青山(530.2m)
=札幌白川市民の森=

 ポイント
 登山口から山頂まで案内標識が完備している。細い散策路は閉鎖されている所があり不明瞭なので、太い道を選んだ方が無難かもしれない。

 アクセス
 南の沢から定山渓へ抜ける「石山線」の道路沿いに「札幌市北方自然教育園」があり山側に曲がる。狭い道を真っ直ぐ行くと除雪された駐車場(4〜5台駐車可)がある。
 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帖「2009.2.18」へ 周辺地図
=風景写真をクリックすると大きなサイズになります=
白川ルート
 2月4日<2001(H13)年 スキー>  北の山遊詩:白銀の竜
 北方自然教育園の駐車場に車を止めて、約1km車道を歩く。今日の青山はかなり前から貸切状態で、20cmくらいのラッセルを強いられる。夏道の林は雪が付いて別世界に思えた。馴れないスキーだったので、足を一生懸命上げるが、すぐに疲れてしまう。尾根道のEからDの間では猛烈な地吹雪に会う。道端には小さな雪庇だったが、横山大観の波が固まったような新鮮さを覚える。登山口から@→E→Dと約1km登ったところで、休憩舎がありダウンする。早速、ココアを飲みながら昼食とする。
 突然吹雪いて来て、まるで白鱗の竜に乗ってしまったような感じがした。休憩舎からは目前に硬石山、藤野三山、青山の頂上とその隣の511m峰が見えていた。
雪の付いた木々 小さな雪庇 5番の休憩舎(大×) 隣の山
 2月18日<2009(H21)年 往復スノーシュー3.985km 登り1:57 下り46>北の山遊詩:妖精の雪合戦
 登山口の駐車場には総合案内板があり、その前で準備をする。トイレ側の遊歩道の看板に従い遊歩道を辿ると、直ぐに26番の看板に到着する。ここから急登のE番への道を止めて 、25番を目指す。
登山口の看板 駐車場から遊歩道へ 遊歩道を 26番
 次の25番にはF番への矢印がない。確かに、地図ではあるはずだと、沢沿いの道を奥へ進むが道が無くなってしまう。沢から山頂は見えるのだが、沢は段々荒れて来るので仕方がなく、沢沿いから尾根へ上がるとG番の手前に出た。
25番 沢沿いの道 沢から山頂が G番
 G番からは21番は比較的急な登りになり、振り返ると愛棒が遅れ気味だった。待ちながら、頭を上げると木の幹に引っかかっている雪玉が青空の下にあった。新雪の上には妖精達が雪合戦をした跡の様に、雪玉がトレースの溝に沿って転がっていた。
Gから21番へ 愛棒が遅れ気味 雪玉 雪玉の転がる道
 S番に着いて、愛棒にR番はどっちだと言うと、P番の方向だと言う。しかし、R番は矢印が上を向いているので、この尾根だと教えるが、納得できないという。S番から山頂を見て少し急な尾根に取り付く。尾根に上がると、小さな目、大きな耳、長い鼻を持つダンボの様な雪像が現れ思わす微笑む。
S番 山頂を 尾根に取り付く 象さん
 ようやく山らしくなった尾根から、ジャネットリンが舞った真駒内の「アイスアリーナ」、「硬石山」「藻岩山」を見ながら登って行く。最後に、山頂手前の小さなコブを目掛けて、細尾根を登って行く。
アイスアリーナ 硬石山 藻岩山 細尾根
 山頂手前の小さなコブを越えると、豊栄山(藤野フッズスキー場)が見え出し、ようやく19番の山頂に到着する。頂上越しに岩塔のある454mと四角い501m峰が見え出す。一瞬、目に飛び込んでくる岩塔は「八剣山」だと思ったが、「八剣山」は501m峰の陰に隠れているようだ。山頂には山頂標識も無く、ただR番の案内板と雪に埋もれた三角点があるのみだ。
豊栄山 山頂を 457mと501m峰 山頂
 藤野三山を見ながら昼食をするが、残念ながら札幌岳は雲の中だった。「野牛山」「イチャンコッペ山」「藤野富士」「豊見山(ほうけんざん:小鳥の村スキー場)」「豊栄山:藤野フッズスキー場」をバックに広がる藤野市街地を見下ろしながら、時折吹く寒風と陽の光の中で昼食を楽しむ。藤野富士の山麓には雪で真っ白に区画された道のある藤野霊園が望まれる。
           ←大
野牛山 イチャンコッペ山   藤野富士 豊見山   豊栄山

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 二人の山行記録 (遊びの時間含む)
 白川コース
 2009(H21)年2月18日(水)  曇り 往復スノーシュー3.985km 登り1:57 下り46
 9:49登山口→9:54地点26→10:01地点25→Fへの道が消失→10:34遊歩道に上がる→10:40地点G→10:59地点21→11:13地点20→11:46地点R山頂12:07→12:17地点20→12:21地点21→12:32地点G→12:40地点F→12:46地点E→登山口12:53
 2001(H13)年2月4日(日)  曇り スキー
 10:43登山口→12:21地点Dの休憩舎12:57→登山口13:23