百松沢山(1037.9m)900m峰 870峰 765m峰

 ポイント
 「源八の沢」の林道はスノーモビルランドのコースになっているが、既に、営業はしていなかった。その代わり、採石場のジャンボダンプカーが砂塵を巻き上げて走っている。送電線の尾根は雪が少なく、少し藪を漕ぐ。870m峰付近に熊の足跡有り。南峰への尾根の雪庇は動いているので、落とし穴がある。
源八の沢(送電線経由)コース

 アクセス
 愛棒に車で五天山の駐車場まで送ってもらう。西野から手稲左叉通りを真駒内方向へ行き、一旦、五天山駐車場の立木に自転車を括りつける。そこから、リゾート札幌(スノーモビルランド)へ右折して、採石場のゲート前で下ろしてもらう。
 国土地理院の地形図 GPSトラックは山の地図帳「2013.5.10」へ 周辺地図
=写真をクリックすると大きなサイズになります=
 5月10日 <2013(H25)年 スノーシューイング 単独 登り3:58 下り2:10>
 ゲートから、すぐ右の林道に上がれるはずだったが、道が無い。仕方がなく、水の流れている所から上がって行く。林道はスノーもビルのコースになり、百松沢山スキー登山案内板(札幌地方山岳遭難対策協議会)も無くなっていた。スノーモビルのコースは、直ぐに、採石場の作業道に出てしまう。林道を探すが無いので、再び、スノーモビルのコースに入り直すが、直ぐに、作業道に出てしまう(正解は作業道を横断)。作業道を辿り、カーブミラーの所から林道へ入るとゲートがあり、砂防ダム(源八の沢川2号砂防ダム)が現れる。その奥にシルバーザッテル(765m)が見えてくる。
作業道 スノーモビルコース 砂防ダム入口 砂防ダムゲート
 林道の行く手の610m峰と616m峰のコブを見ながら登って行く。いよいよ、西野の分岐が見えて来る。以前は、この分岐に小さな看板が立っていたが、今はなにも無い。沢には、スノーモビルのコースなので、コンパネが敷かれていた。長靴なので、ジャブジャブ入り渡渉する。
610m峰と616m峰 土管の橋 西野分岐 渡渉
 朝が早いので、まだ、雪が固くしまっていて歩きやすいのでつぼ足で登ることにする。地図には川の印はないが沢沿いを登って行く。道が不明瞭になると沢の上の尾根に送電線の鉄塔が見えて来る。急な傾斜なので、休み休み登って行き、振り返ると三角点:岩崖584.9mが見えていた。
雪の上を 沢沿いを 送電線の鉄塔が 振り返ると岩崖が
 沢から尾根に上がると、目の前に送電線の鉄塔が見えていた。尾根の上は雪が少なく、少し藪漕ぎをして残雪を探す。765m峰に上がると平らな稜線になる。山頂の西側に寄ると、送電線の下から山頂や手稲山が望まれる。
鉄塔 平らな765m峰 山頂が 手稲山
 コルに下ると、送電線下から手稲山、振り返るとシルバーザッテルとその後ろに藻岩山、砥石山が見える。行く手には870m峰が立ちはだかり、山頂を隠していた。
手稲山 シルバーザッテル 砥石山 870m峰
 送電線下から、支笏湖方向を良く見ると恵庭岳の頭が見えていた。870m峰に近づくと、尾根上の雪庇が切れているようだ。それに雪庇がずり落ちてきていて、割れ目がある。仕方がなく、尾根の藪を漕いで確りした雪庇に上がる。雪庇からは砥石山が良く見えていたが、この雪庇の上を下った跡があった。良く見ると熊の足跡がくっきり付いていた。
恵庭岳 870m峰 砥石山と熊の足跡 熊の足跡
 雪庇の上から振り返ると、765m峰、三角山、シルバーザッテル、藻岩山が見えていた。
                               ←大
           765m峰       三角山 シルバーザッテル        藻岩山
 870m峰の直下を登って行き、山頂にたどり着くと南峰と本峰が見えて来た。南峰の尾根には神威岳が頭を出す。870m峰からは樽前山、恵庭岳、空沼岳、札幌岳が連なって見える。
870m峰の直下 南峰と本峰 神威岳 樽前・恵庭・空沼・札幌
 870m峰からコルに下って行くと、熊の足跡が新雪の上にくっきり付いていた。900m峰を登って行くとヘリコプタがバタバタと音を出しながら飛んで来た。手稲山は西峰、南壁が連なっていた。
熊の足跡 山頂 ヘリコプタ 手稲山
 山頂直下から、迷沢山、奥手稲山、星置山、西峰、手稲山、安部山、ネオパラ山が一望された。
                     ←大
           迷沢山     奥手稲山 星置山 西峰 手稲 安部 ネオパラ山
 稜線から南峰が覗くと、山頂が間近に感じられた。山頂に上がると、木立に小さなピンクテープが付いていた。山頂の奥には烏帽子岳が覗いていた。
南峰 山頂直下 山頂 烏帽子岳
 山頂から南峰へ行こうと、稜線を下って行くと、ストックがズボーっと刺さってしまう。良く見ると、雪庇が動いていて隙間が新雪で埋まっていたようだ。南峰への稜線を見ると雪庇がずり落ちている所もあり、こんな穴に落ちたら大変なので諦めて山頂に戻る。木立越しに、定山渓天狗山、余市岳を見ながら山頂に帰る。
南峰 落とし穴 定山渓天狗山 余市岳
 南峰と烏帽子岳を見ながら、山頂に座りながら昼食にする。麦芽風味の炭酸飲料はビールのように美味かった。下りは、雪が柔らかくなっているのでスノーシューズを履いて下ることにする。
            ←大
南峰と烏帽子岳
 下りは870m峰の北側をトラバースすると、熊の足跡もトラバースしていた。帰って来る熊と鉢合わせしないように、キャディーさんよろしくファーと間抜けな声を上げる。
 765m峰は雪のある北西側の斜面を下ろうと下って行くと、崖になってしまうので、仕方がなくスノーシューズを脱いで、藪を漕いで送電線側を下って行く。沢は、幸いにも確りした雪質だったのでつぼ足で下って行く。
 帰りは、雪が融け出していたので、SBを踏み抜いて転んでしまう。作業道のカーブミラーの所から610m峰と616m峰を振り返り、作業道を下って行く。作業道には、大きなダンプが砂塵を巻き上げて走っているので、危険を感じ下の林道に逃げる。林道から作業道を横断して、スノーモビルコースを下って行く。下りすぎて、野球場までおりてしまい、適当な所を藪漕ぎしてゲートに戻る。
870m峰の雪庇尾根 SBを踏み抜く 610m峰と616m峰 作業道を横断
 五天山の駐車場から、家まで自転車で帰る。

山行記録冬山2へ   次シルバーザッテルへ   アソビホロケール山へ

 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2013(H25)年5月10日(金) 晴れ つぼ足+スノーシューズ 単独 登り3:58 下り2:10
 6:39ゲート→6:53砂防ダム→7:15分岐(渡渉)→8:33送電線尾根(藪)→8:55P765m→9:17雪庇の尾根→9:36P870m→9:55P900m→
10:37頂上11:09→11:22P900m→11:28コルからP870mトラバース(熊の足跡有)→12:21送電線尾根(藪)→12:50分岐(渡渉)→13:02砂防ダム→ゲート13:19