月形町の名所旧跡
円山展望台 峰延道路開鑿測量の基準点 海賀直常翁の碑 北海道開拓八代典獄記念碑 月形スギ保護林と遊歩道 皆楽公園の沼 月ケ湖
円山(標高86m)
 7月31日<2010(H22)年>

 アクセス
 国道275号線(空知国道)沿いにAコープつきがた、その左側に役場を見つけ、役場の手前の道路に左折する。突き当りを右折して、直ぐに左折する。または、中学校を通り越して、少し変形した交差点を左折する。山頂に駐車場がある。
  国土地理院地図 Google Map
=写真をクリックすると大きなサイズになります=
 月形円山展望台
 山頂に駐車場があり、ユニークな形をした展望台が目の前に見える。円山の歴史を解説した看板があり暫し見る。展望台の中の螺旋階段を登って行くと、より展望が良くなる。石狩平野の向こうには真っ白な芦別岳や夕張岳が連なっている。
展望台 円山の歴史 芦別岳 夕張岳と道
 芦別岳と夕張岳の間に、石狩川を越えて真っ直ぐな道路が延びている。その延長線上に達布山があるようだが、霞んで見えない。サクラは一本だけ満開だった。
                     ←大
芦別岳   峰延道路  夕張岳
 峰延道路開鑿測量の基準点
石碑
 山頂に「峰延道路開鑿測量●基準点」と刻まれた石碑がある。●の所は、故意になのか塗りつぶした跡がある。●の所は「の」なのだろうか?碑陰には「昭和五十八年七月吉日建立/月形観光協会/鈴木建設」と刻まれている。
 石狩川を挟んで円山の対岸には三笠の達布山があり、その二山を結んで道路を造ったようだ。この道路は、二つの監獄を結ぶ連絡路だったなかと、改めて望む。
 海賀直常翁の碑
石碑
 円山の山頂直下に、鎮座している。碑陰には、建立に関わった人たちの名簿が彫られている。石工は出井三郎。
海賀直常翁は弘化元年二月十日福岡縣夜須郡
秋月村大字野馬番外地に士族海賀藤藏の二男
として生まれ大正八年五月二十二日他界す
明治十三年四月内務省の命●で月形潔等と集
治監建設地選定のため北海道に出張苦難の後
富地を選定せりその後月形潔の相談役になり
監獄在官時●は警守課長兼興業課を勤め明
治十七年秋には集治監製造に係る淀川船にて
石狩川を遡行し上川ウシベツ今の旭川下に着
五十数月間の測量にて大平原地を見定め元の
旭川七師団設置の素因を作れり 翁は資性●
毅果断臣国士の風あり退官後●開拓に従事して
作目戸長を始め幾多の要職に歴任大正十六年に
は石狩川右岸鉄道速成同盟會長に就任又月形
村名の名付親ともなり終生を開拓事業に捧
けてその功績は偉大にして村民の敬慕をお●あ
たわせるところなり
 昭和二十六年十二月
    檢事総長   佐 藤 藤 佐 篆 額
    大東学園長  守 屋 東  撰文●貌書
 北海道開拓八代典獄記念碑
石碑
 碑陰に建立者の名簿が刻まれている。昭和36年9月2日建立。施工者は出井三郎。碑文は長文でその上半分融けて読めないので、解読は放棄した。
 
 月形スギ保護林と遊歩道
 
スギ保護林 遊歩道 スギ林
 円山の山腹にスギ林があり、その中に遊歩道が延びている。
初代典●月形
皆楽公園の沼(標高9m 面積0.074ku)
 7月31日<2010(H22)年>  国土地理院地図
皆楽公園内の沼
 皆楽公園内の沼で、沼の名前が無い。沼の辺には遊歩道、サイクリングロード、キャンプ場、パークゴルフ場がある。
                     ←大
皆楽公園
月ケ湖(大沼:標高14m 面積0.104ku)
 9月14日<2009(H21)年>

 アクセス
 月形町月ケ岡の国道275号線(空知国道)に道標があるが、枝道からの入口表示は無い。カーナビで枝道の入口を見つけ、入口付近に路駐する。
  国土地理院地図 Yahoo Map
 未舗装の道路を辿って行くと、水溜りの奥に駐車場があった。その一角に「月ケ湖」の石柱が立っていた。遊歩道は石柱から始まり、少し下って行くと左右に遊歩道が延びている。沼が見えないので、真っ直ぐ踏み跡を辿ると、沼が見えて来る。沼の辺には行けないが、遊歩道が左右に延びている所を見ると沼を一周できそうだった。
 少し、南側に歩いて見ると、結構、水溜りがあるので、北側に行くがここも水溜りで、運動靴では無理だった。
駐車場 石柱 月ケ湖 少し北側から

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 二人の散歩路記録
 2023(R5)年4月25日(火) 2010(H22)年7月31日(土) 2009(H21)年9月14日(月)