半月湖(標高270m 4.5ha)新月湖(標高270m 1300u)![]() |
ポイント バスも駐車できる立派な駐車場や水洗トイレも完備している。「半月湖」を一周する遊歩道もあるが、湖畔に下りないと湖の全景は見ることができない。「新月湖」や「半月湖」への湖畔の道は廃道状態で立入禁止になっている。「新月湖」は全く目視できないが、名前の通り水を湛えていないのかもしれない。 |
アクセス 比羅夫の国道5号線にある「羊蹄山倶知安(比羅夫)コース」の入口から入り、「半月湖畔自然公園」看板から駐車場に入る。 国土地理院地図 周辺地図 |
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時計回りコース |
9月18日 <2008(H20)年 一周58分> GPSトラックは「山の地図帳2008.9.18」へ |
誰も居ない駐車場から遊歩道の入口となる階段に向かう。手入れの行き届いた遊歩道を辿るが、入口に遊歩道の案内板がないので、適当に道を選んで進む。ようやく看板が出てきて遊歩道の辿り方が分る。まず、湖畔へ下りて見ることにする。 |
遊歩道入口へ | 遊歩道 | 半月湖の看板 | 湖畔へ |
湖畔へ下って行くと、陽の光が水面に反射して、湖があることが分るが、小立ちが邪魔ですっきりしない。ようやく、小立ち越しだが、グリーン色した水面が見えてくる。湖畔に着くと、西側は良く見えるが、東側は逆光になり良く見えないが、水面には羊蹄山が映っていた。 |
木立越しに水面が | 西側を | 羊蹄山が映え |
湖の全景を写そうとするが、逆光の部分があり、中々上手く行かない。逆光だけかと思ったら、湖の底からなにかブクブクと浮いてきているのか泡だった所がある。湖畔を辿る道は立入禁止の札が下がっていた。どうやら、古い地図に載っている道のようだ。この道が辿れたら、湖畔の北側から逆光にならない湖や「新月湖」が見られるのだが残念だ。 |
全景 |
湖畔から遊歩道を登り返して、時計回りに展望の無い周遊歩道を辿ることにする。遊歩道は登って行くが、ほぼ半周した所辺りが一番高くなりGPSは378mを示す。そこから下りになり、登山口へ行く舗装道路に出てしまう。振り返ると「半月湖周遊歩道」の標柱が立っていた。 |
周遊路を | 林道交差 | 舗装道路へ | 標柱「半月湖周遊歩道」 |
舗装道路を少し辿ると、再び遊歩道へ入り直す。途中に「半月湖350m」の道標も現われる。落ち葉の上には、カタツムリがゆっくりと動いていた。動いていなければ危なく踏むところだった。駐車場に戻ると、やはり誰も居なかった。 |
再び遊歩道へ | 道標 | カタツムリ | 駐車場へ |
反時計回りコース |
10月9日 <2014(H26)年 一周1:13> GPSトラックは山之地図帳「2014.10.9」へ |
広い駐車場に先行者の車が1台停まっていた。準備を終えて、トイレの横にある丸太の階段を登って行く。直ぐに、東屋があり道標も現れる。一つ目の道標は「←半月湖/半月湖畔自然公園駐車場トイレ→」の表示があり、駐車場から別な道が延びているようだ。二つ目の道標は「←半月湖周遊路→/←羊蹄山登山道路」の表示だった。今日は、反時計周りに周遊路を回ろうと、羊蹄山登山道路の方向に向かう。 |
丸太の階段を | 東屋 | 道標 | 道標 |
木々はもう色づいてきていた。紅葉で彩られた遊歩道を辿って行くと、羊蹄山登山道路の接点に出る。舗装道路から遊歩道を見ると道標も無く薮に見える。遊歩道に戻って、再び、少し荒れた道を登りだす。次に、羊蹄山登山道路の接点に道標「←半月湖周遊路→」がある。 |
紅葉 | 遊歩道 | 舗装道路接点 | 道標 |
周遊路は舗装道路に出てしまい、再び、遊歩道に入り直すことになる。最高地点は平らな尾根で、標識も無いので知らない内に通り過ごしてしまう。 |
舗装道路へ | 舗装道路を | 丸太の階段を | 最高地点付近 |
相変わらず、湖は見えないが紅葉は綺麗だった。今度は、道標「←半月湖周遊路→」のある林道にでる。暫し、林道を下って行くと、再び、遊歩道の分岐が現れる。 |
紅葉 | 林道へ | 遊歩道へ | 遊歩道 |
半月湖の降り口近くになると、道標「←半月湖周遊路→」が現れる。地図に載っている林道から上がって来る道はテープが張られていた。閉鎖されている分岐を過ぎた辺りで三角点:半月湖を探すが薮の中にあるようで見つけられなかった。半月湖の降り口辺りにミズナラの大木があるので近づいて見ると解説板も立っていた。ミズナラを一周してみると、大木の幹は洞になっていた。 |
道標 | 閉鎖の道 | ミズナラの解説 | ミズナラ |
ミズナラを振り返って、湖畔へ下って行くと、紅葉した木々の隙間から半月湖が見えて来る。 |
ミズナラ | 湖畔へ | 湖畔へ下る | 半月湖が |
湖畔に下りると、溶岩円頂丘を真ん中に湖が広がっていた。羊蹄山は、逆光で影の様に見えていた。 |
全景 |
湖畔から、更に奥に遊歩道が延びていたので辿って見ると、最後は踏み跡状態になり薮に消えて行く。それでも、半月湖の尖った端まで行けた。新月湖までは薮で行くことは出来なかった。 |
全景 |
再び、来た道を帰って行くと、湖面に魚影が見えていた。途中で、溶岩円頂丘が横から良く見える。足元には朽木にナメコが生えていた。 |
踏み跡 | 魚影 | 溶岩円頂丘 | ナメコ |
再び、湖畔に戻って溶岩円頂丘を眺め引き返す。途中で、岩塔を見上げていると、ご夫婦が下りて来ていた。今度は、道標「←半月湖/半月湖畔自然公園駐車場トイレ→」に従い下って見ると、舗装道路に出てしまう。出口の近辺には道標は無い。 |
溶岩円頂丘 | 岩塔 | 舗装道路へ |
舗装道路を下って行くと、駐車場を通り越してしまいそうなので、駐車場の隅にある石碑を目掛けて下りる。石碑は「羊蹄山と共に」と刻まれていた。駐車場の入口近くに看板が見えたので、近づいて見ると、登山マラソンの解説が書かれていた。ガラーンとした駐車場の一角に停めている車に向かって歩き出し終わる。 |
石碑 | 駐車場の一角に | 登山マラソン | 駐車場 |
=湖の面積と海抜考= ☆後志森づくりセンターの資料では羊蹄山の西山麓(海抜270m)の半月湖(火口湖:面積1.3平方キロメートル)・・とある。 ★水産孵化場試験報告「水・孵・報告, 5 巻1號」(4) 半月湖(第5, 8 圖)では「湖面は海抜270m にあり太き半月形を呈し 面積0・045kuを占め湖底の深さ5m位の底面の東部に階没せる潜窪を有しその最大深度18.2m に及ぶ」とある。 更に、「上記火口の北麓の裂隙には東西75m、幅20mの新月湖と名付くる別の小湖が存在する」と記されている。 ☆面積を国土地理院の「ウォッちず6000」上で、カシミールを用いて測定すると、面積は0.045平方km(13622.8坪、4.5ha)となり水産孵化場試験報告と符合する。 ★国土地理院の地図では、半月湖の標高が260m以下になっているが、GPSでも270mはある。 |
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二人の山行記録 (遊びの時間含む) 2014(H26)年10月9日(木) 晴れ 反時計回りコース 一周1:13 8:55駐車場→8:59外輪山分岐→9:08舗装道路9:10→9:15最高地点→9:23林道9:25→9:37湖畔分岐→9:47湖畔10:07→10:17湖畔分岐→10:24舗装道路10:25→→10:28駐車場 2008(H20)年9月18日(木) 晴れ 時計回りコース 一周58 7:36駐車場→7:44湖畔分岐→7:50湖畔7:52→7:57湖畔分岐→8:15最高地点→8:34駐車場 |