台場山(491m)

 ポイント
 NTTの無線中継所まで舗装道路が伸びている。台場山へは無線中継所へ行く手前からUターンするような格好で荒れた林道に入ると、また、直ぐにUターンし台場山と向き合う。この林道を辿ると右側に2本の標柱があり、そこから荒れた登山道を登る。ハイキング気分で行ける。
NTT無線中継所コース

 アクセス
 道道83号線を川汲(かっくみ)温泉から函館方向に辿ると、川汲トンネルを通過して、数キロ下がると右側にゲートの付いている舗装道路がある。
  国土地理院地図 周辺地図
=写真をクリックすると大きなサイズになります=
 10月18日 <2003(H15)年 登り1:34 下り1:18>      北の山游詩:赤い落ち葉は紅の口
 川汲トンネルを抜けて、NTTの無線中継所の舗装道路を見つけるが、後続車両がいたので追突されないように左へ寄り停車する。車がいないのを見はからってUターンし、入り口前のスペースへ車を入れる(スペースは2台)。車両は許可が要るが、人は良いらしいが、熊出没の看板がある。舗装道路を上って行くと直ぐに、「頂上まで4.0km」のハトの形をした標識がある。
無線中継所ゲート(大×) 距離標識 紅葉 紅葉
 道が舗装道路で、法面がコンクリートで固められてはいるが紅葉は見事だった。
舗装道路と吹き付け補強された法面と紅葉
 ガードレールの高さも低く途中の見晴しも良かった。景色を見ながら登っていると、突然、男性が後ろに現れた。風体からキノコ採りのようだった。相棒は普段からキノコを見ていながら分からないので手が出なかったので、この男性に聞いていた。すると、この男性がボリボリを教えてやると言って、急傾斜を下って行く。そして、少し下がって見に来いという。枯草に掴まって下りると、朽ちた切り株にキノコが付いていた。少し残して置くから帰りに採りなさいというが、われわれは断って登って行く。
 「この道は夫婦が語る愛の道」という看板が新旧2枚あった。坂口さんも言っていたが、誰が作ったのだろうか。何処かのご夫婦が何時も二人で登った思い出のメモリアルなのだろうか。「山頂まで1km」の距離標識も出て来る。
道道83号線が真下に キノコ採りが加わる 何時も夫婦で登って 距離標識
 今まで木立越しに見え隠れしていた無線中継所が一段と大きく見え出す。道の上には枯れ葉が風に吹かれてカサカサと音を立てていたが、1葉だけ変な動きのするのがあった。よく見るとカナヘビだった。舗装道路は無線中継所を左に見て上って行く。Uターンするところに「川汲峠林道、総延長2000m、幅4m」の標識があるが、道は荒れていた。中継所のタワーが大きく見えてきて道は終りになる。
無線中継所が カナヘビ(大×) 川汲峠林道の標識 中継所の頂上
 無線中継所前の法面を登ると太平洋や函館山、矢別ダムが見えるが、函館山は前にあるピークが邪魔して一部だけだ。ここで、頂上は何処だと探す。地図を忘れてきたので、懸命に地図を思い出そうとする。どうやら、先程通過した荒れた道のようだ。古い夏山ガイドブックには「川汲山道のおいたち」という看板があるはずだったが、見当たらない(新しいガイドブックでは台場山は削除された)
仕方がなく、荒れた林道を辿って行き、Uターンしたら山頂が見えた。
太平洋が覗く 函館山 川汲峠 Uターンして頂上を
 安心して、今度は2本の標柱を探すと、直ぐに見つかった。この標柱の意味は全く不明だと坂口さんが言っていたので、無視して、登って行く。道は手入れが行き届いていないが何とか登る。頂上近くになるとススキが出てきて背の低い笹原になる。頂上に着くと、一番先に倒れかけた砲台跡の標柱が目に入る。
入り口の標柱 荒れた道 もう少しで山頂 砲台跡の標柱(大×)
 山頂に着いてザックを下ろす暇がなく、通り雨が降ってきた。新政府軍が我々を佐藤安之助の子孫だと思ったのか、一斉射撃をしてきたようだった。台場山には佐藤の姓は合わないようだった。慌てて、記念写真やパノラマ写真もそこそこにして、下山する。山頂には窪みのあることだけは実感した。山頂直下には塹壕(胸壁)も掘られているはずなので、探してみたかった。
山頂標識(大×) 矢別ダム 無線中継所 函館山
                     ←大
                  無線中継所       毛無山     三枚岳     矢別ダム      函館山
           ←大
               三森山       袴腰岳                 泣面山
                     ←大
        太平洋                                            丸山
 雨の中を下って行くが、2本の標柱のあるところまで来ると止んでいた。もう少し居れば良かったと悔やむ。カケスがジェイ・ジェイと鳴いて馬鹿にする。また、紅葉を見ながら下って行くと、先程のキノコ採りの男性が道端にしゃがんでいた。木綿のリュックはパンパンに膨らんでいた。そして、ビニール袋に入れたキノコをわれわれにくれた。
 それから、山肌の紅葉が一段と綺麗になった道を一緒に下山する。下山途中に山、キノコ、温泉のことなどを話してくれた。感謝、感激の日でした。
雨の中を下る 山葡萄 道道83号線 山肌の紅葉
 =温泉考=
 キノコをくれた男性の薦めで、南茅部にある「大船温泉上の湯」「ホテルひろめ荘」を目指す。南茅部から山側へ入ると、キャンプ場や散策路のある一角に辿りついた。その中に温泉があったが、玄関に入っても誰もいなかったので、「南茅部町民保養センター:01372-2-3749」に行く。温泉は3種類あり透明、やや乳白色、乳白色の露天風呂となっている。入湯料360円、石鹸のみ、ロッカー有り。硫黄臭い温泉だった。
 =道中記=
 大船上の湯へ行く途中に、「大船松倉林道」の標識が目に入ったので、万畳敷高原あわよくば、泣面山へ行って見ようと、林道は入るが、道は段々荒れてきたて、車の腹を玉石で擦るので、あきらめて引き返す。 

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 二人の山行記録
 2003(H15)年10月18日(土)
 NTT川汲無線中継所コース 晴れ、曇り時々雨
 9:35ゲート→9:38頂上まで4km→10:26頂上まで1km→10:43NTT頂上10:50→11:00標柱→11:09頂上11:10→11:17標柱→11:38頂上まで1km→12:28ゲート