 稲穂口 晴れたり曇ったり 登り1:37 下り1:07
 10:30稲穂口→11:35見晴台→11:50リフト山頂駅→12:07山頂12:15→12:27リフト山頂駅→12:41見晴台12:5413:35稲穂口
 2006(H18)年11月11日(土) 滝の沢コース 曇り後雨 途中撤退