忍路環状列石(標高20m) |
アクセス 北後志広域農道(愛称:フルーツ街道)を塩谷方面から余市町方向へ車を走らせ、忍路(おしょろ)に入る。三笠山(標高130m)を過ぎると、綺麗な直売所の看板と忍路環状列石の縦看板がある。この種吉沢沿いの道を左折すると、また、縦看板があったので、駐車スペースを見つけて停める。ここから、徒歩でストーンサークルに向かう(周辺には駐車スペースがない)。 国土地理院地図 周辺地図 |
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「三笠山の北側麓、標高20mの河岸段丘上にある」と小樽市の資料にあるが、行ってみると平らな農道の傍にあった。ストーンサークルの中には、何故か、本州でよく見る赤松が生えていた。ストーンサークルの前には案内板があり、その傍にリーフレットが入っているポストがあり、一枚ありがたく頂く。 |
ストーンサークルの前 | 説明板 | ストーンサークルの中 |
国指定史跡 忍路環状列石 所 在 地 忍 路 2 丁 目 指定年月日 昭和36年3月10日 管 理 者 小 樽 市 忍路環状列石(ストーン・サークル)は、およそ3,500年前の縄文時代後期の遺跡です。 ゆるやかな斜面を平らな面に造成し、南北33m、東西22mの楕円形に石を配置して造られています。近代になって一部手が加えられ、造られた往時とは異なっているところがありますが、隣接する忍路土場遺跡の関係から、縄文時代の生活を知ることができる重要な遺跡です。 この頃の東日本では、石を円形に敷きつめたり、あるいは石を環状に配置したお墓、いわゆるストーン・サークルが造られており、その技術と文化が北海道にも入り、その後独自の変化をとげていきます。 ストーン・サークルの用途については、各地での調査例から日常の生活空間と区別された墓地で、死者を弔う儀式も行われた場所であると考えられています。 なお、貴重な遺跡保護のため、柵内への立ち入りはご遠慮ください。 小樽市教育委員会 |
周囲にはストーンサークルの名前の通りに、石が列状に円く配置されていたが、真ん中には少し尖った石や標柱のような四角柱状のものが見える。 |
ストーンサークルの全景(手前から) |
ストーンサークルの全景(奥から) |
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二人の散歩路記録 2002年11月10日(日) 曇り |