カッコウの森(297m)富丘峰(201.5m)
=手稲山北東=

 アクセス
 手稲山山麓線を手稲オリンピアスキー場方向に上がって行き、札樽自動車道のアンダーパスををくぐるとカッコウの森キャンプ場(閉鎖中)のゲートが見える。
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 12月22日<2011(H23) 一周スノーシュー9.044km 2:09>
 JR手稲駅から国道5号線を横切り、手稲山山麓線を登って行くと、カッコウの森キャンプ場(閉鎖中)のゲートが見えてくる。入口には「手稲区青少年カッコウの森キャンプ場←入口500mの看板が架かっている。狭いゲートの隙間から中に入ると、つぼ足とスノーシューズの跡が続いていた。リスの足跡も雪の上に続いている。
手稲山山麓線の(↑大) 看板 つぼ足の跡(↑大) リスの足跡
 よろよろとしたノネズミの足跡も、木の隙間を使って隠れながら辿っているのが分かる。直ぐに、足跡がなくなり、つぼでは埋まってしまうので、スノーシューズを履き、真っ白な林道を辿って行くと、センターハウスが見えて来る。その手前に案内板があり、春先に来た時に気になっていた遊歩道を確認して、三樽別川沿いの遊歩道を辿ってみることにする。遊歩道自体は、影も形も無いが、辿るに連れて道の跡らしい所が現れる。水面の氷は面白い形をしているだけでなく、流れる水を表面張力で吸い上げ、円く黒い影のように変化させる。
ノネズミの足跡 センターハウス(↑大) 案内板(↑大) 水面の氷(↑大)
 、三樽別川には白饅頭が流れを覆っていた。最後にセンターハウスから真っ直ぐ延びている林道に辿り着く。そこには、滑滝があるはずだが、白饅頭に覆われていた。地図にある滝見台も既に無かった。
 今度は、山側の遊歩道と思われる跡あたりから、尾根に向かって登って行くが、笹が邪魔で苦労する。ようやく、尾根にあがると手稲山や手稲峰が木立越しに見えてくる。
白饅頭の流れ(↑大) 滑滝?(↑大) 手稲山(↑大) 手稲峰(↑大)
 地図の279m地点には幹が腐れたシラカバが見られた。シカの寝床は、糞だらけだった。シカが近くに居るのかなと思って耳を澄ませばば、甲高いフューッと聞こえる鳴き声が木霊していた。水を飲もうとペットボトルホルダに手を伸ばすが空だった。下で飲んだときに、ストッパを閉じなかったから落としたようだで、途端に喉が渇いてくる。これでは、もう行動できないと思うが、279m地点から奥は平らなので、行けるところまで行こうと奥へと辿って行く。時には笹薮を漕ぎながら辿って行くと、手稲峰が近づいて来る。岩塔までなんとか行きたかったが、急傾斜になる前で引き返す。
幹腐れ シカの寝床(↑大) 手稲峰(↑大) 岩塔(↑大)
 隣の千尺峰は横から見ると、独立した山のように見える。279m地点に戻って、丸山方向の富丘峰を下る。下りだして、直ぐに、スノーシューのトレースが現れる。林道の途中から無くなったスノーシューのトレースの主に違いないと思う。途中の230mのコブで下らないで、次の富丘峰201.4mとトレースが延び、更に、丸山方向へ下っていた。途中から林道の緩いカーブの所へと大きく迂回をしていた。
千尺峰(↑大) スノーシューの跡(↑大) 富丘峰(↑大) 丸山(↑大)

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 山行記録
 2011年12月22日(木) 曇り 一周スノーシュー9.044km 2:09
 10:51入口→11:14キャンプ場→11:37滑滝→12:306P279→12:17引き返し→12:48富丘峰→12:57林道へ→13:00入口