一本椴の山(511.5m)
=穂別ふれあい体験の森=

 ポイント
 穂別と稲里を結ぶ林道穂別線の真ん中に駐車場があり、そこから展望台、山頂、ふるさとの(ふれあい)森、一本シナの木を周遊する遊歩道(2.5km程度)がある。積雪期は林道入口から歩いた方が無難だ。稲里からの林道の展望は山頂よりも良い。三角点:一本椴がある。現在は、荒れ放題?
=写真をクリックすると大きなサイズになります=
稲里コース

  アクセス
 国道274号線(石勝樹海ロード)を夕張から日高へ向って走り、「樹海温泉はくあ」が右に見えたら道道74号線(穂別鵡川線)へ右折する。黄色い「稲里橋」、緑の「からまつ橋」を通過し、直ぐ左手に「坊主山登山道入口」の大きな看板と「穂別町稲里地区町有林(ふれあい体験の森ゾーン512m:P、展望台有り)」の立派な看板もある。これに従って稲里から富内にぬける舗装された町道を左折する。舗装道路を少し走ると、左手に「坊主山登山道入口」が現れるがやり過し、町道を奥へ進む。町道は未舗装になり、やがて右に「民有林林道穂別線・幅員4m・延長10,646m・穂別町」が分岐する。
 
案内図
 12月10日<2005(H17)年 往復9.184km 登り1:29 下り1:19>
 「民有林林道穂別線」の看板が2枚あるT字路の空きスペースに駐車して、林道を登って行く。新雪がさらっと積もった林道には、もう何台か走った跡が付いている。「ウダイカンバ人工林施行事業モデル林」の立派な看板も出てくる。山頂方向も真っ白に輝いて顔を出す。林道の谷側は木が無く展望が開けているところがあり、雲の白さと見間違うような夕張岳が坊主山の肩越しに見える。勿論、坊主山も間近に一際白い山頂を見せている。道端には「奥地林道穂別線(稲里工区)災害復旧工事」の標柱が立てられているが、林道の名前が統一されていないようだ。
民有林道穂別線入口 山頂方向を望む 夕張岳を望む 坊主山が間近に
 坊主山の右側にはハッタオマナイ岳が顔を出す。林道が大きく左にカーブしだすと、稲里と佐主岳が見え出す。主稜線を超えてしまうのではと思った頃、広い駐車場が現れる。その一番端に、立派な看板が立っていて、「ほべつ町有林ふれあい体験の森案内図」がある。その地図には展望台、標高511.8m、しなの大木の表示があり遊歩道が一回りしている。地図は実際の位置と鏡になっているので解り難いが、早速、駐車場から少し離れた展望台入口に向う。展望台入口からは少し荒れれはいるが白樺天然林沿いの道を辿る。
ハッタオマナイ岳を 稲里と佐主岳 駐車場 展望台入口
 平になりだすと立派な櫓の展望台が現れる。登って見るが余り展望が良くない。次に山頂を目指すと、「標高511.9m、穂別市街、樽前山、苫東地区」の標識がある。穂別市街は目の前に見えるが、残念ながら樽前山は雲がかかっていて見えない。反対側は木立越しではあるが坊主山、ハッタオマナイ岳が見え、夕張岳は僅かながら見える。山頂は風が強いのと時間が早いので早々に下ることにする。
展望台 坊主山を望む ハッタオマナイ岳を 山頂(大×)
 帰りは、少し遠回りをして反対側に設置されている木段を下る。木段を下っていると、穂別の北側にある茂別方向が良く見える。木段を下り、山頂方向を振り返り、次のふるさとの森に向う。シナの大木のある林道は結構下ってしまうので、ふるさとの森の中を下り駐車場に戻ることにする。ふるさとの森は植林された木がネットと竹で冬囲いされている。つつじの様でもあるが樹種は不明だった。
木段を下る 茂別方向が見える 山頂を振り返る ふるさとの森と山頂を
 ふるさとの森から、駐車場に帰る林道は岩が露出した所を切り通した道で、見上げると青空に白樺が綺麗だった。また、展望台入口、駐車場と戻り林道を下る。また、車が一台登ってきたところを見ると結構人気があるところのようだ。途中で、腹の虫が鳴き出したので、土盛りした場所で昼食をする。

二人の山行記録もくじへ    次佐主岳へ   アソビホロケール山へ

 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2005(H17)年12月3日(土)  晴れ 往復9.184km 登り1:29 下り1:19
 8:54駐車場所→9:21ウダイカンバ人工林→9:59駐車場→10:03展望台入口→10:17展望台→10:23頂上10:36→10:45ふるさとの森→10:53林道へ→10:56展望台入口→10:58駐車場→11:40昼食12:0012:15駐車場所