4 マラソンマンを称える詩


ガンさんがでた北海道マラソンに、波松さんが山メールの赤ふんフラッグを振って応援しました。ガンさんと波さんのアンバランスな模様が頭から離れませんでした。

熱いマラソンの夏物語り
思い思いの気持ちをのせて
走り来る人 走り去る人の群
それぞれの血潮を沸き立たせながら

それは見る人と走る人の会話
融合の一時(ひととき) 一瞬の会話
不思議に走る人には切れ目なく
聞こえる会話 いつまでも心地よく

波のような沿道の人 人
揺れ動く人も 走る人も
汗だくで 一生懸命な
マラソンの夏の終わり

北の大地を走り抜ける
それぞれのゴールを目指して
これから始まるスタートと知ってか知らずか
共に 一人でなかった自分を見つめ直す


2000年8月29日  砥石山にて


    本当の頭の中(^0^)/ 

旧日本兵のようないでたちの一団
白旗ならず 赤フンフラッグをなびかせ
敵の防衛線を突破する勢い
なぜか 声援には黄色い声も混じる

われらヤマトラマンは
走る 走る力の限り
ヤマトラマンは恥ずかしさのあまり
顔から火を出し 真っ赤に燃える

波も沿道を併走する
赤フンフラッグを体に巻き付けながら
ヤマトラマンは さらにスピードを上げ
一刻も早く 走り去ろうとする
 ・・・・が浮かんでは消えた

ガンさんと波松へ


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