朝里天狗岳(683m) |
ポイント 送電線下に延びる作業道は、手入れが行き届いている。3つ目の鉄塔を過ぎた所で、木立に「←天狗岳」と朱書されている。ここから、登山道になるが、要所要所に赤いテープが垂れている。木立の葉が透いてきている秋には普通の登山道と変わりはない。頂上から展望台へ行けば、オタルナイ湖や小樽が一望できる。 |
魚留ノ滝送電線下コース |
アクセス 朝里から定山渓に抜ける小樽定山渓(道道1号)線を走り、オタルナイ湖を過ぎると左側に「魚留ノ滝」の看板があり、送電線下に「天狗岳/1.5km」の看板がある。駐車スペースは、更に上で「天殻橋」を過ぎて右側にあり、7〜8台は停められる。更に上にも駐車スペースはある。 国土地理院地図 周辺地図 |
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10月14日<2018(H30)年 往復5.440km 登り1:19 下り43> |
札幌国際スキー場紅葉ゴンドラの帰りに、急に登りたくなり駐車スペースで下してもらう。登山装備は無かったが、長靴だけはあった。1時間後に戻ると言うことで愛棒は朝里にショッピングに行ってしまう。舗装道路を下って行くと、右側の法面に新しい道が見えていた。一旦、やり過ごすが気になり戻って入って見ると、何かの装置を設置した作業道のようだった。道の延びている方向は送電線下に延びる作業道だった。もしかしたらと辿って行くが、天殻沢にぶち当たり道が無くなってしまう。沢をこえようにも深すぎて怖いので、尾根伝いに藪漕ぎして天殻橋の袂に下る。この尾根は冬に取り付いた尾根のようだった。 再び、舗装道路を下って送電線下の登山口から入り直す。送電線下の保守道路は奇麗に手入れがなされていた。鉄塔下を潜り登って行く。 |
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天殻沢 | 登山口 | 保守道路 | 鉄塔下を |
紅葉した道を登り、小沢を渡り、鉄塔脇を辿って行くと、ご夫婦とすれ違う。直ぐに、分岐になり立ち木に「←天狗岳」と朱書され、テープもある。 |
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紅葉の道を | 小沢 | 鉄塔脇を | 沢に左折 |
保守道路は更に上へと延びている。分岐から、一旦、小沢に下って行く。小沢から屏風岳とのコルに向かって登って行く。コルから山頂へ道が延びている。紅葉のトンネルを登って行くと雨合羽を着た男性に出会う。天気予報は雨では無かったのにと二人で愚痴を言い合う。雨足が強くなってきたのでウインドウブレーカを確り着こんでいると、愛棒から電話があり下の駐車スペースに着いたと言う。もう1時間が過ぎてしまったようだが、何とか山頂までと登って行く。岩場になると直接雨風に当たるようになる。 |
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保守道路が上に | 小沢 | 紅葉のトンネル | 岩場に |
岩場では一段と雨が強く降って来たが、何とか山頂に到着した。隣の屏風岳や朝里岳は何とか見えるが、展望台に行っても何も見えないだろうと思い直ぐに下山を開始する。 |
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雨が強く | 山頂 | 屏風岳 | 朝里岳 |
天狗の鼻岩方向の岩場は紅葉していた。立ち木に触れると、大粒の葉雨が振って来る。小沢を渡るが、長靴なので沢を下ってしまおうかと思うが倒木があると越えられないので止めた。半分紅葉したカエデの葉を仰ぎ見て先を急ぐ。 |
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山頂の紅葉 | 小沢を登る | 半分紅葉 |
10月15日<2014(H26)年 往復5,353m 登り52+展望台往復12 下り46+魚留ノ滝往復14> |
駐車スペースに入ると、既に、1台停まっていた。マイナーな山もメジャーになったかなと思いながら準備をする。天狗岳と天狗の鼻岩を見上げて、送電線下の作業道を目指す。作業道には、古びた看板「朝里天狗岳/1.5km」が木立に打ち付けられている。作業道に入ると、意外と立派な道が続いていた。 |
駐車場所から | 送電線下入口 | 道標 | 作業道 |
送電線下の道は、真っ直ぐ延びているようだが、辿って行くと地図に無い小さな沢があったり、小さくジグを切ったりしながら延びていた。鉄塔下からは天狗岳も垣間見れる。 |
送電線下 | 天狗岳を | 渡渉 | 作業道 |
比較的流れのある小川を渡り、再び、送電線下を通るが、地図の564の下辺りにある木の幹に大きく「←天狗岳」と朱書されていた。ここから、登山道らしくなってくる。 |
渡渉 | 送電線下 | 分岐 | 朱書 |
少し下って沢を越えると、小川が流れていて一跨ぎする。ピンクテープも要所要所に垂れ下がっている。トラバオース気味に横切る感じになると、また、小川があり一跨ぎする。 |
渡渉 | 登山道 | 登山道 | 渡渉 |
すっかり木立が透いていたので、普通の登山道感覚で登って行く。登って行くと傾斜がきつくなり、聞きなれた羽音がする。目の前を良く見ると、大きなスズメバチが飛んでいた。暫し、観察してスズメバチが枯れ葉の上に止 まったのを見計らって、静かに通り過ぎダッシュする。辺りは紅葉した木々も多く、時折覗く青空とのマッチングが素晴らしい。 |
登山道 | 紅葉 | 紅葉 | 紅葉 |
潅木帯に入り、時折、邪魔な小枝を折りながら登って行く。岩場を過ぎると、山頂標識が見えて来る。 |
潅木 | 山頂の岩場 | 山頂 |
山頂 からは、隣の屏風岳が良く見えていた。 |
三角点:屏風岳 屏風岳 |
朝里岳の方には、長峰、グレポン、三角点:沢頭が展開していた。 |
朝里岳 長峰 グレポン 沢頭 |
山頂標識には、展望台の道標が括り付けられていたので、展望台を目指す。この道も、普通の登山道で、間もなく展望台に辿り着く。展望台 には、ご夫婦が憩っていた。あいさつをしながら、早速、景色を楽しむ。おたるない湖越しに小樽が見えるシチュエーションは初めてではないが、冬はオタルナイ湖が真っ白なのでこうは行かないなと思いながら見回す。ここにも山頂標識がる筈だが、見当たらなかった。 |
山頂標識 | 展望台へ | 展望台 | 小樽 |
展望台から、上二股峰山、毛無山、赤岩山、小樽港、オタルナイ湖、石切山、マサリヌプリ(吹上)、三角点:屏風岳が見渡せた。 |
上二股峰山 毛無山 赤岩山 小樽港 オタルナイ湖 石切山 吹上 三角点:屏風岳 |
屏風岳は山頂からと殆ど変わらない山影だった。 |
三角点:屏風岳 屏風岳 |
朝里岳方向も、山頂が少し邪魔になるが、朝里岳、長峰、グレポン三角点:沢頭と見えていた。 |
山頂 朝里岳 長峰 グレポン 沢頭 |
山頂に戻って、毛無峠の方を見ると、積丹の山々と思われる山影が望まれた。岩場の尾根を下って行くと天狗の鼻岩に行けるかなと考える。グレポン(朝里岳岩塔群)の頭も見えていた。足元には小さな紅葉があった。 |
積丹の山々 | 岩場 | グレポン | 紅葉 |
小枝を折りながら下山を開始して行くと、時折、小枝折に熱中したり紅葉を見たりして道を見失う。その度に、テープを探して戻る。 送電線下に戻って、屏風岳方向へ少し登って見ると、奥まで良い道が続いていた。今度は、この道を辿ってみるのも面白いかと思い ながら、天狗岳と天狗の鼻岩を見上げながら引き返す。 |
紅葉 | 紅葉 | 天狗岳 | 天狗岳の岩場 |
小さな沢も苔むしていて綺麗に見えた。作業道を振り返りながら下って行くと、天狗の鼻岩が良く見える所があった。時間があったので、一旦、道路に出てて反対側の魚留ノ滝を見に行く。 |
小沢 | 作業道を振り返る | 天狗の鼻岩 | 魚留ノ滝の標識 |
送電線下の作業道を下って行くと、道標があり作業道から分岐して行く。効用の林の中を下って行くと魚留ノ滝が現れる。紅葉に包まれた滝を満喫して引き返す。滝の上に行く道は薮になっているようだった。 |
紅葉 | 魚留ノ滝 | 紅葉 | 道道へ |
駐車場で帰る準備をしていたら、自転車の女の子が近づいてきて、こんな所に登る山があるのかと不思議そうに話しかけてきた。 帰りは、ダム湖の展望台に立ち寄ると、老夫婦がベンチに座り仲良く弁当を食べていた。屏風岳、天狗岳、オタルナイ湖を眺めて、駐車場に戻ると、車はカメムシだらけだった。 |
天狗岳は、何時の間にかインターネットにも多数載るようになっていてびっくりする。登山道がもう少し整備されたら、夏でも余裕で登れそうだ。登山シーズンは、春か秋なら普通の登山道と変わりはないと思う。天狗の鼻岩にも下りて行けたら面白いかもしれない。 |
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山行記録 2018(H30)年10月14日(日) 曇り後雨 往復5.440km 登り1:19 下り43 10:29上の駐車場所→10:36舗装道路を登り直し法面の入口へ→10:46道が無くなり沢も深いので天殻橋の袂へ下る→10:52天殻橋→10:56登山口→11:19天狗岳分岐(左折)→11:48天狗岳頂上→12:08天狗岳分岐→12:23登山口→12:31下の駐車場所 2014(H26)年10月15日(水) 曇り 往復5.353km 登り52分 下り46 (展望台往復12分、魚留ノ滝往復14分) 9:27駐車場所→9:31送電線下入口→9:33鉄塔下→9:41鉄塔下→9:43渡渉→9:47渡渉→9:49鉄塔下→9:52「←天狗岳」→9:52渡渉→9:56渡渉→10:19天狗岳頂上10:21→10:27展望台10:31→10:37天狗岳頂上10:39→10:56渡渉→11:00渡渉→11:00天狗岳分岐→送電線下を登る→11:02引き返す→11:05鉄塔下→11:07渡渉→11:10渡渉→11:12鉄塔下→11:15鉄塔下→11:18送電線下入口→道道→11:18魚留ノ滝入口→11:23魚留ノ滝11:24→11:32道道→11:39駐車場所 |