西野中山(425m) =手稲山東 ネオパラ山南尾根= |
ポイント 西野西公園には駐車場がない。山頂は藪で見晴らしは良くない。西野上山495.3mには小さな沢を登ると行けそうだった。 |
西野西公園ルート |
アクセス 西野西公園(札幌市西区西野9条9丁目)に駐車場があるので、冬でも駐車スペースはあるだろうと思ったが雪の山だった。駐車スペースを探して、右往左往するが大雪で何処も雪の山だった。最後に林道の前でも停める所は無いだろうかと車を進めると、屋根の雪下ろしをしている男性がいた。屋根の上を向いて、停めても良いだろうかと尋ねると車庫の横に停めても良いとのこと、早速、愛棒の手造りの革の小物入れを受け取ってもらう。 国土地理院地図 GPSトラックは山の地図帳「2012.12.21」へ 周辺地図 |
12月21日 <2012(H24)年 新雪30〜50cm 往復スノーシュー4.361km 登り2:27 下り1:00> |
西野西公園の奥に延びる林道を辿って行くと、住宅地を取り囲む様に、三角山、奥三角山、奥三角山の奥に藻岩山の頭、三菱山、五天山、砥石山が見えていた。 |
三角山 奥三角山 三菱山 五天山 砥石山 |
こんなに見晴の良い林道は無いと思いながら、昨日から降り積もった深雪のラッセルをする。林道は西野川沿いに延びているようで、砕石場のある岩崖の山々も見えて来る。 |
三菱山 五天山 砥石山 岩崖 |
林道の曲がり角には、電波塔が建っていた。電波塔から曲がり、240m峰のコルを見上げると青空が眩しい。コルへ向かって沢沿いを登って行くと、踏み固められた道に合流する。この沢は西野川の源頭だった。踏み固められた道は送電線を越えて西野山(240m)に向かっていた。ジモティの散歩道にようで、道端の雪の上にはお尻を付いた跡があった。形から推定すると女性のようだった。 トレースと言うより立派な道から別れ、一気に深雪のラッセルが始まる。深雪に加え倒木が行く手を遮り、不用意に倒木近くに近づくと、落とし穴が待っていた。展望の無い林の中をラッセルしながら登って行くが、新雪の深雪なので中々進まず、休憩ばかりが多くなってしまう。ようやく、西野市民の森の251m峰が望めるようになるが、再び、林の中を登って行く。 |
電波塔 | コルを見上げ | コルへ | 251m峰 |
三角点「西野上495.3m」と425m峰のコルへ向かって登って行くが、どうしても三角点「西野上495.3m」から東に延びる尾根に入り込んでしまう。尾根を変えようと思っても、地図では想像できない倒木に埋まった沢があるので、そのまま登って行くと、岩壁に阻まれるので、その下をトラバースする。425m峰のコルの手前で、ツララの下がった穴を覗くと水が流れていた。ここの上が西野川の源頭で、地図を見る限り登れそうな沢に見えたが、固雪でないと登れそうにない。三角点は諦め、目の前の425m峰に逃げ込む。山頂は藪だったが、座ってアンパンとクリームパンを食べながら、木立越しに見える市街地を見る。丁度、三角山の北側に広がる崖と思われる所が覗けた。 |
ややこしい沢 | 西野川の源頭部 | 山頂 | 山の手の崖 |
山頂付近は凍らない穴が多いので、無闇に動けないが、北西側に行くと岸壁が覗けた。コルから伸びる尾根を登ることが出来ないかと見るが急すぎるようだ。帰りは、岩壁から登って来たトレース通りに引き返す。 |
凍らない穴 | 岩壁 | コルから手稲山方向 | 岩壁 |
=山名考= 山名が見当たらないので、取あえず、西野上山と西野山の中間なので西野中山とした。 |
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二人の山行記録 (遊びの時間含む) 2012(H24)年12月21日(金) 晴れ時々曇り ラッセル新雪30〜50cm 往復スノーシュー4.361km 登り2:27 下り1:00 10:04林道入口→10:16電波塔→10:37コル→12:29頂上12:47→1329コル→13:38電波塔→13:47林道入口 |