朝里屏風岳(752m) |
ポイント 旧朝里峠と春香町(張碓)からは立派な林道があるが、頂上の直前から道がない。 |
旧朝里峠(定山渓側)コース |
アクセス 朝里から定山渓に抜ける小樽定山渓(道道1号)線を走り、朝里峠トンネルを出ると「しんとうげばし」があり、渡ると直ぐ右手にゲートの付いた旧道道がある。広い駐車スペースだが、冬期間は除雪車の旋回場になっていて駐車厳禁だ。 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帖「2009.6.17」へ 周辺地図 |
6月17日 <2009(H21)年 登り1:56 下り2:17> |
旧道道入口のゲートを交わし、まだ、確りしている舗装道路を辿って行くと、朝里峠沢川に架かる峠橋を渡る。トンネルの上を通過して行くと、右に林道が分岐する。林道に入り辿って行くと、道端にはタチカメバソウやサンカヨウの白い花が咲いていた。 |
旧道道入口 | 旧道道を | タチカメバソウ | サンカヨウ |
ノビネチドリも道端を彩っていたが、林道は送電線の下で開け十字路になる。正解は送電線の下を左折するのだが、真っ直ぐ行く道は何処へ繋がっているのだろうかと入って見ることにする。林道は少し荒れて来るがその分、ムラサキヤシオやオオカメノキが多く咲いていた。 |
ノビネチドリ | 交差点 | ムラサキヤシオツツジ | オオカメノキ |
シラネアオイやタチツボスミレも咲いていて春先のようだったが、遂に、道が無くなり、藪道が延びていた。もう少しで、太い林道に出そうだったが引返す。再び、送電線の下の林道に戻って尾根道にを進むと、支柱だけのゲートが現れる。 |
シラネアオイ | タチツボスミレ | 道が無くなる | 支柱だけのゲート |
振り返れば、まだ雪の白さが残る朝里岳と白井岳が見えていた。やがて、屏風岳の分岐になり左折する。林道の途中で、地図の794m地点になり、今日一番高い所を通過する。後は、下がって行くと分岐になり、左は地図の屏風岳752m、右は三角点の屏風岳763.7mに行く。この分岐を左折し、地図の山頂を目指す。 |
朝里岳 | 白井岳 | 屏風岳分岐 | 左:752、右三角点 |
道端には、涼しげなカラマツソウが咲いてはいたが、だんだんフキに覆われ出し、遂に林道が植林地に消えてしまう。植林地越しには上二股峰山が見えるのみだった。ここで、愛棒がフキを採っているというので、私一人で地図の752m地点を目指し藪漕ぎをする。背の高い笹にブドウの蔓が絡まったり、倒木があったりして中々進まない。ようやく、752m地点に着いたが、隣りの天狗岳を覗かないで帰ることにする。帰りは登りなので、藪が行く手を遮り思うように辿ることが出来ない。 ようやく、愛棒と合流して、フキを土産に帰ると、木立越しに辛うじて小樽や吹上が覗いていた。 |
カラマツソウ | 林道終点 | 小樽を見ながら | 吹上を見ながら |
行きには気が付かなかったツバメオモト、湿地の中にオオサンショウウオの卵を見ながら下って行くと木立越しに朝里の岩塔群(グレポン)の頭が見えていた。タチカメバソウには蟻が花の蜜を吸っていた。 |
ツバメオモト | オオサンショウオ | グレポンの頭 | 花と蟻 |
帰りは、藪に頭を突っ込み、数少ないタケノコやウドを採る。途中で、山菜ナイフを落としてしまう。愛棒手作りの革鞘なので残念だが、誰かに拾って使ってもらいたい。 |
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二人の山行記録 (遊びの時間含む) 2009(H21)年6月17日(水) 曇り 登り1:31 下り2:17 8:46旧道道入口ゲート→8:51峠橋→8:54旧道から林道へ右折→9:16送電線下交差点→9:32行き止まり→9:41送電線下交差点→9:50ゲート跡→10:13屏風岳分岐→10:20三角点分岐→10:31林道終点→藪漕ぎ→10:42P752m地点→藪漕ぎ→10:53林道終点→11:19三角点分岐→11:30屏風岳分岐→12:05ゲート跡→12:27送電線下交差点→12:42旧道へ→12:59旧道道入口ゲート |