茨城の名所旧跡
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鹿島神宮境内
 さざれ石<2022(R4)年8月5日>
 
さざれ石と日の丸 日の丸の由来 さざれ石 由来書
 国 旗 に つ い て

古来、日本人は太陽を信仰の対象
としており国名「日本」を国旗「日
章旗」日の丸太陽崇仰に起源する
ものと思われる。
日章旗が国旗として扱われるのは
明治以降で平成十一年施行の国旗国
歌法により正式に国旗として定めら
れた。
 高野辰之作詞 岡野貞一作曲
日の丸の旗 明治四十四年(一九一一)
 一、白地に赤く日の丸染めて
   ああ美しや日本の旗は
 二、朝日の昇る勢い見せて
   ああ勇ましや日本の旗は
さざれ石の由来

さざれ石(石灰質角礫岩)は、石灰石が長い年月の間に雨水で
溶解しその粘着力が強い乳状液が次第に小石を凝結し、段々と
大きくなりのちには巌となり河川の浸蝕により地表に露出し、
苔むしたものであります。
国歌「君が代」は天皇の御代の弥栄をさざれ石に託して詠ん
だ歌がもととなっており天皇の大御代の千代に八千代に年を
経てさざれ石の巌となりて苔のむすまで永く久しく栄えますよ
うにという祈りの込められた歌であります。
古今和歌集巻七賀歌に題知らず読人知らずの歌として
「和が君は千代に八千代に細れ石の巌となりて苔のむすまで」
とあります。
「君が代」は、神事や宴席で最後に歌われる祝歌として各地に広
がり浄瑠璃や謡曲にも取り入れられ朝廷から一般市民に到る迄
全国津々浦々で歌われる歌となって行きました。
国家「君が代」は、明治二十六年日本国家に制定され、大正時代
ニューヨークで開催された世界の国家コンクールで特等となり
ました。
国家「君が代」
 君が代は千代に八千代に
 さざれ石の巌となりて苔のむすまで
 要石<2022(R4)年8月5日>
要石 窪んだ要石 由来
 氷山の一角の様に岩の一部が地表に突き出た石。中心部が窪んでいて、周辺にコインが投げ込まれている。
要 石

神世の昔 香島大神が座と
された万葉集にいう石の御座(ござ)とも
或は古代における大神奉斎の
座位として磐座(いわくら)とも伝えられる
霊石である。
 この石、地を掘るに従って大きさ
を加え、その極まる所しらずという。
 水戸黄門仁徳録に、七日七夜
掘っても掘っても堀り切れずと書
かれ、地震押えの伝説と相俟って
著名である。
 信仰上からは、伊勢の神宮の本殿
床下の(しん)御柱(みはしら)的存在である。

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 記録
 2022(R4)年8月.5日(金)mayu