ヒクタ峰(1083m) 滑り沢(872.9m)   山頂OK

 ポイント
 長い山頂には標識のある山頂の他に、岩塔が3つある。最高地点は第U岩塔のようだ。岩塔からの展望は最高だ。下山時に950m付近は北尾根に入り込み易い。
滑沢林道コース

 アクセス
 札幌の定山渓と小樽の朝里を結ぶ定山渓レークライン(道道1号線:小樽定山渓線)を走る。四ツ峰トンネルを抜けて、さっぽろ湖が川に変わる頃、道路が小樽内川の右岸を走る僅かな区間があり、右手に瀟洒な佇まいのサイロを模した建物(小樽内川水量測候所)が現れる(迷沢川林道の手前)。この建物の反対側にゲートの付いた滑沢林道入口(小樽内林道の右手、川沿い)があり、3台位縦列駐車できるスペースに停める。
 国土地理院の地形図  GPSトラックは「2006.5.6」の地図帖へ
=写真をクリックすると大きなサイズになります=
 5月6日 <2006(H18)年 登り3:09 下り1:12>
 林道を辿り、橋を渡って直ぐに尾根に取り付く予定だったが、斜面に雪が少ないので、林道を奥へ進み、Uターンする林道を上がる。林道が尾根を横断する所から、無事尾根通しで登る。藪尾根では前方に山頂や振り返ると手稲山が見える所もある。
小樽内川水量測候所 滑沢川沿いの林道 ト字分岐 山頂が見える
 滑り沢(三角点名)の手前では隣の定山渓天狗岳が木立越しに顔を出す。定天はマンモスのような格好で、V峰が頭で長い鼻をヒクタ峰に向けていた。長い鼻のような尾根は真っ白で平らに見えるが、雪庇の尾根のようにも見える。定天の尾根越しには札幌岳が望め、定天とヒクタ峰の間から真っ白な無意根山が頭を持ち上げる。滑り沢が近くなり出すと定天が邪魔されずにすっきり見えだす。
 滑り沢への最後の登りでは、下山時に滑り沢をトラバースするので、尾根に雪庇がないことを確認する。その後、急な斜面を右から少し回りこんで登り切ると、雪がぽっかりと融けた中に三角点があった。滑り沢を越えると一旦下りになり、山頂も一段と近くに望める。
定山渓天狗山 無意根山が 定山渓天狗岳 山頂を望む
 ヒクタ峰の北尾根に合流する所は急斜面で、さっぽろ湖と小天狗、定天を間近に見て登るが、最後は右側の傾斜の緩い所を選んで、北尾根に上がる。登って来た東尾根は北尾根から見ると、ただの急傾斜なので、手稲山方向にある滑り沢の位置をしっかり頭に入れる。
 尾根の途中に小さな岩塔が道標の様に佇んでいる。山頂直下はやや小さな雪庇が付いている尾根を辿るので、用心のため木のある方を登る。一息入れ、振り返ると烏帽子岳と神威岳、アンテナ群のある手稲山が望まれ、左手には白井岳や長白稜が間近に望まれるようになる。勿論、定天は直ぐ目の前に見える。
定天が間近に 尾根上の岩塔を振り返る 山頂直下 烏帽子岳と神威岳
 終始定天を見ながら登り、ようやく頂上に着き振り返ると手稲山が西峰を従えて大きく見える。山頂は定天を僅かに見下ろす位で、しかも間近に見える。山頂の木には山頂標識も括り付けられていた。残念ながら北西側半分が木立越しなので、羊蹄山、余市岳、白井岳、朝里岳はすっきりしない。長い山頂の奥には真っ白な無意根山があるが、岩塔群ピークの陰になる。
手稲山が 定山渓天狗岳 山頂標識 奥に無意根山と岩塔群
 良く見ると目の前にある岩塔に向って足跡が付いている。好奇心が湧き、岩塔の近くまで下って行き、スキーをデポして、ツボ足で岩に登ってみる。岩塔に上がると、白井岳が良く見えるが、何かすっきりしない。足跡は更に奥へ進んでいるので辿ってみたら、雪山を越えると2つ目の大きな岩塔が現れる。
第T岩塔 第T岩塔のテッペン 無意根山を望む 第U岩塔へ
 この岩塔は私には無理と思い、写真だけを写そうと近づいて行くと、岩塔のテッペンが見えなくなる。仕方が無く、ストックを置いてハイマツにしがみ付いて雪の上を這い上がる。すると第U岩塔の全景が広がっていた。岩塔の上に一際高く岩があるので、もう少し近くまで行こうと思い岩塔を登る。剥き出しの溶岩のような岩肌をプラブーツで登って行くと、何時の間にか岩塔のテッペンに着いてしまった。
 奥には第V岩塔があるが第U岩塔よりも低いので、第U岩塔が最高地点と認識する。足跡の主も第V岩塔には行っていない。岩塔の上にある岩には人1人がステップできるスペースしか無い。岩は切り立っていて下を覗く気にはなれなかったので、足元の岩場を撮す。
第U岩塔へ 第U岩塔 第U岩塔の頂 足元の岩場
 岩の上に上がって見ると、ステップして回るスペースがないので、体を捻って撮せる範囲でパノラマ写真を撮す。岩の上は遮るものがないので、定山渓天狗岳、真正面の無意根山、羊蹄山良く見えた。
                     ←大
定山渓天狗岳               無意根山     羊蹄山
 慎重にステップし直して、今度は、余市岳、朝里岳、白井岳、長白稜を撮す。撮し終え慌てて岩から下りると、もう上がる気は失せていた。岩の上からの展望は最高だが、風が吹くと微妙にバランスが崩れるので早々に退散する。山頂を振り返ると、雪山だと思って通過していた裏側にも奇岩が切り立って見える。目の前にも牙のようなテーブルとも見える岩があった。岩塔の岩から下りて見ると平らな山頂の方が高いようだが、また、上がって比較はしなかった。
                     ←大
    余市岳     朝里岳     白井岳    長白稜
 岩の上からの展望は最高だが、風が吹くと微妙にバランスが崩れるので早々に退散する。山頂を振り返ると、雪山だと思って通過していた裏側にも奇岩が切り立って見える。目の前にも牙のようなテーブルとも見える岩があった。岩塔の岩から下りて見ると平らな山頂の方が高いようだが、また、上がって比較はしなかった。
奥の第V岩塔 羊蹄山を 第U岩塔から山頂を 第U岩塔を振り向く
 足跡が無ければ、当然1つ目の平らな山頂で帰ったので、足跡の主に感謝しながら、山頂で休憩をする。下山時950m付近は急斜面を帰るのだが、北尾根伝いに行きそうで注意しながら下る。余りに急で藪のところはスキーを脱いで、ツボ足で一目散に下る。滑り沢は予定通り、緩やかにトラバースをする。

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 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2006(H18)年5月6日(土) 晴れ、スキー 登り3:09 下り1:12 単独
 5:59駐車場所→6:04橋→6:20ト字分岐→6:34尾根へ→7:42三角点:滑り沢→8:24小岩塔→8:41標識山頂→8:53第一岩塔→9:05第二岩塔(最高地点)9:089:19標識山頂9:38→10:27林道→10:39駐車場所