百人浜
    一石一字塔 悲恋沼 百人浜展望台
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 一石一字塔<2012.8.27> 国土地理院地図 周辺地図
 一石一字塔は観音堂の傍に鎮座していた。近づいて行くと、一番上に梵字が刻まれその下に「一石一字塔」と刻まれていた。碑横と碑陰にも文字が刻まれていたが、文字が掠れている上に、おまけに日光で光って見難く、間違って読んだ字も多いが、次回は、これをベースに正確に読み取ろうと思う。由来書を見ると、高校時代に郷土研究会で訪れた記憶が蘇る。
観音堂と石碑 一石一字塔 碑横・碑陰 説明板
碑横 蝦夷東南百人遭難者銕巖聳洌波濤對嶽●海霧続●
離明輪正錯失存隅以故溺死者最多或有同時日者
遠羽怪異乎八谷佐吉者南部人也管長平保呂泉
年尚海為イ昜之文化二年 大家有命相従三寶●
碑陰 連北地興衆同志請金書寫妙經量品一石一字
●●筆晋断●泥之館主田中氏随喜衛護汰筵竒
哉昔時淪没一●儀到寶持施哉法●迎嗚呼信徹
無●祥應●朗豊●来感十余喜此事●手頌日
因●俟調塾伏海震東蝦夷溺長夜苦●到暁風吹
戸開目開●頓●矢頭殷祥●●致感徐興隨涙碑
悲恋沼と石碑(大×) 百人浜の看板
 50年前の百人浜は丸裸で石碑の傍から悲恋沼も見えていた。当然、看板も変わっていた。
 非恋沼<2012.8.27> 国土地理院の地形図 周辺地図
 駐車場の一角に遊歩道があり、非恋沼が見えるか半信半疑で入って見ると、柵が回っている沼が見えて来た。非恋沼の表示は無いが、非恋沼に違いない。沼からは、ルシチ山、オキシマップ山、豊似岳、三枚岳の山並みを望める。沼の外れには展望台も望める。
                               ←大
オキシマップ 豊似 三枚岳 悲恋沼          展望台
砂丘 悲恋沼
 昔の悲恋沼の付近は何も無い砂丘で、道路から悲恋沼が間近に見えていた。放牧していた牛も沼に入って牧歌的だった。
 
 百人浜展望台<2012.8.27> 国土地理院地図 周辺地図
解説板 悲恋沼
 駐車場から道路を渡り、百人浜展望台を目指す。塔の前には解説板があり、森の再生を行っているようだ。
 塔の中に入ると螺旋階段があり登って行く。塔の上には京都からこられたご夫婦がいた。入れ替わりで、360°の景色を堪能する。悲恋沼から反時計回りで見て歩く。
 塔からは、ルシチ山、オキシマップ山、豊似岳、三枚岳の山並みを望める。
                     ←大
 ルシチ山 オキシマップ山 豊似岳 三枚岳
 海側は百人浜の砂浜が広がり、襟裳岬も見えていた。
                     ←大
百人浜               襟裳岬
 京都のご夫婦は海岸まで行ったようだが、われわれはひきかえす。

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 二人の散歩路記録
 2012.8.27