カムイヌプリ(755m)三角点:鷲別来馬750.01m

 ポイント
 登山道は鎖場を避けるバイパス道(立入禁止の看板)、足場の悪い所には丸太の土留め(階段)もあり、良く整備されている。尾根道からの展望も良い。三角点からは山頂からは木立が邪魔で見えない羊蹄山も見える。六合目には市民に開放された山小屋(登山口の看板には夏場閉鎖、ヒュッテの看板は通年)がある。
 山頂標識のある標高は、登山口の案内板には746mとなっているが、GPSでは三角点:鷲別来馬750.0mよりも5mは高いようなので、755mと表示した。国土地理院の地図ではカムイヌプリの表示が756mのピークにあるので混乱しているようだ。
 google地図ではカムイヌプリのmountain viewが見られる。
トラウシナイ林道(幌別ダム)コース

 アクセス
 道央自動車道の登別・室蘭インターチェンジを下りて、すぐに左に曲がり、公園の道標に沿って、また、左に曲がると、左側にカムイヌプリ登山口の道標がある。
 トラウシナイ林道に入ると開放されたゲートがあり、その手前に駐車場がある。ゲートには「おしらせ/ここから先は事業/専用のため/一般車両の乗り入れ/をお断りします。」の看板があるが、三合目の登山口まで車で行ける。駐車スペースは6台程度。登山口には立派な看板群と登山ポストがある。
 国土地理院地図  周辺地図
登山道入口
 10月26日<2017(H29)年 総歩行距離7.432km 登り2:04 下り1:43 林道1/3歩き>
 林道ゲートに設置されている看板にHYML管理人のシュウさんも異を唱えていると愛棒を説得し、トラウシナイ林道のゲートから車で入る。2/3位入った所で、切通しがあり、道に岩が剥き出しになっていたので、戻って駐車スペースに停める。駐車スペースには一台停まっていた(結果的には登山口まで行けた)。準備をしていると1台の車が通り越して行く。
 三合目の登山口には先程通り過ぎた車が停まっていて、男性が登山届を書いていた。男性が書き終えるのを待って我々も記入して登って行く。案内板と連看板を総合すると山頂まで2時間、2500mの行程のようだ。登山道に入って、直ぐに渡渉地点を渡る。
三合目登山口 案内板 連看板 渡渉地点1
 紅葉を見ながら沢沿いの道を辿って行くと、コルゲート管の橋もある。イチイの大木には注連縄が回され、登山口まで500mの標識が括り付けられていた。わずかに下りだすと渡渉地点になる。沢を渡ると、先行していた男性が枯れ木に生えたキノコを採っていた。ムキタケとボリボリだと言う。
 男性を交わして先に登って行くと、ショベルを持った男性が下りて来た。車は何処に停めたかと聞かれるので、男性の車の後ろに停めたと言う。続いて、岩場は立入禁止のところから入ると、岩を登らなくても良くしたと言う。これで、小学生が数珠つなぎにならなくて済むとも言っていた。男性と別れると登山口まで1,100mの道標がでてくる。
イチイの大木 渡渉地点2 四合目 登山口まで1,100m
 エゾノリュウキンカの看板はあるが、葉っぱは見当たらなかった。キノコを採り終えた男性に軽く追い越されると、カムイヒュッテに到着する。ここは六合目でもあるようだ。ヒュッテの看板には、通年使用できると記されている。改めて、登山口の案内板の夏季閉鎖の表現に違和感を感じる。登山道をよく見ると、丸太の土留めが随所にあり、新しく手を加えたものもある。先程の男性に感謝しながら登って行く。いよいよ鎖場になり、右側に立入禁止の看板があるがバイパス道はここかもしれないと入って見ると倒木地帯で袋小路だった。
エゾノリュウキンカ カムイヒュッテ 六合目 鎖場
 戻って、岩場の左に立入禁止の看板を見付け入って行くと、丸太で補強された道が岩場を避けて続き、岩の上へと導いていた。岩場を過ぎると細尾根になり七合目が現れる。
バイパス道 室蘭工業用水池 細尾根を 七合目
 室蘭方面を眺めながら登って行くと再び、先程よりは小さな岩場になる。岩を横から見るとライオンの顔にも見えないではない。八合目に上がっても急登は続き、傾斜が緩みだすと九合目が待っていた。
岩場 八合目 最後の急登 九合目
 緩やかな主稜線に上がると、ホロホロ山、徳舜瞥山、風不死岳、樽前山、倶多楽湖の四方嶺、室蘭方向が見えて来る。山頂に辿り着くと、先程のキノコ採りの男性が浪曲を聞きながらスケッチをしていた。取り合えず鐘を鳴らし、山頂で記念写真を写し、三角点を目指すが、下りだすので愛棒が山頂に帰ると言う。
ホロホロ・徳舜 室蘭方面 山頂直下 山頂
 山頂から下りだすと、室蘭方面、742m峰、三角点のピークが見え出す。一人で三角点に着くと、ご一行さんと出っくわす。
                     ←大
                室蘭方面       742m峰      三角点
 時間が無いので、図々しくも、ご一行さんに混ざって三角点やカムイヌプリ、羊蹄山、ホロホロ山、徳舜瞥山を写す。
三角点 カムイヌプリ 羊蹄山 ホロホロ・徳舜
 室蘭方面、室蘭岳とぐるっと写し終えると、ご一行さんがカムイヌプリを目指して下っているところだった。ご一行さんに道を譲っていただき山頂に戻る。先程の男性と愛棒が話しをしていたようだった。男性はこの山に30回以上登っているが、熊を見たことがないと言っていたので、愛棒は安心したようだった。男性と話をしていると、ご一行さんが到着した。
 われわれは、山頂から少し下がった道端に陣取っておにぎりを食べる。昼食を終え下山しだすと、九合目の手前で駒ヶ岳が見え出す。鎖場では、私だけ鎖を伝って下りてみる。
室蘭方面 室蘭岳 駒ヶ岳 鎖場
 下って行くとヒュッテが見えて来る。ヒュッテからは傾斜が緩くなり、沢沿いに延びる紅葉の道になる。登りでは幹しか見ていなかったイチイの大木も上から下まで見ることが出来た。
ヒュッテ 紅葉 イチイの大木
 引き続き紅葉を眺めながら下って行くと、山一番の大木が目に付いた。三合目の登山口に下り、林道を下って行くと、途中でバイパスの道があるようだった。無事、切通を過ぎて駐車スペースに戻ると、沢の中の紅葉も奇麗だった。
 林道の入口には、一台の車が停まっていた。ゲートの注意書きを忠実に守ったのだろうか。以前、われわれもゲート前に停めたことがある。改めて、登山口入口の看板を見上げると、登山者の車は一般車両には当たらないようにも解釈でき複雑な思いだった。
紅葉 大木 紅葉 林道ゲート
 
 =道中記=
 支笏湖経由で行こうとオコタンペ湖の手前を走行中に、車から異音 がして停まって見るがアンダーカバーは外れていないようだった。 なんだろうと思って、再び走り出すが異音は一向に治まらないので、オコタ ンペ湖ゲート前に駐車して、タイヤのボルトを調べてみると、なんと緩んでいた。締め直すと、異音は治まった。ボルトの緩みは人生初めてだったので、自信を無くする。確実に締めたはずなのに・・・  みなさんも、今一度、点検を・・・

 11月25日<2007(H19)年 登り2:03 下り1:42 林道歩き> GPSトラックは山の地図帳「2007.11.25」へ
 トラウシナイ林道に入ると直ぐに3台の車が停まっていた。愛車はパンクしてスペアタイヤなので、無理は出来ないと思い、林道入口へ駐車する。林道を歩いて上がると、石がゴロゴロした所とか、凍結した所もあるが、車で上がれない状態ではなかった。地元の人達の散歩道となっているのか、林道を歩いている人達に出会う。三合目登山口に着くと五合目まで登って来たと言う地元の男性に出会う。
林道入口から 正面にカムイヌプリ 三合目登山口が 3合目登山口
 案内板と距離標識を見て、「頂上まで2500m」「カムイヒュッテまで1500m」「ナミダ坂」「最終水場まで1100m」「オンコの御神木まで500m」こんなにポイントがあったのかと改めて思う。注連縄をくぐって、登山道に入る。登ってすぐに、沢を渡る。
案内板 距離標識 注連縄 沢を渡る
 オンコの御神木を見落としてしまい、再び沢を渡る。トドマツの林の中を辿ると四合目の標識がある。「登山口まで1100m」の標識が出てくると、直ぐに五合目になり、ベンチのある小川の辺となる。五合目を過ぎると直ぐに、コップとペットボトルが置かれている「カムイのいずみ」がある。確か、登山口にはエキノコックスで飲んではいけないと書かれていたはず?まもなく、六合目にある立派なカムイヒュッテに着く。「ナミダ坂」は何処だったのだろうかと思いながら、前庭に立っている「登山口まで1500m」の標識をながめる。
 このヒュッテは夏冬通して使えるようだ。カギは「モンマートかわむら富士町2-14-5電話85-2069」、使用料金は一人一泊大人(高校生以上)夏期間(5/1〜10/31)300円冬期間(11/1〜4/30)500円、休憩無料と看板に書かれていた。だたし、登山や研修以外の山菜採りは対象外のようだ。薪が積まれトイレも完備している。
沢を渡る 四合目 カムイのいずみ カムイヒュッテ
 カムイヒュッテから少し登ると鎖場があり、本当の鎖とロープが垂れている。鎖場を上がると白樺林の痩せ尾根になり、七合目の標識が現れる。
鎖場 鎖とロープが垂れて 痩せ尾根 七合目
 林が途切れて展望が利いてくると、赤く染まった海の上から天子の梯子が現れる。富岸(トンゲシ)の沖合いは赤い海と白い海となり、異様な雰囲気になる。奇妙な風景を背に登って行くと八合目、九合目の標識が現れる。
天子の梯子 富岸 八合目 九合目
 傾斜が緩くなり、頂上かと思ったら奥に山頂があった。頂上からは鷲別岬とイタンキ岬が見え、街並みは日の光を反射して、ガラスを散りばめたようだ。幌別の市街は幌別ダム越しに、日差しが弱いのかわずかに反射していた。
山頂目前 山頂直下 鷲別とイタンキ 幌別ダム
 それでも、富浦の蘭法華岬がわずかに、幌別ダムの室蘭工業用水池は、燻し銀のように、林道の見える三角点の富岸は目の前に見えていた。
                               ←大
     蘭法華岬        幌別ダム                  三角点:富岸
 山頂に立ち、室蘭岳への縦走路を覗くが、三角点のある山頂や、地図の山頂には行かず、山頂で記念写真を写す。頂上にある鐘を鳴らさずに、雲が厚くなって展望が無くなってきた山頂を後にする。
 下山途中で、何で見落としたのか分らないが、「オンコの御神木」を見付け、振り返りながら写す。
縦走路を 山頂(大×) オンコの御神木
 =道中記=
 苫小牧市街の手前で右後輪のタイヤがバーンと音を出してパンクする。直ぐに、二車線の道路沿いに停め、反射板を置き、予備タイヤに付け替える作業に取り掛かる。作業中、大型トレーラーがスレスレに通り過 ぎて行く。真っ暗な日の出前なので怖い。道路には車の部品の欠片が散乱しているところを見ると事故現場のようだ。事故現場の掃除を怠るとはと独り言を言いながら作業を終える。
 苫小牧はまだ活動していないので、パン ク修理をしてくれるところを探しながら通過してしまう。途中個人経営のガソリンスタンドに寄ると、パンク修理が出来ると言う。早速、タイヤを見てもらうと、タイヤの横が何かに刺さって破れていた。これでは修理不可能なので、スペアタイヤのまま山に向かう。
 下山した後、タイヤを買いに室蘭に向かうと、イエローハットがあり即交換する。3万円弱の出費は貧乏人には堪えた。事故の後は、ガソリン税で道ばかり掘り起こさないで、確り掃除をしてもらいたいと思う。


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 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2017(H29)年10月26日(木) 晴れ トラウシナイ林道1/3歩き 登り2:04 下り1:43
 9:30林道切通手前=歩く=9:44三合目登山口→9:59オンコの大木→10:06四合目→10:18登山口に1.1km→10:21ヌプリのいずみ→10:37六合目ヒュッテ→10:54鎖場→10:59七合目→11:12八合目→11:26九合目→11:34頂上
11:41三角点11:48頂上→11:51昼食12:07→12:10九合目→12:17八合目→12:27七合目→12:30鎖場→12:38六合目ヒュッテ→12:54ヌプリのいずみ→12:54登山口に1.1km→13:05四合目→13:15オンコの大木→13:28三合目登山口=歩く=13:40林道切通手前
 2007(H19)年11月25日(日) 曇り トラウシナイ林道歩き 登り2:03 下り1:42
 8:50林道入口=歩く=9:25三合目登山口→9:36オンコの大木→9:41四合目→9:52/登山口に1.1km→9:53五合目→9:54ヌプリのいずみ→10:08六合目ヒュッテ→10:25七合目→10:34八合目→10:44九合目→10:53頂上10:57→11:00九合目→11:07八合目→11:15七合目→11:31六合目ヒュッテ→11:40ヌプリのいずみ→11:42五合目→11:43/1.1km→11:25四合目→11:53オンコの大木→12:06三合目登山口=歩く=12:39林道入口