花丘峠山(781.2m) 東知来別748.4m 北中里539.0m

 ポイント
 尾根筋は緩やかな傾斜で、晴れていれば羊蹄山を中心とした絶景が楽しめる。
知来別コース

 アクセス
 中山峠から喜茂別方向に国道230号線を下って、伏美の「羊蹄カントリークラブゴルフ場」を右手にやり過し、「ビストロ・ル・フォイエ」の看板から左折し、「知来別川」沿いの舗装した「町道伏見中里線」を辿る。知来別川右股の付け根で道なりに曲がり、最終人家をやり過すと除雪最終地点に到着する。
 国土地理院の地形図 GPSトラックは「2008.3.21」の地図帖へ 周辺地図
 3月21日 <2008(H20)年 登り2:32 下り1:18 スキー>
=写真をクリックすると大きなサイズになります=
 天気が良かったので、除雪最終地点からすでに羊蹄山が見えていた。知来別川の右股川沿いに伸びる林道を辿って行くと、薄っすら積もった新雪の上に動物の足跡が点々と刻まれていた。エゾリスは姿も足跡も見たが、他の足跡は良く分らない。
除雪終点 アニマルトラッキング エゾリスの足跡 タヌキ?
 アニマルトラッキングを見ながら沢沿いの立派な林道を辿って行くと、沢や対岸が複雑な地形になってくる。右股川を横切るところから林道が分岐する。左に分岐する林道の方が地図に記載されている林道よりも立派だ。
林道を辿る 沢沿いの地形 林道分岐 シマリスの足跡
 林道は少し荒れ気味になり、沢に行き当り、右にカーブする道も消失してしまう。突き当たりは白樺の幼木の藪で、隙間を探しながら尾根に辿り着く。尾根に上がると一気に展望が開け、山頂方向が見える。尾根の向うには、ホロホロ山、徳瞬瞥山が、間近に竹山、貫気別山が見え出す。
沢に行き当たる 山頂方向を ホロホロ・徳瞬瞥山 笹山・貫気別山
 振り返ると真っ白な無意根山も見えていた。尾根上には、青空の下に真っ白なネコヤナギの芽が膨らんでいた。良く見ると、幹側の方の芽にはまだ皮が被っていて、枝の先に行くに従い膨らむようだ。尾根を辿って三角点「北中里:539.0m」を目指す。途中で振り向くと尻別岳と羊蹄山が並んで見えていた。
無意根山 ネコヤナギ ネコヤナギの芽 尻別岳と羊蹄山
 尾根には南から林道が上がってきていた。林道を横切りながら横に竹山、貫気別山、後に尻別岳、羊蹄山を見ながら辿って行く。橇追山の肩越しには、独特の形をした昆布岳が望める。
林道に出る 北中里から竹山と貫気別 北中里から尻別・羊蹄 昆布岳
 三角点「北中里」のピークを踏み、振り返ると尻別岳と羊蹄山が並んで見えていた。尾根は松の植林地帯になり、植林地帯の中を避け、周辺を迂回しながら辿って行く。植林地帯を抜けると、再び展望が開け「尻別岳」と「羊蹄山」をバックに登って行く。展望が良くなると、斜面はウインドクラストしていて、カリカリ斜面に変身する。帰りにウィンドパックしていなければ良いのだがと思いながら登って行く。目の前には「ホロホロ山」と「徳瞬瞥山」が見え出す。
尻別岳と羊蹄山 尻別岳と羊蹄山 尻別と羊蹄をバックに ホロホロ・徳瞬瞥
 展望が開けた650mの小さなコブに上がり振り返ると、貫気別山、昆布岳、橇追山、羊蹄山が一望される。
           ←大
貫気別山        昆布岳  橇追山  尻別岳                羊蹄山
 小さなコブを後にすると今度は、白老三山、ホロホロ山、徳瞬瞥山が見え、オロフレ山は頭だけ出していた。
           ←大
     白老三山            ホロホロ山 徳瞬瞥山            オロフレ山
 休むたびに、振り返り竹山、貫気別山、昆布岳、橇追山、尻別岳、羊蹄山を見回す。改めて、尻別岳と羊蹄山は、北海道一のオッパイ山だと思った。
                     ←大
竹山   貫気別山          昆布岳  橇追山  尻別岳          羊蹄山
 竹山、貫気別山をバックに700m地点に上がると一本目の送電線が見えて来る。振り向けば羊蹄山、目の前には樽前山の熔岩円頂丘が見えて来る。
700m地点 送電線を 羊蹄山を 樽前山の円頂丘
 三角点「東知来別」の傍を通過するときには、白老三山、ホロホロ山、徳瞬瞥山が見え、オロフレ山は少し頭をもたげて来ていた。雪原は時折吹く風で、煙のような地吹雪になる。その度に、南のホロホロ山を見ることになる。
           ←大
          白老三山             ホロホロ山 徳瞬瞥山         オロフレ山
 750m地点を越えて平らな雪原になると、北側に無意根山、中岳、喜茂別岳が地続きに見えてくる。振り返れば、すっかり雲が取れた羊蹄山があった。一本目の送電線(地図に記載なし)を通過すると、一段と綺麗に無意根山、中岳、喜茂別岳が見えて来る。オロフレ山もすっかり全景を現すまでになっていた。
無意根山を 羊蹄山を 無意根山を オロフレ山を
 776mのピークに上がると「風不死岳」「樽前山」が望めるようになるが、山頂は何処にあるのか分らない。地図を見て、確かにこの先にあるはずだと下って行く。再び、登り出すと林の奥に山頂がありそうだった。林を抜けると山頂があり、そこからは、羊蹄山やオロフレ山が木立の間から見えていた。
風不死岳と樽前山 山頂直下 羊蹄山を オロフレ山を
 山頂は、時折吹く風で小さな地吹雪になるので、南側に少し下りて休む。風不死岳、樽前山、白老三山、ホロホロ山、徳瞬瞥山、オロフレ山を目の前にしてココアを飲む。ワックスは迷ったがオールマイティのギンパラを塗る。
                     ←大
       風不死岳と樽前山           白老三山          ホロホロ山 徳瞬瞥山  オロフレ山
 776m峰からは「恵庭岳」をバックにしてトラバース気味に南側を下る。良く見ると空沼岳、漁岳、恵庭岳、フレ岳が並んで見えていた。真ん中の送電線下からは、薄っすらと新雪が積もった緩傾斜を滑り降りる。
776m峰から 恵庭岳 空沼・漁・恵庭・フレ 真ん中の送電線下を
 目の前には雲の取れた「羊蹄山」が見えて来たが、残念ながら、地図に記載されていない一番目の送電線が邪魔していた。
           ←大
雲の取れた羊蹄山を
 ウインドクラストしたままのカリカリ斜面は、スキーのエッジが立たないので、逆らわず横滑りしながら下って行く。休むたびに、目の前に広がる尻別岳、羊蹄山、昆布岳を見回す。
尻別岳 尻別岳・羊蹄山 昆布岳 尻別岳・羊蹄山
 600mを切るあたりからようやく、ウインドバックもなく雪が柔らかくなり一息付く。帰りは三角点「北中里」をトラバースして白樺の幼木の端を辿る。北中里からの下りは沢沿いの方が良かったかと、林道に戻って思う。林道は気楽にだた滑り下りる。

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 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 2008(H20)年3月21日(土) 晴れ アイスバーン スキー 登り2:32 下り1:18
 7:40駐車地点→8:09林道分岐→8:27林道終点→8:34尾根へ→8:41北中里→8:54P559→9:41東知来別→9:54送電線下→10:03P776→10:12山頂10:36→10:46P776→10:51送電線下→10:57東知来別→11:36林道終点→11:42林道分岐→11:54駐車地点