22 友離

 高校時代の友人の離別に直面してしまいました。避けられず、何時かは来るとは思っていたのですが、それは悲しく辛いことでした。楽しかった青春を一緒に過ごしたことを忘れない。ありがとう!

孤独と友情
不安と期待
絶望と希望
青春の悩みの中で
大きく揺れ動く心

学舎の中に
友の姿を追い求め
友に救いを見出し
楽しいひと時を共有する
勝手な自分があった

楽しければ楽しいだけ
別れは辛く悲しいという
別れの意味を知らずに
青春の時に流された

その悲しい気持ちを
打ち消すのも また
楽しかったひと時の追憶や
青春を分ち合った友の残影だった

何時までも 心の何処かに
青春時代は止まっている


2009年1月25日 自家にて



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